令和481日目
2020/08/23
この日のできごと(何の日)
【インディ500】佐藤琢磨選手、2度目のV
米国伝統の自動車レース、第104回インディアナポリス500マイル(インディ500)は23日、インディアナポリス・モータースピードウェー(1周2・5マイル、200周=計約800キロ)で決勝が行われ、佐藤琢磨(43)(ホンダ)が日本人初優勝を飾った2017年以来、2度目の優勝を飾った。複数回の優勝は史上20人目。
予選3番手の佐藤は序盤から上位をキープし、157周目でトップに立つと、その後の優勝争いを制した。新型コロナウイルスの影響で大会は無観客で行われ、「多くの人が困難と闘う中、スポーツができ、テレビを通じて多くの人にエネルギーを与えることができたのは幸運」と語った。
インディ500は、F1のモナコ・グランプリ(GP)、ルマン24時間耐久レースと並ぶ世界三大レースの一つ。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【COVID-19】国内新規感染745人
23日に国内で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は、40都道府県と空港検疫で計745人で、2日連続1000人を下回った。死者は愛知、徳島、福岡などで計9人だった。
東京都では212人の感染が判明し、重症患者は22日より2人増えて39人。都によると、全体の半数超の109人が20~30歳代で、70歳以上も17人確認された。感染経路が判明している93人のうち、家庭内感染が44人で最多だった。《読売新聞》
【J1】
明治安田J1第12節第2日(23日・豊田スタジアムほか=7試合)首位川崎は3位の名古屋に0―1で敗れて今季初黒星を喫し、連勝が10で止まった。勝ち点は31のままで、名古屋は同23。2位のC大阪は仙台を2―1で下し、同24とした。
引退する元日本代表DF内田が現役最後の試合となった鹿島は終了間際のゴールでG大阪と1―1で引き分けた。FC東京は湘南に3―0で快勝。横浜Mは広島に勝ち、今季初の連勝とした。
神戸は浦和に競り勝った。柏はオルンガの連続試合得点が7で止まり、大分と引き分けた。《共同通信》
【サッカー・内田篤人選手】引退セレモニー
サッカーJ1鹿島の元日本代表DF内田篤人(32)が23日、茨城県鹿嶋市のカシマスタジアムで行われたG大阪戦で現役を引退した。試合後のセレモニーで選手生活を振り返り「つらさもうれしさも全て僕の財産です」とあいさつした。
近年、故障に苦しんだ右サイドバックは時折、声を詰まらせながら「練習していく中で体が戻らないことを実感し、サッカー選手として終わったんだなと考えるようになった」と決断の理由を述べ「サッカーを通じて出会えた全ての人に感謝します。また会いましょう」と締めくくった。
セレモニーではジーコ・テクニカルディレクターから花束を受け取った。《共同通信》
【プロ野球・23日】
広2―1巨
広島が競り勝ち3連勝を飾った。1―1の八回に代打坂倉の2号ソロで勝ち越した。2番手の塹江が3勝目を挙げ、フランスアが6セーブ目。巨人は打線がつながりを欠き、今季初の同一カード3連戦3連敗を喫した。
ヤ4―2神
ヤクルトは2―2の七回2死一、三塁から、一回に先頭打者本塁打を放っていた坂口の適時内野安打で勝ち越した。八回は山崎の犠飛で加点。小川は7回2失点で6勝目。阪神は打線がつながらず、3連戦3連勝を逃した。
中3―0D
中日が3連勝した。大野雄は丁寧に制球し、4戦連続の完投勝利を5安打完封で飾った。打線は三回にアルモンテの適時打で先制し、五回に代打平田の2点二塁打で加点した。DeNAは3連敗。打線が2試合連続の零敗と沈黙した。
ロ4―6ソ
ソフトバンクが一発攻勢で勝利し、単独首位に立った。三回に柳田の18号2ランで先制し、四回に松田宣、七回は栗原がそれぞれ2ランを放った。石川は緩急を使い、6回1失点で無傷の6勝目。ロッテは2連敗で2位に転落した。
日11―0楽
日本ハムが快勝した。六回に渡辺の内野安打と清宮の右前打で2点を先制。七回には松本の2点適時三塁打や清宮の4号3ランで6点を奪って突き放した。バーヘイゲンが6回無失点で5勝目。楽天は投打に精彩を欠いた。
オ6―5西
オリックスが逆転勝ちで3連勝。1―3の六回に杉本の2点適時打で追い付き、八回にジョーンズのソロ、T―岡田と伏見の適時二塁打で3点を勝ち越した、吉田凌が2勝目。漆原がプロ初登板でセーブ。西武は救援陣が崩れ、3連敗。
【ベラルーシ】大統領6選に抗議、10万人集会
ベラルーシ大統領選でのルカシェンコ大統領の6選に抗議する反政権派の集会が23日午後、首都ミンスク中心部で開かれ、地元ネットメディアによると市民10万人以上が集まった。市民らは「(ルカシェンコ氏は)辞めろ」などと声を上げた。
9日の大統領選ではルカシェンコ氏が80%超を得票したと発表された。結果を不正として大統領退陣を求める抗議活動は2週間にわたり続いているが、同氏は反政権派との対話を拒否、膠着状態に陥っている。
ミンスク市民らは「違法な集会」に参加しないよう呼び掛ける内務省の警告を無視して続々と集まり、広場や主要な大通りを埋め尽くした。《共同通信》
【TikTok】米政府提訴へ
動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国IT企業の北京字節跳動科技(バイトダンス)は23日、トランプ米政権が米国事業の売却を命じるなど同社に圧力を強めていることをめぐり、米政府を提訴する意向を声明で明らかにした。米国時間24日に提訴するとしており、米政権の反応が注視される。
同社は声明で「米政府は正当な法手続きに従わず、企業の交渉に強引に介入しようと試みた」と批判。その上で「会社とユーザーの公正な扱いを得るため、訴訟によって権利と利益を守る」と強調した。
トランプ氏は、中国ハイテク大手を米国から締め出す姿勢を強調しており、今月6日にはバイトダンスとの取引を45日後から禁止するとの大統領令を出した。14日には同社の米国事業を90日以内に売却するよう命じている。《産経新聞》
【渡部恒三さん】死去
衆院副議長を務め、「政界のご意見番」「平成の水戸黄門」と呼ばれた渡部恒三氏が23日、福島県内の病院で死去した。88歳。福島県出身。葬儀・告別式は近親者のみで執り行う。
早大卒。福島県議を経て昭和44年の衆院選で旧福島2区から無所属で出馬。ケネディ米元大統領にあやかり「会津のケネディ」と名乗って話題を集め初当選し、自民党の追加公認を得た。衆院議員を14期務め、第2次中曽根康弘内閣で厚相として初入閣。通産相、自治相なども歴任した。
旧竹下派に所属し、小沢一郎衆院議員、小渕恵三元首相らとともに「竹下派七奉行」として知られたが、平成5年に小沢氏らとともに自民党を離党。その後、新生党や新進党の結党に参加し、8年から15年まで衆院副議長。9年の新進党解党後は党籍を持たなかったが、17年の衆院選前に民主党に入党、18年に国対委員長を務めた。
21年発足の民主党政権では鳩山由紀夫、菅直人両元首相らへの歯にきぬ着せぬ発言で存在感を示した。24年の衆院選に出馬せず政界を引退。22年1月から24年5月まで産経新聞でコラム「国益が第一」を連載した。《産経新聞》