令和1862日目

2024/06/04

【金沢市】性的少数者の交流拠点で覚醒剤

性的少数者の交流拠点「かなざわにじのま」(金沢市池田町)を運営する一般社団法人「金沢レインボープライド」の元事務局長(50)(石川県白山市)が3月下旬、同交流拠点で覚醒剤を使用したなどとして、覚醒剤取締法違反で金沢地裁に起訴されていたことがわかった。

金沢地裁(野村充裁判官)で4日に初公判が開かれ、元事務局長は起訴事実を認めた。検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は11日。

起訴状などによると、元事務局長は3月28日、勤務先の「かなざわにじのま」で、注射器を用いて覚醒剤を使用し、翌29日に金沢市内の駐車場で覚醒剤2・11グラムなどを所持していたとされる。

被告人質問で、元事務局長は「約20年前に友人に勧められ(覚醒剤の使用を)始め、断薬期間もあったが月1、2回の頻度で使用していた」と説明。検察側は「使用量が少ないとは言えず、常習性も高い」と指弾した。

同社団法人は、性的少数者への正しい理解を深めてもらうため、企業や教育機関で講演などを行ったり、自治体へ政策提言をしたりしている。同法人の松中権・共同代表は取材に対し「知らなかったので驚いた」と話した。《読売新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【六四天安門事件】発生から35年

追悼封じ込め

中国共産党・政府が民主化運動を武力弾圧した1989年の天安門事件から35年となった4日、多くの犠牲者が出た北京の天安門広場などでは当局が厳戒態勢を敷き追悼の動きを封じた。習近平指導部は強権統治で民主派の根絶やしを狙う。事件を「動乱」と認定して一党支配体制の正当性を主張し、言論の自由を求める国際社会の要求を拒否。事件の関係者は「中国は民主主義と自由を抑圧している」と批判する。

広場や周辺は警察官や武装警察官が多数配置された。例年、犠牲者の遺族が訪れる北京の墓地付近でも警察車両が目立ち、墓地に近づく記者を公安関係者が排除した。

遺族の会「天安門の母」は声明を発表。真相解明や正確な犠牲者数の公表、事件の責任追及を政府に改めて求めた。「35年間、私たちは(犠牲者が)家を出た時の姿を忘れたことがない」と訴え、習国家主席に遺族と対話するよう呼びかけた。

中国外務省の毛寧副報道局長は4日の記者会見で、言論の自由を促す外国からの意見について「中国への侮辱や内政干渉には反対だ」と拒否した。《共同通信》

香港、民主派の追悼抑え込み

香港では中国の天安門事件から35年を迎えた4日、2020年まで毎年大規模な追悼集会が開かれた中心部のビクトリア公園や周辺に当局が大勢の警察官を配備し、民主派の追悼の動きを抑え込んだ。多くの市民に沈黙を迫っている」 

 香港警察は4日夜、公園で追悼を行った日本人男性の身柄を拘束し、近くの警察署に連行したが、その後、男性は釈放された。男性は太鼓を鳴らして公園内を練り歩き、香港メディアの取材を受けていた。男性は「飯村行雄」と名乗り、43歳だという。

 香港警察は3日までに、事件の犠牲者追悼を巡るインターネット投稿に関わった民主派8人を3月施行の国家安全条例違反容疑で逮捕した。《共同通信》

米・ブリンケン国務長官「天安門忘れない」

ブリンケン米国務長官は4日、1989年の天安門事件から35年となったことに合わせ声明を発表し「天安門広場で立ち上がった人々の勇気と犠牲は決して忘れ去られることはない」と指摘した。「国際社会と連携し、中国による内外の人権侵害に対する説明責任を追及し続ける」と訴えた。

超党派の米議員団は在米の中国民主活動家らと共にワシントンの連邦議会議事堂前で記者会見した。民主党のペロシ元下院議長は「中国は事件の記憶を消し去ろうとしているが、そんなことはできない」と強調した。

共和党のマッカーシー前下院議長は、香港で社会統制が強まっていることに触れ、米国は自由のために声を上げ続けると述べた。民主活動家の重鎮、魏京生氏は中国の民主化には「われわれ全員の一致団結した努力が必要だ」と語った。天安門事件当時の学生リーダー、王丹氏も記者会見に加わった。《共同通信》

【プロ野球・4日】

広0―5日

日本ハムが快勝した。0―0の四回に田宮と万波の連続適時打で2点を先取し、五回は郡司の適時二塁打で加点した。無失点リレーを見せ、先発の北山が5回2安打に抑えて4勝目。広島は今季初の5連敗で、床田は7回4失点だった。

D3―1オ

DeNAが競り勝った。1―1の七回1死三塁からオースティンの三ゴロで勝ち越し、八回には梶原の二ゴロの間に1点を加えた。2番手のウィックが来日初勝利。オリックスは前半の得点機で畳みかけられず、3連敗となった。

巨18―2ロ

巨人がともに今季最多の23安打18得点で大勝した。2―2の三回に先頭のヘルナンデスからセ・リーグタイ記録の9者連続を含む12安打で11点を勝ち越した。山崎伊は6回2失点で5勝目。ロッテは小島が乱調で3位に後退した。

ヤ4―3西

ヤクルトが延長サヨナラ勝ち。3―3の十回無死一、二塁から丸山のバント安打に失策が絡み、二塁走者が生還した。1―3の九回2死から山田の2点二塁打で追い付いた。田口が今季初勝利。西武は九回の今井の交代が裏目に出た。

中2―3ソ

ソフトバンクが逆転で4連勝。1―2の七回に暴投で追い付き、九回に四球と盗塁を絡めたチャンスから栗原の適時打で勝ち越した。4番手の杉山が2勝目、松本裕がプロ初セーブを挙げた。中日はマルティネスが踏ん張れなかった。

神1―3楽

楽天が競り勝った。1―1の延長十回に代打茂木の適時三塁打で勝ち越し、続く小郷も適時二塁打を放った。4番手の鈴木翔が2勝目、則本が12セーブ目。阪神は打線が6安打1得点とつながらず、5番手のゲラが痛打された。《共同通信》

【岸田内閣】「かりゆし」着て閣議

岸田文雄首相と全閣僚は4日午前、沖縄の夏の正装「かりゆし」を着て閣議に出席した。6月の恒例行事で、夏の軽装「クールビズ」の推進と、沖縄県に寄り添う姿勢をアピールするのが目的。

首相は5月に沖縄県の池田竹州副知事から贈られた青色のかりゆしを着用した。閣議前の応接室では全閣僚もかりゆし姿で並び、林芳正官房長官は紫色のかりゆしだった。《共同通信》

【東京株式市場】

4日の東京株式市場は、日経平均株価(225種)が反落した。外国為替相場の円高ドル安進行を受けて、輸出関連銘柄を中心に売り注文が優勢だった。ただ長期金利の低下が支えとなり、平均株価は下げ幅を縮める場面もあった。

終値は前日比85円57銭安の3万8837円46銭。東証株価指数(TOPIX)は10.59ポイント安の2787.48。出来高は約17億486万株だった。《共同通信》

【中国】月面裏側で試料採取

中国国営通信新華社は4日、中国の無人月面探査機「嫦娥6号」が世界で初めて月の裏側で土などの試料(サンプル)採取を完了したと報じた。試料を地球に持ち帰るため4日、月面を出発し、予定の軌道に入った。

国営メディアは月の研究において「重大な意義がある」と大々的に報道。4日は民主化運動を武力弾圧した天安門事件から35年に当たり、習近平指導部は事件に関する情報を厳しく規制する一方、宇宙開発の成果を誇示して国威発揚を図った。共産党一党支配の正統性を国民に印象付ける狙い。

習指導部は「宇宙強国」を掲げており、米国やインドなどとの宇宙開発競争をリードしたい考え。《共同通信》

【韓アフリカ首脳会議】

韓国の尹錫悦大統領は4日、ソウル近郊でアフリカ48カ国の首脳や代表と「韓アフリカ首脳会議」を開いた。終了後に発表された共同宣言には、鉱物資源の安定的供給を図るため、韓国とアフリカの間で協議体を設置することなどが盛り込まれた。韓国には企業のアフリカ進出を促進する狙いもある。

尹氏は開会のあいさつで「韓国として初めてアフリカの複数の国家を招待した首脳会議だ」と強調し、政府開発援助(ODA)を拡大すると述べた。会議後、尹氏と共に成果を発表したモーリタニアのガズワニ大統領は「ウィンウィンの戦略的な経済協力、経済発展計画を疑わない」と語った。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

ハマス幹部「恒久停戦なければ合意拒否」

イスラム組織ハマスの政治部門幹部ハムダン氏は4日、レバノンで記者会見し、バイデン米大統領が公表したパレスチナ自治区ガザの停戦案に関し、イスラエルが恒久停戦と軍の完全撤収を明確にしない限り「合意しない」と述べた。仲介役のエジプトやカタールに対し、この2点についてイスラエルの保証を得るよう要求したという。

停戦案はイスラエルによる提案とされる。ネタニヤフ連立政権では極右2政党が停戦案に激しく反発し、受け入れれば連立を離脱すると警告している。ネタニヤフ首相は両党への配慮もあり、恒久停戦を否定している。

イスラエルメディアによると、米政権は中央情報局(CIA)のバーンズ長官とマクガーク中東調整官をカイロなどに派遣。停戦実現に向けて外交攻勢を強めている。

バイデン氏の説明では、第1段階とする6週間の停戦でハマスは人質の一部を解放し、第2段階で「恒久的な敵対行為の停止」を実現する。第1段階から第2段階への移行の詳細は決まっていない。《共同通信》

【MLB】

トゥクピタ・マルカノ選手を永久追放

米大リーグ機構(MLB)は4日、パドレスのトゥクピタ・マルカノ選手(24)が野球賭博を行い、MLB規定に違反したため永久追放処分を科したと発表した。調査の結果、パイレーツに所属した昨季、負傷で戦列を離れていた際に同チームの試合に賭けたことが認定された。

マルカノ選手は2021年にメジャーデビューし、23年オフにパドレスに加入した。今季は負傷でプレーしていない。

アスレチックスのマイケル・ケリー投手(31)は自身の所属していないチームの試合に賭けたことが認められ、マイナー3選手とともに1年間の資格停止処分となった。《共同通信》

米大リーグは4日、各地で行われ、ドジャースの大谷はピッツバーグでのパイレーツ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数1安打だった。チームは0―1で惜敗した。

カブスの今永はホワイトソックス戦に先発し、4回1/3を投げ7安打5失点(自責点1)で勝敗は付かず、5勝1敗のまま。五回登板中に雨で中断し、そのまま降板した。鈴木は「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打。チームは7―6で勝った。《共同通信》