2025 令和7年1月10日(金) 日・マレーシア首脳会談

令和2082日目

2025/01/10

この日のできごと(何の日)

【日・マレーシア首脳会談】

石破茂首相は10日、訪問先のマレーシア・クアラルンプール近郊の首相府で、アンワル首相と会談した。両首脳は東・南シナ海や中東、ミャンマー情勢を巡り緊密に意思疎通する方針で一致。石破首相は会談後の共同記者発表で、経済的、軍事的威圧を強める中国を念頭に、シーレーン(海上交通路)の要衝であるマレーシアと安全保障分野の協力を進めていく考えを表明した。

両首脳は、経済分野でも脱炭素やサプライチェーン(供給網)強化など幅広い協力を申し合わせた。マレーシアから日本への液化天然ガス(LNG)の安定供給についても協議した。

石破首相は会談冒頭、昨年10月の就任後、国際会議への出席を除き、個別に外国を訪れるのは初めてだと紹介。前回訪問した34年前と比べ「国の発展ぶりに驚き感動している」と語った。アンワル氏は「2国間外交の最初の訪問国としてくれたことに感謝している」と述べた。

マレーシアは今年の東南アジア諸国連合(ASEAN)議長国。今回の訪問には、続いて訪問するインドネシアと併せ、経済と外交で存在感を増すグローバルサウス(南半球を中心とする新興・途上国)への関係を深化させる狙いがある。

首相は10日、政府専用機でクアラルンプール国際空港を出発し、インドネシアを訪問。11日に同国のプラボウォ大統領との首脳会談に臨む。《産経新聞》


【福男選び】

商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社として知られる兵庫県西宮市の西宮神社で10日、参拝者が開門と同時に本殿への参拝一番乗りを目指し境内を駆け抜ける伝統神事「福男選び」があった。同県宝塚市の県立宝塚高陸上部2年大岸史弥さん(17)が先頭で本殿に飛び込み「一番福」となった。

午前6時、太鼓の音を合図に高さ約7メートルの赤門が開くと、くじ引きで選ばれた最初の108人を皮切りに約5千人が境内の石畳約230メートルを全力疾走した。

大岸さんは友人に誘われ初めて挑戦した。「親や友人に感謝している。受験生になるので、部活と勉強を両立できるよう頑張りたい」と笑顔で話した。《共同通信》

【法政大学ハンマー襲撃事件】

10日午後3時40分ごろ、東京都町田市にある法政大多摩キャンパスの授業中の教室で、学生がハンマーを振り回した。男女8人が軽傷を負い、警視庁は傷害容疑で、自称社会学部2年で韓国籍のA容疑者(22)=八王子市散田町=を現行犯逮捕した。捜査関係者によると「グループから無視されて鬱憤がたまっていた。学校にあったハンマーで殴った」と供述している。

逮捕容疑は20代男性の後頭部などをハンマーで殴った疑い。「いじめられて、もやもやしていた」とも話している。大学職員が確保した。

警視庁によると、8人は10~20代の学生とみられ、男性5人、女性3人。頭や腕にけがをした。《共同通信》

【韓国情勢】

韓国の尹錫悦大統領を警護する大統領警護庁トップの朴鍾俊氏が10日、大統領権限を代行する崔相穆経済副首相に辞表を提出し、受理された。警察は、朴氏が尹氏に対する拘束令状の執行を妨害したとして特殊公務執行妨害容疑で出頭を要請。朴氏は同日、辞表を出した後、出頭に応じた。警護庁の金声勲次長がトップを代行する。

警察や高官犯罪捜査庁(高捜庁)などの合同捜査本部は近く尹氏の拘束に再び乗り出す方針で、警護庁への圧力を強めている。朴氏の辞任により警護庁の対応が変化するかどうかが焦点。韓国メディアによると、金氏は警護庁内で「強硬派」と目されており、抵抗を続ける可能性がある。

警察は朴氏と同様の容疑で、金氏を含む警護庁幹部にも出頭を求めている。韓国メディアは、捜査本部が強硬措置を続けた場合、現場の抵抗が弱まるとの見方もある。

朴氏はこれまで2度の出頭要請に応じておらず、今回も応じなければ警察が拘束令状を請求するとみられていた。警察が事情聴取後にそのまま朴氏を拘束するとの観測も出ている。《共同通信》

【米・バイデン大統領】経済分野の実績強調

バイデン米大統領は10日の記者会見で、在任期間の経済分野の功績を強調した。米国の雇用の増加やインフレ抑制などの成果を説明し「私が残す経済は世界で最も優れ、かつてないほど強力だ」と話した。

バイデン氏は「過去50年間のどの政権よりも、低い平均失業率を記録した」と主張。新型コロナウイルス感染症の流行やロシアによるウクライナ侵攻、供給網の混乱といった課題に直面しながらも「インフレ率は2%に低下した」と語った。《共同通信》

【ウクライナ情勢】

欧州連合(EU)欧州委員会は10日、日米欧の先進7カ国(G7)が合意したロシアの凍結資産を活用する支援で、ウクライナへの融資を始めたと発表した。第1弾として30億ユーロ(約4900億円)を支払った。EUは段階的に融資を続け、最終的にはG7全体の4割に当たる約181億ユーロを担う予定だ。

G7の支援は、ロシアの凍結資産から生じる運用益を返済原資として見込み、各国がウクライナに融資する。ウクライナは防衛や復興に資金を活用する。

フォンデアライエン欧州委員長は声明で「ウクライナに、自由のために戦い続けることができる資金力を提供する」と表明した。《共同通信》

ウクライナのゼレンスキー大統領は10日、バイデン米大統領と電話会談し、ロシアの侵攻を受けるウクライナの独立を支援し、自由と平和、安全の原則を守るため国際社会を団結させたとして米国に感謝を伝えた。プーチン大統領の資金源であるロシアのエネルギー部門に対する米国の新たな制裁措置にも謝意を表明した。

ウクライナ大統領府によると、電話会談ではウクライナの防空システム強化についても協議。バイデン氏は、ウクライナの独立を守ることは欧州と民主主義世界にとって極めて重要だと強調した。《共同通信》

【米・カリフォルニア州】山火事の安否不明、多数

米カリフォルニア州ロサンゼルスや周辺で続く山火事を巡り、バイデン大統領は10日「安否不明者が多数いる」と述べ、死者が増えるとの見通しを示した。ホワイトハウスで記者団に語った。被災地では略奪が横行し、警備のため警察官や米軍兵士らを増員したと話した。

連邦緊急事態管理局のクリスウェル長官は記者会見で「状況は依然として非常に危険だ。今後数日の間に再び風が強まる見込みだ」と述べた。トランプ次期政権にも状況を連日説明しているという。

バイデン氏は「気候変動は現実の問題だ。過去4年間で壊滅的な影響を目にしてきた」と強調。気候変動問題に懐疑的な次期政権にくぎを刺した。《共同通信》

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