平成8207日目
2011/06/28
【この日の菅直人総理】
東日本大震災復興対策本部
平成23年6月28日、菅総理は総理大臣官邸で、第1回となる東日本大震災復興対策本部を開催しました。
この本部は、6月24日に施行された東日本大震災復興基本法に基づき、内閣に設置されたものです。
本日の会議では、6月25日の東日本大震災復興構想会議から菅総理へ手渡された提言の内容について、五百旗頭真復興構想会議議長から説明がありました。また、本部の運営等について話し合われました。
菅総理は冒頭のあいさつで、「この本部は復興基本法に基づく本部でありまして、先日の土曜日に構想会議から提言を頂いておりますので、それをベースに指針を作って、そしていよいよ本格的な復興の計画を進める、そういう立場にあります。
これまで取り組んできたこと、これから取り組まなければいけないことが停滞をしないで国民の皆さんの期待に応えて迅速に進むように、全力を挙げていただきたい。」と述べました。
また、本日の議論を踏まえ、「復興の基本方針というものを策定をしなければなりません。これは五百旗頭議長の下の復興構想会議の提言を最大限尊重して指針という形におまとめ頂くわけであります。
特区とか復興財源の問題、復興庁の問題などについては、この法律そのものが与野党の改めての提案で成立をしたという経緯も含めて、是非幅広いご議論を頂ければと思っています。
物事の進展のスピードについて、できるだけ早い進展を望んでいます。もちろん、慎重にしなければならない問題、しっかり考えなければならない問題もありますけれど、できることはどんどん進めていくという姿勢で復旧・復興に更に臨んでいただくことが国民の皆さんの理解を得る上からも、大変重要ではないかと思っております。」と述べました。《首相官邸》
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【新党改革・舛添要一代表】菅首相は「天才的な言葉の魔術師、ペテン師だ」
新党改革の舛添要一代表は28日の記者会見で、菅直人首相が退陣条件や国会の会期延長をめぐり発言を微妙に修正しているとした上で「天才的な言葉の魔術師、ペテン師だ。そこまで平気で前言を翻せる能力がないと政治家をできないのかと思うと、私なんか最初に失格だ。見習いたい」と当てこすった。
また、菅氏を中華民国初代総統の袁世凱に例え、「自分の権勢欲を満足することだけが行動基準で、非常に似ている。(首相も袁世凱同様に)だんだん裸の王様になっている。この政権もそう長くない」と指摘した。《産経新聞》
【自民党・谷垣禎一総裁】「菅首相は暴走を始めた」
自民党は28日午前の役員会で、菅直人首相が同党にいた浜田和幸参院議員を東日本大震災の復興対策を担当する総務政務官に「一本釣り」したことを受けて、徹底的に対峙していく方針を確認した。
谷垣禎一総裁は役員会で、「首相は(政権運営には)行き詰まり、暴走を始めた。自民党の協力は一切、いらないということだ」と厳しく批判。国会対応も対決姿勢を強める考えを表明した。石原伸晃幹事長も役員会後の記者会見で「自民党、民主党執行部との信頼関係をズタズタにした」と指摘した。浜田氏に対しては「政党人として本当に許されない行為だ。自民党の支援者、同僚議員の協力で議席を得たにもかかわらず、目の前にぶら下げられたニンジンに飛びつくさもしい人だ」と非難した。
公明党の山口那津男代表も記者会見で「他党の議員を閣内に引っこ抜くという禁じ手を使うのは、協調的な機運をぶちこわしていると言わざるを得ない。自民党として不快な気持ちを持つのはもっともだ」と述べた。《産経新聞》
【野田佳彦財務相】内閣人事で菅首相を批判
菅直人首相が27日に行った内閣人事をめぐり、国会運営が厳しくなるとして野田佳彦財務相など一部の閣僚から批判の声が出ている。首相が退陣の条件にもあげる特例公債法案の成立などにもめどが立たない状況で、月内を目指していた社会保障と税の一体改革の閣議決定も見送りとなる可能性が出てきた。
野田財務相は28日、閣議後の会見で、自民党の浜田和幸参議院議員を総務政務官に起用したことに関して「一つの判断だが、国会審議を考えると野党の態度硬化は非常に厳しい情勢だ。正面玄関から頭を下げてお願いするのが筋だ」と批判した。
自見庄三郎金融・郵政改革担当相は「人事権者は菅首相であり、その人事に論評するのは好ましくない」と述べるにとどめたが、枝野幸男官房長官も「厳しい指摘があることは承知しており、謙虚に受け止める必要がある」との認識を示した。《ロイター》
【 Google+(プラス)】試験運用開始
米インターネット検索大手グーグルは28日、新たなソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)「グーグル+(プラス)」の試験運用を始めた、と発表した。同サービスで5億人以上の会員を抱え、利用者が急増している米大手フェイスブックに対抗する。
サービス上で友人になった人を「家族」や「会社」などに分類。同時に複数と会話できるビデオチャットや、ネット上からあらかじめ指定したニュースや写真を探し出す機能も設定した。当初は参加者を招待制にして、サービスの改善を進める。本格展開の時期は未定。《共同通信》