令和1855日目

2024/05/28

【立憲民主党・小沢一郎衆院議員】党のパーティー対応批判

立憲民主党の小沢一郎衆院議員は28日、政治資金パーティーを巡って混乱した党執行部の対応を批判した。党がパーティー開催禁止法案を提出した後、岡田克也幹事長らの開催計画が露見したことについて、国会内で記者団に「信じられない。党の意思として法案を出したのだから、その時点でやめるべきだった」と語った。

岡田氏は党会合で「タイミングを見てもおかしな話だった」と陳謝し、執行部は当面自粛すると説明した。

小沢氏は、静岡県知事選での野党系候補勝利を受け「岸田文雄首相はますます衆院を解散できなくなった」と分析。次期衆院選で野党が共闘すれば過半数を獲得する可能性があると指摘した。東京都知事選への出馬を表明した立民の蓮舫参院議員にも期待感を示した。《産経新聞》

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【日本列島】記録的大雨

前線が活発化した影響で28日、日本列島は東日本から西日本の各地で大雨となった。気象庁は線状降水帯が発生する可能性があるとして、東海3県に「半日前予測」を出し、土砂災害や河川の氾濫に厳重な警戒を呼びかけた。四国と九州南部の4県にも一時、半日前予測を出した。

28日は前線を伴った低気圧が発達しながら西日本から東日本の太平洋側を進んだ。南から暖かく湿った空気が流れ込み、前線を活発化させた。

28日夕までの24時間雨量は高知県香美市で300ミリを超え、長野、徳島、愛媛、宮崎、鹿児島の各県でも200ミリを超えた所があった。全国40地点以上で5月としては最も多くなるなど、記録的な大雨になった。《共同通信》

【Bリーグ】

バスケットボール男子Bリーグのシーズン王者を決めるプレーオフ、日本生命チャンピオンシップは28日、横浜アリーナで2戦先勝方式の決勝第3戦が行われ、広島ドラゴンフライズが琉球ゴールデンキングスを65―50で破り、2勝1敗で初優勝した。決勝初の西日本勢対決を制し、2部に在籍したクラブとしても初制覇となった。

広島は2014年に当時のナショナルリーグ(NBL)に参入。16年に始まったBリーグでは2部でスタートし、20年の1部昇格から4季目で頂点に立った。

8季目のBリーグは、1部と2部のレギュラーシーズン総入場者数が昨季から120万人以上増加した。決勝最終戦も1万2209人が来場した。《共同通信》

【プロ野球・28日】

広2―1オ

広島が4連勝で首位に浮上した。一回に末包の右前打で2点を先制。床田は7回1失点で両リーグ単独トップの6勝目を挙げた。栗林が15セーブ目。オリックスは3連敗。再三の好機を生かせず、犠飛による1点に終わった。

D6―1楽

DeNAが連敗を3で止めた。一回に宮崎の適時二塁打などで2点を先取し、三回に筒香の適時打などで2点を追加。六回も2点を挙げて突き放し、七回表2死満塁で降雨コールドゲームとなった。楽天はポンセが6回6失点と崩れた。

巨0―2ソ

ソフトバンクが連敗を3で止め、両リーグ最速で30勝に到達した。五回に栗原のソロで先制し、七回に柳田の遊ゴロで1点を加えた。有原は6回無失点でリーグトップに並ぶ5勝目。巨人は山崎伊が6回1失点も今季初黒星を喫した。

ヤ3―5ロ

五回裏終了降雨コールドゲームでロッテが18年ぶりの9連勝を飾り、2位に並んだ。二回に小川のバント安打で追い付き、三回に角中の2ランと佐藤のソロで3点を勝ち越した。小島が3失点完投で4勝目。ヤクルトは3連敗。

ヤクルトの山田が28日、ロッテ戦の二回無死二塁から中越え二塁打を放ち、通算1500安打を達成した。チームの敗戦に笑顔はなかったが「意識はしていなかったけど、やっぱりうれしい」と感慨深げだった。

打率3割、30本塁打、30盗塁の「トリプルスリー」を史上初めて3度達成した実力者も、近年は故障もあって成績が低下。今季も開幕直後に下半身の違和感で戦列を離れ、ここまで打率1割9分7厘と苦しむ。ファンの声援を励みに「こんな自分では駄目だと思っているので、巻き返せるように勝利を目指して頑張りたい」と語った。

中3―0西

中日が3試合連続無失点で3連勝。高橋宏は7回1/3を4安打に封じて2勝目、マルティネスが15セーブ目を挙げた。打線は三回に田中のスクイズなどで2点を先行し、四回はディカーソンの本塁打で加点。西武は攻守で精彩を欠いた。《共同通信》

【熊本市電】交通系ICから離脱へ

熊本市の大西一史市長は28日の定例記者会見で、市交通局が運営する路面電車(市電)で「Suica(スイカ)」など全10種の交通系ICカード決済から2026年春に離脱する方針を示した。保守契約更新時期に当たり、約2億円かかることなどが理由で「管理コストがかさむとなれば持続可能なシステムなのか」と疑問を呈した。

交通系ICを巡っては、熊本県でバスや鉄道を運行する5社が、年内にも交通系IC決済から離脱し、25年春にクレジットカードのタッチ決済やスマートフォンのQRコード決済に切り替える方針。市電では、既にクレジット決済やQRコード決済も利用できる。《共同通信》

【東京株式市場】

28日の東京株式市場で日経平均株価(225種)は反落した。前日の米国株式市場が休場だったこともあり、新規の取引材料に乏しく積極的に買い進める動きは限られた。

終値は前日比44円65銭安の3万8855円37銭。東証株価指数(TOPIX)は2.14ポイント高の2768.50。出来高は約15億47万株だった。《共同通信》

【香港】国安条例初の逮捕

香港警察は28日、国家安全条例違反の容疑で、収監中の著名な民主活動家、鄒幸彤氏を含む6人を逮捕したと公表した。香港メディアによると、3月に施行された同条例違反での逮捕は初めて。

警察は、中国当局が民主化要求運動を武力弾圧した天安門事件の犠牲者追悼を巡るインターネット投稿について「扇動の意図」があったとしている。同条例により香港の言論や表現の自由がさらに狭まるとの懸念が現実となった形だ。

警察の発表などによると、鄒氏らは天安門事件に関して鄒氏が書いた文章を4月末からネットに投稿。同事件が起きた6月4日にかけて毎日投稿するとしていた。警察は、投稿は「敏感な日」を利用し、中国政府や香港政府への香港市民の恨みをかき立てる扇動の意図があると判断した。

鄒氏は、2020年まで香港中心部のビクトリア公園で毎年6月4日に行われた追悼集会を主催してきた民主派団体「香港市民愛国民主運動支援連合会(支連会)」(21年に解散)で副主席を務めた。《共同通信》

【佳子内親王殿下】ギリシャ大統領を表敬

ギリシャを公式訪問中の秋篠宮家の次女佳子さまは28日午前(日本時間28日午後)、首都アテネの大統領府で、サケラロプル大統領を表敬訪問された。着物姿の佳子さまは、大統領とにこやかに握手を交わし「温かくお迎えいただき、感謝を申しあげます」とあいさつした。天皇陛下の言葉として「ギリシャと日本との友好親善が深まることを願っております」と伝えた。

今年は両国の外交関係樹立125周年に当たり、日本・ギリシャ文化観光年となっている。大統領は「さまざまな分野で協力が促進されることを願っている」と述べた。

佳子さまはその後、近くの首相府に移り、ミツォタキス首相夫妻と懇談した。《共同通信》

【イスラエル・パレスチナ情勢】

欧州3カ国がパレスチナ承認

アイルランド、スペイン、ノルウェーの欧州3カ国は28日、パレスチナを国家承認した。パレスチナ自治区ガザの戦闘終結に向けてイスラエルに圧力をかけ、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」による和平実現を促す狙いだ。イスラエルは強く反発している。

これまでに約140カ国がパレスチナを国家承認しているが、日米など先進7カ国(G7)は未承認で、パレスチナ国家樹立の実現は遠い。欧州連合(EU)加盟国のスロベニアとマルタも近く承認を表明する見通し。

イスラエルは3カ国に駐在する大使の召還を命令。ネタニヤフ首相は、国家承認の表明は「テロに対する報奨だ」と非難した。《共同通信》

ガザ・ラファ中心部に戦車到達

パレスチナ自治区ガザ最南部ラファ中心部に28日、イスラエル軍の戦車が初めて到達した。ロイター通信が目撃者の話として報じた。国際司法裁判所は24日、イスラエルにラファ攻撃の即時停止を命じ、26日にはテント暮らしの避難民多数を巻き込むラファ空爆で国際社会の非難を浴びたが、イスラエルは攻撃続行の姿勢を鮮明にした。

イスラエル紙によると、ハマスは27日、戦闘休止を巡るイスラエルとの間接交渉に参加しないと仲介国に伝えた。ラファ空爆を受けた措置。週内再開の見通しだった間接交渉は不透明感が増した。

イスラエルのネタニヤフ首相は27日、ラファ空爆について、調査を約束する一方で戦闘継続を強調していた。パレスチナ通信は28日、軍がラファの別の避難民テントを砲撃し、7人が死亡したと伝えた。

国連安保理は27日、ラファ空爆を協議する緊急会合を28日午後に開くと決めた。

ハマスの政治部門幹部は27日の会見で「仲介国に提示された条件をのまなければ、イスラエルは人質を取り戻せないだろう」と話した。《共同通信》

米、イスラエルに「深刻な懸念」伝達

米国務省のミラー報道官は28日の記者会見で、イスラエル軍によるパレスチナ自治区ガザ最南部ラファへの空爆で多数の死者が出たことは「悲劇的だ」と指摘し、イスラエル側に「深刻な懸念」を伝えたと明らかにした。国際人道法を順守して民間人被害を最小限に抑えるよう引き続き求めると強調した。

一方でミラー氏は、イスラエル軍のラファでの作戦は、ガザ中心部や北部で実施したような大規模なものではないとの認識を示した。米政権はラファに本格侵攻すれば、武器支援を停止すると警告している。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

ポルトガル、ウクライナと安保協定締結

ロイター通信などによると、ポルトガルとウクライナは28日、安全保障協力に関する2国間協定を締結した。ポルトガルは年内に1億2600万ユーロ(約215億円)相当の軍事支援をする。

協定は10年間有効。ポルトガルのレベロデソウザ大統領とモンテネグロ首相は28日、リスボンでウクライナのゼレンスキー大統領と相次ぎ会談した。《共同通信》

ロシア大統領、「核紛争」警告

ロシアのプーチン大統領は28日、欧米部隊がウクライナに派遣されるか否かに関係なく、目的達成のため侵攻作戦を続ける考えを示した。欧米がウクライナへの軍事支援を強めるほど交戦は長期化し、核兵器の使用を含む世界的紛争になりかねないと警告、米国主導の北大西洋条約機構(NATO)側を改めてけん制した。

訪問先ウズベキスタンで記者会見したプーチン氏は、欧米が自国部隊の派遣や、欧米製兵器を使ったロシア領内への攻撃容認などで事態を悪化させれば米ロの「戦略兵器の均衡」が崩れて深刻な事態を招く恐れがあると指摘。「彼らは世界的紛争を望むのだろうか」と述べて、核戦争に発展する可能性を示唆した。

ウクライナ東部ハリコフ州でのロシア軍の攻勢はウクライナの越境攻撃からロシア西部を防衛するためだとし、「攻撃が続けば安全地帯を設けなければならなくなると何度も言ってきた。欧米が自ら招いた結果だ」と述べ、ウクライナに長距離攻撃兵器を供与する欧米を批判した。《共同通信》

【MLB】

米大リーグは28日、各地で行われ、ドジャースの大谷はニューヨークでのメッツとのダブルヘッダー第1試合に「2番・指名打者」で出場し、5打数無安打だった。チームは延長十回、5―2で勝って連敗を5で止めた。第2試合は出場しなかった。欠場は今季3度目。試合は3―0で勝った。

カブスの鈴木はブルワーズ戦に「2番・指名打者」で出場し、5打数1安打。チームは延長十回6―3で勝ち、連敗が5でストップした。《共同通信》