平成9217日目
2014/04/03
【この日の安倍総理】
宝塚歌劇団の功績を称賛
安倍晋三首相は3日、初公演から100周年を迎えた宝塚歌劇団の星組男役トップスターの柚希礼音さんらと官邸で面会し、長年の功績をたたえた。「安倍内閣も『女性が輝く社会』を目指しているが、皆さんは100年前から歴史を積み重ねてきた。世界に発信してほしい」と語り掛けた。
はかま姿の柚希さんらは笑顔でサイン入りポスターなどを手渡すと、首相は「一度見に行ったが、大変華やかだった。部屋に花が咲いたようだ」と、満足げな様子。
政府は歌劇団の活動に内閣総理大臣表彰を贈ると発表しており、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で5日に開催される100周年記念式典で授与する。《共同通信》
チリ沖地震で哀悼メッセージ
安倍晋三首相は3日、南米チリ北部の地震で大きな被害が発生したことを受け「多くのチリ国民が被災されたことに哀悼の意を表する」とのメッセージをバチェレ大統領に伝えた。《毎日新聞》
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【札幌市北区】北海道警官舎玄関で爆発
3日午後11時45分ごろ、札幌市北区北25条西7丁目の北海道警の官舎に住む警察官から「どんという物音がして煙が見える」と110番があった。1階玄関付近で電気メーターの一部が溶け、カセットこんろ用のガスボンベが少なくとも5本見つかった。道警は何者かがガスボンベを爆発させた可能性があるとみて現住建造物等放火未遂容疑で調べている。けが人はいなかった。
北署によると、ガスボンベは1階の空き室近くにあり、うち3本が破裂していた。北区では1月以降、北署の駐車場に止めてあった車などが焼け、ボンベなどが見つかる不審火が4件相次いでおり、同署が関連を調べている。《共同通信》
【東京都大島町】26世帯に避難指示
東京都大島町は3日夜、降り続く雨の影響で土砂災害の危険性が高まっているとして、泉津地区23世帯と岡田地区3世帯の計26世帯に避難指示、両地区の計184世帯に避難勧告を発令した。町の避難指示、勧告の発令は、土石流災害で39人の死者・行方不明者が出た昨年10月以来。
気象庁によると、泉津地区では3日午後10時までの24時間の降水量が182ミリに達し、同庁は午後6時15分、町に土砂災害警戒情報を出していた。伊豆諸島北部では、5日午前0時までの24時間に50ミリの雨が降ると予想されている。《読売新聞》
【フィギュア・安藤美姫選手】引退セレモニー
フィギュアスケートの元世界女王で昨年末の全日本選手権で現役を引退した安藤美姫さん(26)が3日、愛知県名古屋市で行われたアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」に出演した。
全選手が演技を終えた後に引退セレモニーが開かれ、「アメージング・グレース」で熱演を披露。「みなさんありがとうございました。スケーターとしては波のあった選手と思うけど、それが安藤美姫。緊張したけど温かい空気の中、滑らせてもらえて幸せでした」と会場に来たファンへ惜別メッセージを送っていた。《スポニチ》
【米バージニア州】「東海」併記の州法成立
米南部バージニア州のマコーリフ知事は3日までに、同州内の学校で使う教科書で日本海を表記する際に、韓国が主張する「東海(イーストシー)」を併記することを義務付ける州法案に署名した。米紙ワシントン・ポスト(電子版)が報じた。こうした法律が米国の州レベルで成立するのは初めてとみられる。
日本政府は、日本海が国際的に認められた唯一の呼称との立場から、同州議会議員への説得を続けてきたが、同州の上院で今年1月、下院でも2月に圧倒的多数で法案が可決。これを受けてマコーリフ知事は3月31日に署名した。州法は7月1日に発効する。《共同通信》
【英国・エリザベス女王】ローマ法王と会談
英国のエリザベス女王(87)は3日、バチカンを訪問し、ローマ法王フランシスコと昨年3月の法王就任後初めて会談した。かつてカトリックと英国国教会は対立し、最近も関係がぎくしゃくしていたが、対話により和解を進展させ、宗派間の団結を強める狙いがありそうだ。
会談は非公式で行われ、内容は明らかにされていない。イタリアのメディアによると、法王は女王に羊皮紙の写本などをプレゼント。女王からは英王室の敷地で栽培された果物のジュースや蜂蜜などが贈られ、和やかな雰囲気だった。《共同通信》
【米・ASEAN】国防相会議
ヘーゲル米国防長官は3日、米ハワイ州・ホノルルで東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の国防相を招いた会議を開催し、南シナ海での領有権主張を強める中国を念頭に、ASEAN諸国との連携を強化する方針を表明した。
ヘーゲル長官は会議後の記者会見で「米国は領有権争いの高まりによる南シナ海の不安定性に懸念を強めている」と指摘。会議で、緊張が続く南シナ海に言及したことを明らかにした。
また長官は会見で「航行の自由」確保の重要性などを指摘し中国をけん制した。《共同通信》
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米国と東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国による米ハワイでの国防相会議は3日、共同声明などを発表しないまま閉幕した。南シナ海で領有権を主張する中国をけん制しつつ、過度な対立は避けたい意向が交錯し、煮え切らないまま終わった格好だ。
ヘーゲル米国防長官は3日の記者会見で、1日から続いた一連の会議について「ASEANへの米国の関与を強化する重要な一里塚だ」と意義を強調した。だが中国への対応で「一致」や「合意」との表現はなく、災害救助や人道支援面の成果ばかりが目立った。《共同通信》