令和1894日目
2024/07/06
この日のできごと(何の日)
【イラン】新大統領にペゼシュキアン氏
イラン大統領選の決選投票で内務省は6日、改革派マスード・ペゼシュキアン元保健相(69)が、保守強硬派サイード・ジャリリ最高安全保障委員会元事務局長(58)を破り、当選したと発表した。改革派の大統領としてはハタミ元大統領以来、19年ぶり。欧米と対立を深めた保守強硬派の外交路線から融和路線へ回帰を目指す。
核開発問題などで国際協調を目指す穏健改革路線に転換するのはロウハニ政権(2013〜21年)以来。日本とは伝統的な友好関係を維持するとみられる。ロウハニ政権は保守強硬派と改革派の中間、穏健派だった。
ペゼシュキアン氏は6日、首都郊外のホメイニ廟で支持者を前に演説し「選挙ではうそを言わず、偽りの約束もしなかった」と述べ、イラン核合意再建などの公約を守ると強調した。タスニム通信は7月下旬に就任する見通しと伝えた。ただ、国政では保守強硬派が力を握るため、イラン核合意再建は容易ではない。
最高指導者ハメネイ師は6日、ペゼシュキアン氏に祝意を伝える一方、ライシ師の路線の継続を勧める声明を発表した。《共同通信》
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【高知県四万十市】37.8度
日本列島は6日、太平洋側を中心に高気圧に覆われて晴れ、気温が上昇した。全国914の観測地点のうち、最高気温35度以上の猛暑日は132地点、30度以上の真夏日は猛暑日を含め565地点に上った。真夏日が500地点以上となるのは3日から4日連続。猛暑日は2日連続の100地点以上となった。
7日も猛暑は続き、40度近い高温に達する場所もある予報。室内でも適切にエアコンを使って熱中症に警戒が必要だ。気象庁と環境省は熱中症警戒アラートを出して、対策を呼びかけている。
気象庁によると、6日は高知県四万十市江川崎が37.8度で全国最高。徳島県美馬市37.6度、三重県伊勢市37.4度、京都市と京都府福知山市37.2度など。東京都心は34.2度だった。
一方で、前線を伴った低気圧や暖かく湿った空気の影響で大気の状態が不安定になり、1時間30ミリ以上の激しい雨となった場所もあった。午前に福井市美山で38.0ミリ、午後に東京・羽田空港と埼玉県所沢市34.5ミリ、東京都練馬区33.0ミリを観測した。《共同通信》
【東海道新幹線】停電で大幅乱れ
6日午後0時15分ごろ、東海道新幹線の静岡―掛川間で停電が発生し、上り線は一時、東京―新大阪間、下り線も東京―名古屋間で運転を見合わせた。上下線の全面的な運転再開は午後3時20分ごろまでずれ込み、その後、山陽新幹線も含めダイヤは大幅に乱れた。静岡駅や名古屋駅は足止めされた乗客らで混雑した。
JR東海によると、上下線で計27本が運休し、計108本に最大3時間20分の遅れが出て、計約9万7千人に影響した。
同社によると、停電に伴う暑さ対策で、車内の乗客に飲料水を配ったり、列車のドアを開けて換気したりした。体調不良を訴えている人はいないという。停電の原因を調べている。《共同通信》
【J1】
明治安田J1第22節第2日(6日・町田GIONスタジアムほか=8試合)首位の町田は下田のゴールで名古屋に1―0で競り勝ち、2連勝で勝ち点46とした。名古屋は4連敗。鹿島は藤井の得点などで札幌に2―0で快勝し、同41として2位をキープした。最下位の札幌は8連敗となった。
G大阪は横浜Mに4―0で大勝し、得失点差で3位。横浜Mは4連敗を喫した。柏は3―2でFC東京を下した。湘南は浦和に3―2で競り勝って7試合ぶりの勝利。鳥栖は新潟との点の取り合いを4―3で制した。
東京V―C大阪、磐田―川崎は引き分けた。《共同通信》
【プロ野球・6日】
ソ0―4楽
楽天の新人、古謝が6回2安打無失点と好投し2勝目。立ち上がりのピンチでは、力のある直球で押してしのいだ。黒川が1号2ランを含む2安打3打点の活躍。ソフトバンクは打線が今季最少3安打と元気なく、3連敗を喫した。
オ4―1日
オリックスが快勝した。二回に宗の適時二塁打で先制し、五回は大里の適時二塁打、犠飛などで3得点。4投手の継投でリードを守った。カスティーヨが6回1失点で3勝目。3安打に終わった日本ハムは守りのミスも響き4位に後退。
西3―4ロ
ロッテが4連勝。1―3の八回に藤岡の適時打で1点差に迫り、佐藤の2点二塁打で逆転した。佐藤は四回の適時二塁打を含め3打点。2番手の坂本に今季初勝利が付いた。西武はこのカード開幕から10連敗。隅田が粘れなかった。
中2―1広
中日が逃げ切った。三回に福永の犠飛で先制し、四回に板山の6年ぶりの本塁打で加点。梅津は6回を1失点の力投で2カ月ぶりとなる白星を挙げた。マルティネスは26セーブ目。広島の大瀬良は援護がなく、7回2失点で今季初黒星。
神2―1D
阪神が逆転勝ち。1点を追う五回に小幡の適時打で追い付き、六回は佐藤輝の適時打で勝ち越した。先発の伊藤将は7回1失点で4勝目。DeNAは森が六回途中まで2失点と粘ったが、打線がオースティンのソロによる1点止まり。
ヤ1―4巨
巨人が3連勝で2位に浮上した。一回に岡本和の左中間への2ランで先制し、2―1の七回にヘルナンデスの左越え2ランで加点した。グリフィンはリズム良く投げ8回4安打1失点で3勝目。ヤクルトは打線が低調で3連敗。《共同通信》
【阿里山森林鉄道】全線復旧
台湾中部の景勝地、阿里山を走る山岳鉄道「阿里山森林鉄道」が6日、全線で開通した。2009年や15年の台風で一部路線が土砂崩れで崩壊し、新たなトンネルを掘削するなどし復旧を目指していた。
この日午前、復旧後初となる阿里山駅行きの列車が嘉義駅を出発。乗客らは嘉義駅のホームに停車する列車を写真に収めた。全線復旧の式典は今月19日に開催予定。
阿里山鉄道は日本統治時代の1906年、切り出した木材の運搬目的で着工された。本線は嘉義駅(標高約30m)から阿里山駅(同2216m)までの約71キロ。これまでは嘉義―十字路(標高1534m)など一部区間での運行にとどまっていた。《共同通信》
【上川陽子外相】地雷対策支援を表明
上川陽子外相は6日、カンボジアの首都プノンペンで演説し、両国が連携し、ロシアの侵攻が続くウクライナなど第三国を対象に地雷対策支援を実施する方針を表明した。「カンボジアは地雷に苦しんだからこそ、対人地雷の非人道性の啓発に貢献できる」と強調。今月前半、ウクライナに大型地雷除去機を供与し、カンボジアで機材の使用方法の研修を行うと説明した。
支援はカンボジアの知見を共有し、日本企業が開発した地雷探知機や人工知能(AI)を使った地雷埋設位置予測システムなどの技術を活用する。上川氏は日本の政府開発援助(ODA)で地雷除去を進めている「地雷対策センター」も視察した。
6日にはソック・チェンダ・サオピア副首相兼外相と会談し、国道改修のための円借款と、日本への留学支援向けの無償資金協力に関する書簡に署名した。
フン・マネット首相を表敬訪問し、前首相のフン・セン上院議長とも面会した。
1993年4月に同国で国連平和維持活動(PKO)に参加中、殺害された国連ボランティア中田厚仁さんの慰霊碑を訪れ献花した。《共同通信》
【英・ラミー外相】訪独
ラミー英外相は6日、就任後初の外遊としてドイツを訪問し、ベーアボック外相と会談した。気候変動やロシアが侵攻するウクライナへの支援、中東情勢について協議したとみられる。主要な欧州の同盟国であるドイツを最初の訪問先に選び、英労働党のスターマー新政権が外交で最優先に掲げる欧州連合(EU)や欧州諸国との関係修復をアピールする狙い。
ラミー氏は7日にポーランドとスウェーデンを訪れ、ウクライナの支援強化や北大西洋条約機構(NATO)を通じた連携を協議する。9〜11日に米ワシントンでNATO首脳会議に出席するスターマー首相にも同行する。《共同通信》
【MLB】
米大リーグは6日、各地で行われ、ドジャースの大谷はロサンゼルスでのブルワーズ戦に「1番・指名打者」で出場し、4―3の八回に4試合ぶりの本塁打となる28号ソロを放った。2打数2安打1打点。ナ・リーグの本塁打王争いで2位と5本差のトップを走り、日本勢初のメジャー通算200本塁打まであと1本とした。チームは5―3で勝った。
レッドソックスの吉田はニューヨークでのヤンキース戦に出場し、三回に適時打を放ち4打数1安打1打点だった。チームは4―14で大敗し連勝が5で止まった。カブスの鈴木はエンゼルス戦に出場し、4打数無安打。チームは0―7で敗れた。《共同通信》