2025 令和7年1月19日(日) 韓国・尹錫悦大統領、逮捕
令和2091日目
2025/01/19
この日のできごと(何の日)
【韓国・尹錫悦大統領】逮捕
韓国の高官犯罪捜査庁(高捜庁)は19日、「非常戒厳」宣言を巡る内乱首謀容疑で尹錫悦大統領を逮捕した。ソウル西部地裁が同日午前2時50分(日本時間同)ごろ、証拠隠滅の恐れがあるとして逮捕状を発付した。現職大統領の逮捕は初めて。尹氏の一部支持者は逮捕状発付に反発し暴徒化。地裁に乱入し、破壊活動を繰り広げた。司法を否定する動きに衝撃が広がった。
尹氏はソウル拘置所から弁護団を通じ、支持者に「平和的な方法での意思表明」を要請。逮捕については「司法手続きで最善を尽くし、非常戒厳の目的と正当性を明らかにする。諦めない」と表明した。
逮捕により、15日からの拘束期間を含めて最長20日間の身柄拘束が可能となり、捜査が本格化する。尹氏の起訴は不可避との見方が強い。高捜庁は尹氏に19日午後の取り調べを通告したが、尹氏は応じなかった。
地裁周辺でデモを行っていた尹氏の一部支持者は逮捕を受け、窓ガラスを割るなどして地裁建物内に侵入。内部や外壁などを破壊した。《共同通信》
【大阪メトロ・夢洲駅】開業
大阪・関西万博の会場に直結する大阪メトロ中央線の新駅「夢洲駅」(大阪市此花区)が19日に開業し、出発式が開かれた。万博会場の人工島・夢洲につながる唯一の鉄道路線で、多い日に1日13万人超が乗り降りする来場者輸送の要。中央線を普段から利用している通勤通学客に、会期中は来場客が加わって混雑の激化が予想されている。
午前5時ごろ、夢洲駅を管理する川上義明管区駅長が「出発進行!」と号令をかけると、記念のヘッドマークを正面に付けた6両編成の始発列車が関係者や鉄道ファンに見送られながら滑り出した。
新幹線が通るJR新大阪駅から夢洲駅まで、メトロ御堂筋線と中央線で約40分。《共同通信》
【Bリーグ】
バスケットボールBリーグのオールスター戦は19日、千葉県船橋市のららアリーナ東京ベイで行われ、パリ五輪日本代表の渡辺と富樫(ともに千葉J)を擁する「B・WHITE」が、比江島(宇都宮)や川真田(長崎)らの「B・BLACK」に119―114で勝った。最優秀選手(MVP)には富樫が選ばれた。
昨年開業した大型アリーナに約9600人の観客が詰めかけた。来年は長崎市ハピネスアリーナで開催される。《共同通信》
【駅伝】
第30回全国都道府県対抗男子駅伝は19日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が大会新の2時間16分55秒をマークし、新型コロナウイルスの影響で中止となった2年を挟んで史上初の4連覇を果たした。通算で最多の優勝回数は11となった。
長野は1区の浜口大和が区間賞。4位で出た5区の佐々木哲(ともに佐久長聖高)が区間新記録の快走でトップを奪回し、独走態勢を築いた。
千葉が44秒遅れで過去最高の2位。福島が3位だった。《共同通信》
【大相撲】
大相撲初場所8日目(19日・両国国技館)綱とりに挑む大関豊昇龍は正代に押し倒され、手痛い2敗目を喫した。他の大関陣は大の里が小結若隆景を寄り切って5勝3敗。琴桜は王鵬を上手出し投げで下し、3勝目を挙げた。
関脇大栄翔は隆の勝を寄り切って6勝目。小結阿炎は翔猿を押し出し、5勝3敗とした。
平幕金峰山が8連勝で勝ち越して単独トップに立ち、1差で平幕の千代翔馬と尊富士が追う。2敗は豊昇龍、大栄翔、王鵬、玉鷲の4人。《共同通信》
【第一生命】フジCM差し止め
第一生命保険は19日、フジテレビで放映しているCMを20日から当面差し止めると明らかにした。フジテレビに関する一連の報道を踏まえたと説明した。タレントの中居正広さん(52)と女性とのトラブルにフジテレビ社員が関与していたとの報道などを背景に、企業の間にCM対応を見直す動きが広がっている。
日本生命保険やトヨタ自動車、NTT東日本なども既に同様の対応を表明した。フジテレビでのCM放映を続けると、企業イメージが傷つきかねないと判断したとみられる。《共同通信》
【大学入学共通テスト】
大学入学共通テストは19日、理科と数学のほか、現行の新学習指導要領対応に伴う教科・科目の再編で初めて導入された情報の試験が行われ、2日間の日程を終えた。出願者49万5171人のうち、情報を受けたのは61.0%に当たる30万1934人だった。
「情報I」の授業は、今の高校3年生が1年生だった2022年度に始まった。共通テストでは、プログラミングさせたり、グラフや表のデータを活用して読み取れることを考えさせたりする問題などが出された。
配点は100点だが、導入初年度ということもあり、合否判定に際し配点比率を他教科より低くする国立大が多い。
「数学(2)」は、試験時間がこれまでより10分延び、70分となった。
浪人生向けに、数学、情報では旧課程に対応した問題も出題。新課程と旧課程の平均点の差が20点以上あった場合などは、得点調整を行う。調整の有無は24日に発表される。
平均点の中間発表は22日、最終発表は2月6日。《共同通信》
【首相動静】
石破茂首相は19日、大阪市の人工島・夢洲を訪れ、大阪・関西万博(4月13日開幕)の会場を視察した。視察後、記者団に「必ず成功させることに向けて努力したい。チケットの売れ行きは決して心配していない」と述べた。首相が万博会場を訪問するのは昨年10月の就任後初めて。前売りチケットの販売が伸び悩んでおり、注目度を高めて機運の醸成につなげる狙いがある。
17日付で大阪・関西万博の名誉会長に就任した首相は「再び新たな日本をつくる場所になると実感できた」と強調した。チケット販売に関し「絶好調には至っていないが、あらゆる万博で最初は伸びない。リピーターを含め開幕後に増えていく」と語った。《共同通信》
【岩屋毅外相】日米豪印の安保連携確認
岩屋毅外相は19日(日本時間20日)、訪問先の米ワシントンでオーストラリアのウォン外相と会談した。日米豪印4カ国の協力枠組み「クアッド」の連携がインド太平洋地域の安全保障に果たす役割の重要性を確認。多国間連携に懐疑的とされるトランプ次期米大統領の就任を前にクアッド協力の継続を強調した。
岩屋氏は、20日に開かれるトランプ氏の大統領就任式に出席する。21日にはクアッド外相会合を開催する方向で調整している。
岩屋氏はインドのジャイシャンカル外相とも会談した。
外務省によると、米大統領就任式に日本の外相が出席するのは初めて。《共同通信》
【米・バイデン大統領】演説
バイデン米大統領は退任を翌日に控えた19日、南部サウスカロライナ州で演説し、米国に根強く残る人種差別の撤廃に向けた取り組みをアピールした。「米国の魂を懸けた闘いは続く」と訴えた。これに先立ち黒人教会に寄り、自身の当選を支えた同州の黒人支持者に謝意を表明した。
一方、ジャマイカ出身の黒人運動家の故マーカス・ガーベイ氏(1887~1940年)ら5人の受刑者への恩赦と受刑者2人への減刑を発表した。郵便詐欺罪で実刑判決を受けたガーベイ氏は公民権運動指導者キング牧師らに影響を与えた。
バイデン氏は在任中最後の訪問先にサウスカロライナを選んだ。2020年大統領選の民主党指名争い序盤で低迷した後、同州の黒人の支持を得て息を吹き返した恩義がある。
演説で連邦最高裁判事に黒人女性ジャクソン氏、国防長官と軍統合参謀本部議長の両ポストにそれぞれ黒人のオースティン氏とブラウン氏を指名したと強調した。
サウスカロライナ州の黒人教会では「あなたたちには大きな借りがある」と感謝の意を伝えた。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
パレスチナ自治区ガザでの停戦が19日、発効した。交渉仲介国カタールが発表した。イスラム組織ハマスから解放予定の人質のリストが届いていないとしてイスラエルが反発、発効は当初予定から3時間近く遅れ、イスラエル首相府によると、午前11時15分(日本時間同日午後6時15分)となった。双方の不信感が改めて浮き彫りとなった。
戦闘は2023年10月から15カ月超続いたが、停戦発効で人道状況改善に向けて大きな節目を迎えた。ガザ当局によると、イスラエルは発効遅れの間も攻撃を続行し、19人が死亡した。
第1段階の停戦は6週間で、19日は女性3人を解放。ハマスは第1段階の間に人質計33人を段階的に解放するほか、双方は第2段階以降の停戦継続を協議する予定。恒久停戦につながるかどうかは依然として不透明だ。ハマスはリストの遅れについて「技術的な問題」だと説明し、その後提出した。
ガザ保健当局は19日、戦闘開始以降、ガザ側死者は4万6913人になったと発表した。
ハマス拘束下の人質は約100人とされるが、既に死んだ人も多いという。《共同通信》
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イスラム組織ハマスは19日、パレスチナ自治区ガザでの停戦発効を受け、拘束していた人質女性3人を解放し、国際赤十字を通じてイスラエル側に引き渡した。イスラエルも見返りとして拘束下のパレスチナ人ら90人を釈放する見通し。第1段階の停戦期間中、双方はそれぞれが拘束する人質や囚人らの身柄交換を継続する。合意を着実に履行できるかどうかが焦点だ。
ハマスが人質を解放したのは、2023年11月~12月の戦闘休止以来。今回解放された女性3人は20~30代で、いずれも23年10月のハマスによる奇襲攻撃で拉致された後、ガザで拘束されていた。3人は治療を受けるためイスラエル中部テルアビブ近郊の病院に搬送されたが、ロイター通信によると、健康状態は良好という。
共同通信が入手した合意文書によると、ハマスは第1段階の6週間で人質計33人を段階的に解放する。7日目に4人を解放、その後毎週3人ずつ、6週目に残りの人質を解放する。一方、地元メディアによると、イスラエル側は見返りとして、囚人ら約1900人を釈放する可能性がある。《共同通信》
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「人質解放」の速報が流れると観衆からは大歓声が上がった。パレスチナ自治区ガザの停戦初日となった19日、イスラム組織ハマス拘束下の女性人質3人が解放され、家族と再会を果たした。「このまま最後の1人まで解放が続いて」。イスラエル中部テルアビブの広場には数千人が集まり、待望の瞬間を見守った。
中東メディアによると、北部ガザ市内でハマスから国際赤十字に3人が引き渡されたのは夕方。引き渡し場所は多くのガザ住民でごった返し、大混乱した。ガザ住民からはハマス戦闘員をたたえるシュプレヒコールも上がった。
3人は国際赤十字の車両でガザ境界まで移動。いずれも自力で歩行が可能で、イスラエル政府は病院で3人が家族らと抱擁する映像を公開した。3人のうちの1人、ドロン・シュタインブレヘルさん(31)の家族は「愛するドロンは帰ってきた。私たちは全人質が帰ってくるまで力を尽くす」とのコメントを出した。
テルアビブの広場に大型スクリーンが設置され、広場を訪れた女性は「順調に解放が進んでほしい」と話した。《共同通信》
