2025 令和7年1月11日(土) 日・インドネシア首脳会談
令和2083日目
2025/01/11
この日のできごと(何の日)
【日・インドネシア首脳会談】
石破茂首相は11日、インドネシアのプラボウォ大統領と首都ジャカルタ南方ボゴールで会談した。両首脳は覇権主義的な動きを強める中国を念頭に、日本による高速警備艇の無償供与など、安全保障協力の推進で一致した。法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の重要性も確認した。首相は会談後の共同記者発表で、インドネシアの人材育成や防災分野への支援を継続する意向を表明した。
インドネシアは、日本が同志国軍に防衛装備品を供与する「政府安全保障能力強化支援(OSA)」の対象国。高速警備艇は同国海軍向けで、両国は10日、2024年度のOSAを通じた10億円提供に署名した。
プラボウォ氏との会談では、3回目となる外務・防衛閣僚会合(2プラス2)の年内開催も申し合わせた。
日本外務省は11日、インドネシアの行政官の育成を支援するため、約70億円の円借款を行うことで同国と合意したと発表した。
首相は共同記者発表で、インドネシアが注力する学校給食制度の普及に向けて「給食研修や専門家派遣を行う」と説明した。《共同通信》
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石破茂首相の妻佳子さんが東南アジア訪問に同行し、ファーストレディーとして外交デビューを果たした。最初の訪問国マレーシアで伝統工芸の「バティック染め」を体験。11日には、インドネシアの首都ジャカルタ中心部で大型複合施設を開発する日系企業を視察した。
10日はマレーシア首相府での歓迎式典後、アンワル首相の妻の案内で船に移動。行政都市として建設されたプトラジャヤの成り立ちなどの説明を船上で受けた。両国の架け橋として活躍する複数の日本人女性と面会し「皆さまに心から感謝と敬意を表したい」とねぎらった。《共同通信》
【高校サッカー】
サッカーの第103回全国高校選手権第6日は11日、東京・国立競技場で準決勝2試合が行われ、前橋育英(群馬)と流通経大柏(千葉)が決勝(13日午後2時5分・国立競技場)に勝ち上がった。前橋育英が初優勝した第96回大会決勝と同じ顔合わせで、ともに2度目の頂点に挑む。
7大会ぶりの制覇を目指す前橋育英は、0―1の後半に佐藤の2得点などで試合をひっくり返し、準々決勝まで無失点の堅守を誇っていた東福岡を3―1で破った。
17大会ぶりの頂点を狙う流通経大柏は初出場の東海大相模(神奈川)を1―0で退けた。前半に柚木がPKを決め、その後は相手の反撃をしのいだ。《共同通信》
【ボクシング】
ボクシングの大橋ジムは11日、世界スーパーバンタム級主要4団体統一王者、井上尚弥(大橋)の防衛戦(24日・有明アリーナ)の挑戦者が負傷したサム・グッドマン(オーストラリア)から、世界ボクシング機構(WBO)同級11位のキム・イェジョン(韓国)に変更となったと発表した。
横浜市の大橋ジムで記者会見した大橋秀行会長によると、グッドマン陣営から11日早朝に昨年12月に続き、再び左目上を切ったと連絡があった。予備選手としてオファーを出していたキムとの対戦を組んだ。
試合は当初、昨年12月24日に予定されていたが、グッドマンの負傷で1カ月延期されていた。《共同通信》
【石川県珠洲市】1年遅れの成人式
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県珠洲市で11日、延期されていた2023年度の成人式「二十歳のつどい」が、23年度に20歳を迎えた人を対象として開かれた。地震後に地元を離れた人も多いが、この日は珠洲市在住者に加え、市内の中学校を卒業し現在は市外で暮らす人も含め79人が参加。1年遅れの晴れの舞台で、旧友たちと門出を祝った。
冒頭、地震と昨年9月の記録的豪雨の犠牲者に黙とうをささげた。その後泉谷満寿裕市長が式辞を述べ、参加者代表が「二十歳の誓い」を宣言。
23年度の二十歳のつどいは昨年1月7日に開催予定だったが、地震で大規模な停電や断水が発生したことなどを受けて延期された。《共同通信》
【ウクライナ情勢】
ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、ウクライナ軍がロシア西部クルスク州で、北朝鮮兵士2人を捕虜にしたとX(旧ツイッター)で明らかにした。2人は負傷しており、首都キーウ(キエフ)に移送された。うち1人は保安局の事情聴取に対し、戦争ではなく訓練に行くと考えていたと説明したという。ウクライナ当局が、捕虜にした北朝鮮兵の聴取内容を公表したのは初めて。
保安局によると、捕虜2人はそれぞれ1999年と2005年生まれ。1人はロシア軍の身分証明書を携行しており、別人の名前が記載されていた。
ゼレンスキー氏はXで、ロシア軍や北朝鮮兵士は、北朝鮮が戦闘に関与している証拠を残さないように負傷兵を処刑していると主張した。北朝鮮兵士を捕虜にするのは「簡単な任務ではない」と述べた。
ゼレンスキー氏はまた、捕虜にされた北朝鮮兵士2人とみられる写真も投稿した。1人は両手に包帯を巻いているように見える。《共同通信》
【米カリフォルニア州】山火事の死者16人に
米ロサンゼルスや周辺で発生した山火事は鎮圧の見通しがなく11日も拡大した。捜査機関は同日、死者が5人増えて16人になったと明らかにした。行方不明者もいるとみられる。当局の許可を得て11日、共同通信記者が山火事の最前線に入ると、炎が斜面を下るようにゆっくりと民家まで数十メートルに迫っていた。「避難するしかない」。住民はあきらめるように話した。
バチバチと木々が燃える音が響く。すすだらけの消防隊員が手分けして、チェーンソーで木を切り、ホースで懸命に水をかけた。数分おきに上空から飛行機やヘリコプターが炎や白い煙に向かって延焼防止剤を投下した。
数十台の消防車、100人以上の隊員らが24時間体制で活動していた。
わずか1時間の間にも、炎は山頂からだんだんと下り、民家へ迫る。避難命令の対象区域だが、撮影監督ルカ・バゼリさん(32)は父と一緒に家にとどまっていた。「他人からはよく思われないかもしれないが、ぎりぎりまで家にいたい」《共同通信》
