2025 令和7年3月9日(日) 「男が産めるのうんこだけ」

令和2140日目

2025/03/09

この日のできごと(何の日)

【男が産めるのうんこだけ】

「男は黙れ」「男が産めるのうんこだけ」。政治的メッセージを掲げた黄色い横断幕の前で3人の女性が、こんな不適切表現をラップ調で連呼した―。3月8日の「国際女性デー」に合わせ、市民団体が9日に都内で開催した集会を巡り、波紋が広がっている。

問題の集会は、安保法制廃止などを活動理念に掲げる市民団体の女性らでつくる「フェミブリッジ・アクション東京」が企画し、JR新宿駅前で行われた。集会には社民党首の福島瑞穂氏や前東京都武蔵野市長で立憲民主党の松下玲子氏、共産党の吉良佳子氏ら現職の国会議員も参加した。

主催者側が動画サイト「ユーチューブ」に公開した映像によれば、「男が産めるの」コールは、集会の最後に披露された。主催メンバーで市民活動家の菱山南帆子氏ら3人がマイクを手に問題のコールを連呼し、集まった参加者も声を合わせたが、聴衆からは失笑する声も聞かれた。

また、賛否が分かれる選択的夫婦別姓をテーマにした街頭スピーチでは、菱山氏らが同じくラップ調で「反対する人、心配ご無用。だって選択的ですよ?」「あなたの日常変わらな~い。幸せな人が増えるだけ」などと訴えるシーンもあった。

福島氏は「なんで私が吸収合併されなきゃならないのか? 名前が変わっても家族が壊れることはない」と自身の経験に基づく持論を集会で語った。集会後には参加者に囲まれて記念撮影する様子も写っていた。

■「その件にはお答えしない」

福島氏に参加の経緯や不適切表現を含む集会の演出などについて見解を尋ねようとしたところ、事務所の担当者は「その件にはお答えしない」と一方的に電話を切り、取材に応じようとしなかった。

所属議員が参加した立憲民主党本部によると、主催者側からジェンダー平等に関するスピーチの依頼があり、党本部が松下氏の派遣を決めたという。担当者は「集会での主張や反応については、党として全体を把握することは困難であり、回答は差し控える」とした上で、「さまざまな観点でご指摘をいただいていることは認識しており、今後の取り組みの参考にしたい」とコメントした。

一方、主催者側や吉良氏にも同様に取材を申し込んだが、現在までに回答はない。

X(旧ツイッター)などでは「男が産めるの」コールについて、「ヘイトスピーチそのもの」との声が多くみられたが、女性ユーザーからも「子供が生めない女性や、生みたくない女性も同じ扱いなの?」といった批判的な意見が目立った。《産経新聞》


【岩手県大船渡市大規模山林火災】鎮圧

岩手県大船渡市は9日、大規模山林火災が同日午後5時に延焼の恐れがなくなり鎮圧したと発表した。2月26日の出火から12日目。建物被害はこれまでの78棟から210棟に増えた。同市の三陸町綾里や赤崎町にある一部地区の979世帯2424人に対する避難指示は継続。10日正午までに指示を全て解除する見込みという。

渕上清市長は「上空からの偵察で延焼拡大の危険がないと判断した。今後は被災者の支援に注力し、鎮火に向け警戒を強化していく」と話した。

市面積の9%に当たる約2900ヘクタールが焼失した。9日正午時点の建物被害の内訳は、住宅が全壊の76を含む102棟で、作業場などの住宅以外が108棟。今後の調査で増加する可能性がある。

避難指示の対象は最大で1896世帯4596人だった。消火作業や降雨で新たな延焼の恐れがなくなったことから、再燃の可能性やライフラインを使用できるかどうかで市が解除を検討。7日に一部地区で初めて解除し、その後も段階的に解除していた。《共同通信》

【将棋】

将棋の第74期王将戦7番勝負第5局は8、9の両日、埼玉県深谷市で指され、後手の藤井聡太王将(22)=竜王・名人・王位・王座・棋王・棋聖との七冠=が120手で挑戦者の永瀬拓矢九段(32)を破り、対戦成績4勝1敗で防衛、4連覇を果たした。通算タイトル獲得数を28期に伸ばし、谷川浩司17世名人(62)を抜き単独5位となった。

終局後、藤井王将は「今シリーズは指していて充実感がありましたし、その中で結果を残せたのはうれしく思う。(永瀬九段とは)2日制の長い持ち時間で指すことができて、いろいろと勉強になった」と話した。

藤井王将は2024年6月に叡王を失い全八冠から七冠に後退したが、その後は防衛を続けている。挑戦権獲得を目指す叡王戦では本戦トーナメントで敗れており、全八冠復帰は早くても来年以降になっている。

今期の7番勝負は中盤、終盤の指し手の変化が多く、難しい将棋が続いた。藤井王将は若き王者らしい的確な読みを披露。第5局では2手目に初めて飛車先の歩を突かず、角道を開けるなど指し方の工夫も見せた。《共同通信》

【ゴルフ】

女子ゴルフの竹田麗央(21)が9日、中国・海南島のブルーベイGC(パー72)で行われたブルーベイLPGAで優勝した。日米両ツアーを兼ねたTOTOジャパンクラシックを昨秋制したが、今年から本格参戦している米ツアーのメンバーとしては初の勝利。

最終日は64の好スコアをマークし、通算17アンダーで2位に6打差をつけた。熊本県出身の竹田は昨年、国内ツアーで8勝を挙げ、初めて年間女王に輝いた。《共同通信》

ダイキン・オーキッド・レディース最終日(9日・沖縄県琉球GC=6610ヤード、パー72)女子ツアー今季開幕戦。2位から出た岩井千怜が7バーディー、1ボギーの66をマークし、通算10アンダー、278の逆転で大会2連覇を果たした。通算8勝目で、賞金2160万円を獲得した。

首位スタートの菅楓華に木村彩子、申ジエ(韓国)が4打差の2位。通算5アンダーの5位に小林夢果が入った。沖縄カトリック高2年でアマチュアの吉崎マーナは2アンダーの12位だった。(出場57選手=アマ2、晴れ、気温19.4度、東北東の風4.5メートル、観衆5371人)《共同通信》

【J1】

明治安田J1第5節第2日(9日・サンガスタジアムbyKYOCERA=1試合)福岡が京都に1―0で競り勝ち、2連勝で勝ち点6とした。後半に紺野が先制し、逃げ切った。京都は開幕戦以来となる黒星で2敗目を喫し、同5のまま。《共同通信》

【大相撲】

大相撲春場所初日(9日・エディオンアリーナ大阪)新横綱豊昇龍は小結阿炎に一方的に突き出され、波乱のスタートとなった。新横綱が初日に敗れるのは1995年初場所の貴乃花以来。大関陣は大の里が若隆景を切り返しで下したが、初めてかど番で臨む琴桜は若元春に寄り切られた。

関脇の2人はともに黒星。新三役の王鵬は千代翔馬の上手投げに屈し、大栄翔は豪ノ山に突き落とされた。元大関の小結霧島は翔猿をはたき込んだ。《共同通信》

【自民党大会】

自民党は9日、第92回党大会を東京都内のホテルで開き、少数与党として夏の参院選での勝利を「最重要課題」と明記した2025年運動方針を採択した。石破茂首相(党総裁)は演説で、6月の東京都議選も含め必勝を期すため総力を尽くすと表明。派閥裏金事件に伴う根強い政治不信を踏まえ、信頼回復に向け「政府を謙虚に機能させ、国会を公正に運営する。国民の声に謙虚でありたい」と訴えた。

立憲民主党と国民民主党の最大の支援組織・連合の芳野友子会長が来賓としてあいさつした。連合会長の出席は05年以来、20年ぶり。自民側には賃上げ政策の推進を通じて連合傘下の産業別労働組合の取り込みを図る狙いがあるとみられる。

首相は「国民が政治を信じていないとひしひしと感じている」と言及。負担増の凍結を表明した「高額療養費制度」に触れ「丁寧に弱い人、苦しい人、つらい人の声を聞く。それが信頼回復の唯一の手だてだ」と力説した。「野党の時の気持ちを取り戻し、あらゆる組織と対話する政党であらねばならない」と述べた。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエルのコーヘン・エネルギー相は9日、パレスチナ自治区ガザに向けた送電を即時停止するよう指示した。イスラエルメディアが伝えた。ガザの海水淡水化施設がイスラエルから電力供給を受けている。ガザの停戦合意交渉を巡り、イスラム組織ハマスへの圧力を強めた。

これに先立ち米紙ウォールストリート・ジャーナル電子版は8日、イスラエルが圧力を段階的に強める計画を策定したと報じた。イスラエルは2日にガザへの人道支援物資の搬入を停止したが、次の段階として電気と水の供給停止を検討。その後、本格的な空爆や襲撃を再開する可能性があるとした。

1月に発効したガザ停戦合意の第1段階は今月1日に期限を迎え、イスラエルは暫定的な停戦延長とさらなる人質の解放を要求。ハマスは恒久停戦やイスラエル軍の完全撤収を実現する第2段階への即時移行を主張し、膠着状態に陥っていた。

イスラエル軍は9日もガザで散発的な攻撃を続けた。ガザ保健当局は9日、戦闘開始以降のガザ側死者が4万8458人になったと発表した。《共同通信》

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