平成9165日目

2014/02/10

【この日の安倍総理】

杉良太郎さんに感謝状

安倍晋三首相は10日、東南アジア諸国との友好親善に取り組んできた俳優で歌手の杉良太郎さんを官邸に招き、感謝状を手渡した。首相は、杉さんが日本と東南アジア諸国連合の交流開始40周年をPRする特別大使として活動したことに対し「大変お世話になった。日本からいい発信ができた」とたたえた。


https://www.kantei.go.jp/

杉さんは「これからも一層(親善に)努めたい」と応じた。その後、記者団に「大変うれしい。今後も日本文化の発信に取り組みたい」と意欲を見せた。

杉さんは芸能活動の傍ら、私財を投じて学校建設を支援するなど20年以上にわたってベトナムで慈善活動を続け、日ベトナム特別大使も務めている。《共同通信》

舛添氏当選「東京五輪へ協力」

安倍晋三首相は10日午前、東京都知事選で自民党が支援した舛添要一元厚生労働相が当選したことについて「都民の支持を得て当選して良かった。(舛添氏と)2人で力を合わせて素晴らしい2020年東京五輪・パラリンピックにしていきたい」と官邸で記者団に語った。

今後の都政に関し「さまざまな課題があるが、しっかりと取り組んでいただきたい。東京を、世界の真ん中で輝く都市にしていってほしい」と求めた。

山本一太沖縄北方担当相は東京都内で記者団に「舛添氏は政策立案能力、実務能力もずばぬけて優れた方だ。首都東京に日本全体の経済をけん引してほしい」と期待感を示した。《共同通信》

建国記念の日を前にメッセージ

安倍晋三首相は10日、建国記念の日を11日に迎えるに当たり、「私たちの愛する国、日本を、より美しい、誇りある国にしていく責任を痛感し、決意を新たにしています」とのメッセージを発表した。政府によると、首相が建国記念の日に合わせてメッセージを出すのは、歴代政権で初めて。支持基盤である保守層重視の姿勢を示す狙いがありそうだ。

2月11日は初代の神武天皇が即位したとされる日で、明治時代に「紀元節」として定められた。1966年に建国記念の日となることが決まり、67年に始まった。

菅義偉官房長官は10日の記者会見で、首相の強い意向でメッセージが作成されたと明かした。《共同通信》




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【国交省】JR北海道を刑事告発

JR北海道でレール検査データが改ざんされた問題で、国土交通省は10日午後、国に虚偽のデータを提出して監査を妨げたなどとして、鉄道事業法違反(虚偽 報告および検査妨害)の疑いで北海道警に刑事告発したと発表した。告発対象は行為者を特定せずに容疑者不詳とし、法人としての同社も加えた。《日経新聞》

【リンガーハット】8番ラーメンとの業務提携を発表

リンガーハットは北陸を中心に「8番ラーメン」を展開するハチバンと経営統合を視野に、資本・業務提携すると10日、正式に発表した。タイを中心にアジアで112店を展開しているハチバンのノウハウを活用して、急成長するアジアの外食需要を取り込みたい考えだ。《日経新聞》

【ボクシング・内藤律樹選手】日本スーパーフェザー級王者に

作家沢木耕太郎氏のノンフィクション「一瞬の夏」の主人公として知られる往年の名ボクサー、カシアス内藤氏(64)の長男で日本スーパーフェザー級1位の内藤律樹(E&Jカシアス)が10日、東京・後楽園ホールで同級2位の松崎博保(協栄)との王座決定戦に8回終了、TKO勝ちして新王者となった。

カシアス内藤氏はミドル級の東洋、日本王座を獲得しており、親子で日本王者となるのは野口進、恭(ともに故人)に次いで2例目。プロ9戦全勝(5KO)とした22歳の内藤は「おやじは東洋もとっているのでまだ並んでいない。強い相手と闘っていきたい」と話した。《共同通信》

【ネパール】新首相にコイララ氏

ネパール制憲議会は10日、新たな首相を決める投票を行い、昨年11月の制憲議会選挙で第1党となったネパール会議派のスシル・コイララ総裁(76)を選出した。コイララ氏は唯一の立候補者で、過半数の票を獲得した。

制憲議会とコイララ氏にとって新憲法制定が最大の懸案。1年以内の公布を目指しているが、憲法の骨格をめぐり政党間の対立が予想され、新首相の手腕が問われる。

コイララ氏は議会演説で「民主的な憲法制定の手助けをするのが最優先課題だ」と強調した。議会での投票で支持を受けた第2党の統一共産党との連立内閣を発足させる見通し。《共同通信》

【仏・オランド大統領】訪米

フランスのオランド大統領は10日、米国公式訪問を始めた。オバマ米大統領と共に同日、米国独立宣言直後の18世紀後半に駐仏米公使を務めたトーマス・ジェファソン第3代米大統領のバージニア州の旧宅モンティチェロを訪れ、米仏関係強化を確認した。

オバマ氏は、ジェファソン(1743~1826年)が活躍した時代、フランスが支援した米国の独立戦争がフランス革命に影響を与えたことに触れ「この邸宅は米仏の絆を象徴している」と指摘。オランド氏は「われわれは今後もずっと友人だ」と応じた。

国賓訪問だが、事実婚パートナーとの関係解消で単身での渡米となった。《共同通信》

【米ニューヨーク市・デブラシオ市長】施政方針演説

米ニューヨーク市のデブラシオ市長は10日、就任後初の施政方針演説をし「格差や不平等の危機が、私たちがニューヨークに抱く(働けば報われるという)期待を最も脅かしている」と述べた。貧困層の生活底上げや富裕税導入、不法移民の保護など弱者救済の方針を鮮明に打ち出した。

デブラシオ氏は「上流層の要求を優先し、幸運の星の下に生まれなかった人々の苦闘を無視する」ことのない行政を目指すと宣言した。

金融危機からの経済回復は庶民には実感のない「遠い幻」だとし、市民の46%が「貧困、またはそれに近い」層に入ると説明した。《共同通信》



2月10日 その日のできごと(何の日)