平成9303日目
2014/06/28
この日のできごと(何の日)
【圏央道】相模原相川IC〜高尾山IC供用開始
首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の相模原愛川インターチェンジ(IC、神奈川県)―高尾山IC(東京都)の開通式が28日、相模原市で開かれた。都心の高速道路を通らずに東名高速と中央道、関越道を行き来できるようになり、首都高などの渋滞緩和が期待される。一般車両は同日午後3時から通行できるようになった。
新たな開通区間は14・8キロ。既に通行できる区間と合わせて、東名の海老名ジャンクション(JCT、神奈川県)と中央道の八王子JCT(東京都)、関越道の鶴ケ島JCT(埼玉県)がつながる。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【大阪市・橋下徹市長】7月中に都構想設計図を完成
大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長は28日、市内で開かれた維新の会合で、大阪都構想の設計図にあたる協定書について「7月中に完成させる」と明言した。橋下氏は3月の出直し市長選の際、協定書を夏までに完成させることを掲げていたが、時期に言及したのは初めて。都構想の制度設計を話し合う法定協議会会長の浅田均大阪府議は、7月1日に法定協を再開させ、開催頻度を高めることで議論を加速させたい考えだ。
橋下氏は法定協の反対派メンバーを27日に入れ替えたことについて、「民主主義のルールにのっとり、何ら問題ない」と強調。反発する他会派に対しては「(入れ替えを掲げた)出直し市長選に対立候補を立てず、今おかしいというのは言語道断だ」と非難した。《産経新聞》
【自民党・石破茂幹事長】集団的自衛権行使容認に理解求める
自民党の石破茂幹事長は28日、鳥取県倉吉市内で講演し、集団的自衛権の行使容認に理解を求めた。「日本に対する攻撃と同じくらい国民の生活や権利を根底から覆すものに対し、限定的に行使する」と強調。公明党執行部は午後、行使容認のための憲法解釈変更に関し、地方組織の幹部を集めて説明する会合を党本部で開いた。
石破氏は「自公両党が納得しなければ合意できない。来週のいつ結論が出るのか、軽はずみなことは言えない」と語り、公明党内の意見集約を見守る姿勢を示した。
公明党執行部は会合で、山口那津男代表らが解釈変更への慎重姿勢から転じた経緯を説明し、理解を求めるとみられる。《共同通信》
【公明党】集団的自衛権巡り地方から異論
公明党は28日、集団的自衛権を巡って47都道府県の地方代表による懇談会を東京都内で開き、党執行部が集団的自衛権の行使を容認する閣議決定などを説明した。
しかし第二次世界大戦の記憶が色濃く残る広島、長崎、沖縄をはじめ、地方側は「北から南まで慎重・反対論が100%」(出席者)となり、「地元で連立離脱を求める声がある」「『次の選挙は応援できない』と言われた」と悲鳴もあがった。執行部は「憲法9条の規範は守る」と説得に追われ、閣議決定後に党幹部が各地を回り、支持者に直接説明する方針を示した。《毎日新聞》
【沖縄県・仲井眞弘多知事】3選出馬を前向き検討
沖縄県の仲井真弘多知事は28日、那覇市での会合で、11月16日投開票の知事選への3選出馬を前向きに検討する考えを示した。知事選は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の是非が争点となる見通し。
会合には県内20の市町村長や、市町村議会の議員らが出席。仲井真氏に出馬を求める声が相次いだ。仲井真氏は「男冥利に尽きる。もうほんのひと呼吸、時間をいただければと思う」と応じた。
仲井真氏は、昨年末に自ら承認した辺野古沿岸部の埋め立てに触れた上で「進めてきた施策は間違っていなかった。基地問題を前に進め落ち着かせることが重要で、現実的だ」と力説。《共同通信》
【民主党・海江田万里代表】安倍政権と対決訴え
民主党の海江田万里代表は28日、北海道小樽市での集会などで集団的自衛権の行使容認や環太平洋連携協定(TPP)交渉をめぐり安倍政権と対決していく姿勢をアピールした。政権奪還を目指す野党として存在感を示し、党内にくすぶる「代表交代論」を封じ込めたい考えだ。
海江田氏は小樽市での車座集会で、憲法解釈変更による集団的自衛権の行使容認について「閣議決定までに国会で議論しないといけないが、7月1日に一方的に決めようとしている」と指摘。「フェアではないやり方に大きな怒りを感じる」と批判した。《共同通信》
【北朝鮮】新たな墓地を公開
終戦前後に現在の北朝鮮地域で死亡した日本人の遺族9人が28日、北朝鮮北東部清津の羅南地区の日本人墓地とされる山を訪れ、慰霊のための祈りをささげた。北朝鮮側によると、戦後、日本人にこの場所を公開するのは初めて。
訪問は遺族の希望に応えたものだが、新たな墓地を公開することで、5月末に拉致被害者らの再調査実施で合意した北朝鮮側が、積極的に対応している姿勢を示す狙いもありそうだ。
北朝鮮政府関係者は28日、合意について「全ての日本人が調査対象」と述べ、今後の協議次第では今回公開した場所も調査対象になる可能性を示唆した。《共同通信》
【中国・習近平国家主席】「平和姿勢」を強調
中国の習近平国家主席は28日、北京の人民大会堂で開かれた外交基本原則「平和共存5原則」発表60年の記念大会で演説し「中国は5原則を発展させ、平和で共に繁栄できる調和の取れた世界づくりを目指していく」と述べ、「平和姿勢」をアピールした。
強圧的姿勢が目立つ中国に対する各国の懸念を和らげる狙いがありそうだ。
大会にはインドのアンサリ副大統領やミャンマーのテイン・セイン大統領らが出席した。
習氏は「中国は必ず平和的発展の道を歩む」などと強調する一方で、東・南シナ海などでの領有権争いを念頭に領土問題で一切妥協しない方針もあらためて示した。《共同通信》
【サラエボ事件】発生から100年
第1次世界大戦のきっかけとなったオーストリア皇太子暗殺事件から100年を迎えた28日、事件現場のボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボを訪れたオーストリアのフィッシャー大統領は「未来の平和と(民族の)共存を願う」と訴えた。サラエボでの平和を願う式典の後、記者団を前に述べた。
この日の式典には、オーストリアやモンテネグロなど、第1次大戦時に敵対した国々の首脳らが参加。ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団がシューベルトの交響曲第7番「未完成」で戦争を引き起こした人間の不完全さを表現した。《共同通信》
【第36回モスクワ国際映画祭】「私の男」最優秀作品賞受賞
第36回モスクワ国際映画祭の授賞式が28日開かれ、熊切和嘉監督(39)の「私の男」が最優秀作品賞を受賞した。主演の浅野忠信さん(40)には最優秀男優賞が贈られた。
日本映画の最優秀作品賞獲得は「生きたい」(新藤兼人監督)以来15年ぶり。最優秀男優賞は「ふるさと」の加藤嘉さん以来31年ぶりとなる。
熊切監督は台湾に滞在中で、映画会社を通じて「企画段階から完成に至るまでさまざまなトラブルに見舞われた映画でしたが、神様もいたんだなあと。最高です」とコメントした。日本で別の作品を撮影中の浅野さんも「とてもうれしいです」と喜びの談話を発表した。《共同通信》