令和1804日目

2024/04/07

【日米豪比】初の本格演習

フィリピン軍は7日、南シナ海で日本の海上自衛隊と米国、オーストラリア両軍と共に初の本格的な4カ国海上演習を同日に実施したと発表した。南シナ海で威圧を強める中国をけん制した形。

演習はフィリピンの排他的経済水域(EEZ)で行われ、海自は護衛艦「あけぼの」、米軍は沿海域戦闘艦と哨戒機、オーストラリアはフリゲート艦と哨戒機、フィリピンは哨戒艦2隻とフリゲート艦、ヘリコプター2機が参加したという。海自は6日、対潜水艦戦や通信の訓練を行うと発表していた。

フィリピン軍は昨年11月以来、米軍、オーストラリア軍と2国間でそれぞれ共同巡回を実施してきた。《共同通信》

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【プロ野球・7日】

ロ5―2オ

ロッテは佐々木が一、二回に1点ずつ失って先行を許したが、立ち直って7回を9奪三振の2失点で今季初勝利。打線は1―2の四回に池田の適時打など5長短打を集めて4得点と逆転した。オリックスは曽谷が4失点で四回途中KO。

楽3―2ソ

楽天がサヨナラ勝ちし、連敗を3でストップした。2―2の九回1死二塁から、鈴木大が適時二塁打を放って試合を決めた。5番手の則本が今季初白星。ソフトバンクは新人の沢柳が決勝打を浴び、連勝が3で止まった。

日1―11西

西武は12安打11得点で圧勝した。一回に外崎の適時二塁打などで3点を先行し、四回は岸の適時二塁打などで2点を加点。八回は5安打を集めて6点を奪った。松本は8回1失点で今季初勝利。日本ハムは投打で振るわなかった。

ヤ3―1神

ヤクルトが連敗を4で止めた。一回にオスナの1号2ランで先制。八回は失策で追加した。ヤフーレは六回途中1失点で2勝目。清水が3年ぶりにセーブをマークした。阪神は才木が6回2失点と粘ったが、打線が低調だった。

巨3―0D

巨人に加入した高橋礼が6回を3安打無失点で3年ぶりの白星を挙げた。打線は一回2死無走者からつくった好機で坂本が2点打。三回は岡本和の適時打で加点した。DeNAは守備の乱れが失点につながり、連勝は3でストップ。

広0―1中

中日が3連勝。五回に宇佐見の適時二塁打で挙げた1点を継投と堅守で守り切った。メヒアが7回を無失点で今季初勝利。3番手の斎藤が八回のピンチで好救援を見せた。広島は力投の黒原を援護できず、3試合連続で零敗を喫した。《共同通信》

【ゴルフ】

富士フイルム・スタジオアリス女子最終日(7日・埼玉県石坂GC=6535ヤード、パー72)首位タイで出た23歳の阿部未悠が8バーディー、1ボギーの65で回り、通算15アンダーの201でツアー初優勝を果たした。賞金1800万円を獲得。

佐久間朱莉が1打差の2位。蛭田みな美とイ・ミニョン(韓国)がさらに2打差の3位に入った。前回優勝の山下美夢有は9アンダーで5位、藤田さいきは7アンダーの6位。前々回優勝の上田桃子は74をたたき9位に終わった。《共同通信》

【競馬】

第84回桜花賞(7日・阪神11R1600メートル芝18頭、G1)3歳牝馬3冠レースの第1戦。2番人気のステレンボッシュ(ジョアン・モレイラ騎乗)が1分32秒2で優勝し、G1制覇で重賞初勝利を飾った。1着賞金は1億4千万円。このレースでモレイラ騎手は初勝利、国枝栄調教師は3勝目。

ステレンボッシュは中団待機でためた脚を最後の直線で鮮やかに発揮した。3/4馬身差の2着は昨年の最優秀2歳牝馬で1番人気のアスコリピチェーノ、さらに首差の3着は7番人気のライトバックだった。《共同通信》

【F1】

自動車F1シリーズ第4戦、日本グランプリ(GP)は7日、三重県鈴鹿サーキットで決勝が行われ、10番手からスタートしたRBの角田裕毅は10位に入り、自身3度目となる母国GPで初の入賞を果たした。

ポールポジションから出たマックス・フェルスタッペン(オランダ)が今季3勝目、通算57勝目を挙げた。セルヒオ・ペレス(メキシコ)が続き、レッドブル勢のワンツーフィニッシュとなった。3位はフェラーリのカルロス・サインツ(スペイン)が入った。

これまで秋に開催されてきた日本GPは今年、春に移行となった。《共同通信》

【徳島市長選】

任期満了に伴う徳島市長選は7日投開票され、無所属の元市長遠藤彰良氏(68)が、無所属新人の元衆院議員福山守氏(71)=国民推薦=との一騎打ちを制し、通算2回目の当選を果たした。前回選で初当選した現職内藤佐和子氏(40)は立候補しなかった。投票率は41.37%で前回選を2.49ポイント上回った。

選挙戦で遠藤氏は地元テレビ局のアナウンサーだった知名度を生かし、幅広い層に浸透。支持者を前に「市長を務めた4年間が間違っていなかったことが勝因だ」と振り返った。福山氏は国会議員としての政治経験をアピールしたが及ばず「市民が選んだ結果が全てだ」と受け止めた。《共同通信》

【米・イエレン財務長官】中国・李強首相と会談

イエレン米財務長官は7日、中国の李強首相と訪問先の北京市で会談した。イエレン氏は「二大経済大国として複雑な関係を管理し、指導力を発揮する義務がある」と訴え、米中間の対話継続を求めた。ロイター通信によると、李氏は「米中は互いに尊重し合う必要があり、パートナーであるべきだ」と述べた。

米国は半導体分野の対中輸出規制を導入する一方、中国も半導体材料の輸出を制限している。米国は、こうした対立が一段と激化することを避けるために対話を維持したい考えだ。イエレン氏は「直接、率直に意思疎通を図ることによってのみ、前進できる」とも強調した。

イエレン氏は会談で、中国による電気自動車(EV)などの過剰生産が米国経済に悪影響を及ぼすとの懸念を伝達。低所得国の債務問題などで協力することの重要性も訴えた。

イエレン氏は5、6両日に何立峰副首相と会談。「国内経済と世界経済の均衡ある成長」について議論を進めることで一致し、過剰生産などについて協議することで合意した。《共同通信》

【台湾・馬英九前総統】北京入り

対中融和路線の台湾最大野党、国民党の馬英九前総統が7日、中国陝西省から北京入りした。当初8日に実施すると伝えられていた習近平国家主席との会談予定が10日に変更されたとの情報も。台湾当局者は、10日実施ならば米ワシントンで同日行われる日米首脳会談に対抗する意味合いが強くなるとの見方を示した。

習氏が馬氏と会えば、中国が独立派と見なす民主進歩党(民進党)新政権の5月発足を念頭に「一つの中国」を主張し、米国や日本による台湾問題への介入をけん制するとみられる。

馬氏の北京滞在は11日まで。台湾メディアは当初、習氏と8日に会談する見通しだと伝えていた。《共同通信》

【台湾東部沖地震】300人の孤立解消

台湾東部沖地震で、東部・花蓮県の山間部の観光地「太魯閣(タロコ)国立公園」で約300人が孤立していた地域と東海岸側をつなぐ道路が7日に開通した。台湾当局は最大時約700人に及んだ孤立状態を解消したと明らかにした。当局は同公園で行方不明の6人の捜索をトルコの無人機(ドローン)専門チームの協力を得て継続した。これまでに確認された死者は計13人に上る。

孤立地域は6日に西部・台中市へと通じる道路が開通し一部が帰宅した。7日朝の時点で残っていた約300人のうち業務がある約40人以外は、自家用車やバスでホテルや小学校などを離れた。東海岸側の麓にある救助指揮本部前には下山した車が次々と到着し、安全確認などを終えると帰路に就いた。

捜索現場は余震で落石が頻繁に起きるなど危険な状況が続いている。こうした中、ドローンでの捜索の経験が豊富なトルコ隊が土砂崩れの有無など捜索やインフラ復旧のために必要な現状把握の作業を進めた。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

イスラエル軍、南部撤収

パレスチナ自治区ガザで続くイスラエル軍とイスラム組織ハマスによる戦闘は7日で半年。軍報道官は同日、ガザ南部から部隊が撤収し、ガザに残るのは1部隊になったと表明した。詳細は不明だが、部隊を再編成し将来の戦闘に備える狙いとみられる。軍高官は英BBC放送に「戦闘は終わっていない。さらに作戦が必要だ」と述べた。

カービー米大統領補佐官は7日、米テレビのインタビューで「休養と再編成のためだ。彼らは疲弊し、再編成が必要と聞いている」と述べた。

軍は7日、南部ハンユニスでの戦闘で兵士4人が死亡したと発表した。ガザ保健当局は7日、ガザ側の死者が3万3175人になったと発表した。

イスラエルのガラント国防相は7日、自国軍部隊がパレスチナ自治区ガザ南部から撤収したことについて、ガザ最南部ラファへの侵攻を含め「将来の作戦への準備を進めるためだ」と説明した。イスラエルのメディアが伝えた。軍報道官は7日、部隊の南部撤収とガザ内には1部隊のみがとどまることを説明したが、理由を明言していなかった。

ガラント氏は、戦闘を続けるイスラム組織ハマスがガザを支配せず、イスラエル国民に危険をもたらさない状況に達する必要があると訴えた。軍のハレビ参謀総長も7日「ガザでの戦闘は続いている。遅かれ早かれ、まだ隠れているハマスの幹部を捕まえるだろう」と主張した。《共同通信》