平成10842日目
2018/09/14
この日のできごと(何の日)
【関西空港】第1ターミナル一部再開
台風21号に伴う高潮によって浸水した関西空港は14日、第1ターミナルビルの南側エリアとA滑走路の運用を再開した。4日の全面閉鎖から10日ぶり。同ビル2階の国内線搭乗口から全日空の羽田便に乗客が乗り込み、午前7時すぎ、管制の指示でB滑走路から離陸した。A滑走路は未明に貨物便が離陸に使用、旅客便ではフランクフルト発のルフトハンザ便が午前7時20分ごろ、第1便として降り立った。
この日は国際線約80便、国内線約40便が離着陸を予定。被災前の約30%に当たる。タンカーの衝突で破損した連絡橋の橋桁の撤去も14日中に完了する見通し。《共同通信》
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【日経平均株価】2万3000円台を回復
14日の東京株式市場は、貿易問題をめぐる米中協議の再開期待やトルコなど新興国通貨安への不安が後退したことを好感した買いが優勢となり、日経平均株価(225種)は大幅続伸した。
午後に上海株が上昇すると、平均株価の上げ幅が300円に近づく場面もあった。終値は前日比273円35銭高の2万3094円67銭で、2月以来、約7カ月半ぶりの高値となった。
東証株価指数(TOPIX)は18・59ポイント高の1728・61。出来高は約17億3200万株。
トルコ中央銀行が市場の予想を超える利上げを決めたことから新興国通貨安による市場の混乱が回避されるとの見方が拡大した。《共同通信》
【北海道】節電目標を取り下げ
世耕弘成経済産業相は14日、地震による北海道内での平日の節電に関し、平時の「2割」としてきた数値目標の設定を連休明け18日から取りやめると発表した。揚水式の水力発電所の再稼働などで供給力が上積みできたため、家庭や企業に一律の数値を示した従来の要請を緩和。地域を区切って電気を順番に止める計画停電も「当面実施する必要はない」と語った。
道内では冬にかけて暖房の電力消費が膨らんでいく一方、老朽化した火力発電への依存度がしばらく強まる。道全体の需要を平時より1割ほど減らす必要性は変わらないとして、できる限りの節電を呼び掛ける。《共同通信》
【天皇皇后両陛下】倉敷市真備地区を訪問
西日本豪雨の被災者を見舞うため、空路で岡山県倉敷市に入った天皇、皇后両陛下は14日午後、甚大な被害が出た真備町地区の災害対応拠点となっている真備総合公園を訪問された。公園内の体育館で待ち受けた遺族や被災者らと懇談し、天皇陛下は「大変でしたね」「頑張ってください」と励まし、皇后さまは「お疲れが出ないようにね」と、いたわりの声を掛けた。
これに先立ち両陛下は真備町地区を見渡す堤防から現地を視察。陛下は説明役を務めた伊東香織市長を「災害で大変な思いをしていますね」と気遣い、皇后さまは「力を合わせて、いい復興になっていくことを願っています」と話した。《共同通信》
【河野太郎外相】外交報道姿勢に苦言
河野外相は14日の記者会見で、外務省担当記者の報道姿勢に苦言を呈した。
河野氏は、記者の関心が北朝鮮問題など特定分野に偏っているとの認識を示した上で、「世界は193の国連加盟国で動いている。(その他の分野についても)必要な情報発信は行われるべきだ」と主張した。河野氏の発言に対しては、外務省内に困惑も広がっている。職員の一人は「北朝鮮問題は安倍内閣の最重要課題だから、記者が関心を強く持つのは当然だ」と首をかしげた。《読売新聞》
【自民党総裁選】討論会
自民党総裁選(20日投開票)で一騎打ちとなった安倍晋三首相(総裁)と石破茂元幹事長は14日午後、党青年局・女性局主催の討論会で論戦を続けた。安倍氏は憲法9条改正を巡り「政治家が責任を果たすべきだ。自衛隊を書き込むことで違憲論争に終止符を打つ」と早期実現に意欲を表明。石破氏は「スケジュールありきでやるべきでない。国民に理解してもらう努力が要る」と指摘した。地方政策や外国人労働者の受け入れ問題でも舌戦が熱を帯びた。
双方は、改憲項目の主張だけでなく、改憲の進め方や手法に違いがあることが明確となった。アベノミクスや防災対策、社会保障政策も論点となった。《共同通信》