令和1835日目
2024/05/08
【トヨタ自動車】営業利益5兆円超え
トヨタ自動車が8日発表した2024年3月期連結決算は、本業のもうけを示す営業利益が前期の約2倍に当たる5兆3529億円と過去最高を更新した。SMBC日興証券によると、営業利益が5兆円台に達するのは日本企業で初めて。ハイブリッド車(HV)の販売増や値上げ、円安が寄与した。売上高は21.4%増の45兆953億円、純利益は約2倍の4兆9449億円といずれも過去最高を更新した。
同時に発表した25年3月期の業績予想は、売上高が前期比2.0%増の46兆円、営業利益を19.7%減の4兆3千億円、純利益を27.8%減の3兆5700億円とした。電気自動車(EV)やAI、従業員の環境改善などへの投資に約2兆円を投じることから減益となる。
24年3月期の営業利益は、採算性の高いHVの販売が好調だったほか、性能向上に伴う値上げなどによる増益効果が2兆円と大きかった。為替の円安も影響が大きく、6850億円の増益につながった。
これまでの営業利益の最高だった22年3月期の2兆9956億円を2兆円余り上回った。《共同通信》
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【プロ野球・8日】
ソ3―1日
ソフトバンクが4連勝。石川がテンポ良く打ち取り、6回3安打1失点で今季2勝目を挙げた。0―1の一回に山川の適時打で追い付き、四回に三森の適時打で勝ち越した。日本ハムは打線が低調で、今季初の3連敗を喫した。
楽4―1オ
楽天が連敗を3で止めた。二回は失策、三回は辰己の押し出し四球、四回も失策で1点ずつを挙げ、七回は茂木の二ゴロで加点した。藤井は5回1失点でしのぎ、救援5投手が無失点でつないだ。オリックスの宮城は4敗目。
神1―3広
広島が競り勝って勝率を5割に戻した。1―1の八回に小園と末包の連続適時打で2点を勝ち越した。7回4安打1失点の大瀬良が今季5試合目で初白星。栗林は9セーブ目。阪神は中盤以降打線が沈黙し、八回はゲラがつかまった。
中1―4巨
巨人が継投で逃げ切り勝ち。一回に坂本の犠飛で先制し、八回に長野の3点三塁打でリードを広げた。堀田が5回2/3を6安打無失点にまとめて2勝目を挙げた。中日は反撃が遅れ、7回を1失点と力投した小笠原は3連敗となった。
D2―6ヤ
ヤクルトは一回に石田健を捉え、オスナ、村上、長岡の適時打で3点を先制。1点リードの六回は中村の押し出し四球と北村拓の犠飛で差を広げた。吉村は5回2失点で3勝目。DeNAは六回に四球が絡む2失点で主導権を渡した。《共同通信》
【東京株式市場】
8日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落した。市場への影響が大きい半導体関連株を中心に売られ、相場を押し下げた。
終値は前日比632円73銭安の3万8202円37銭。東証株価指数(TOPIX)は39.79ポイント安の2706.43。出来高は約16億9499万株だった。《共同通信》
【JR東日本】「みどりの窓口」削減凍結
JR東日本は8日、対面で切符を販売する「みどりの窓口」の削減計画を凍結すると発表した。新型コロナウイルス禍で減っていた利用者が回復し混雑が目立ち、方針を変更した。現在209駅にある窓口は当面維持する。既に閉鎖し設備が残っている十数駅では繁忙期に臨時開設する。
209駅の内訳は首都圏の99駅、仙台や秋田、新潟など地方圏の110駅。窓口は2021年には440駅にあり、25年までに140駅程度に絞る計画だった。
喜勢陽一社長は東京都内で記者会見し「窓口混雑への意見を重く受け止めており、おわび申し上げる。削減はいったん凍結する」と述べた。《共同通信》
【立憲民主党】三木元首相の孫が出馬
立憲民主党が次期衆院選の徳島1区で擁立する三木武夫元首相の孫、高橋永氏(48)が8日、立候補を正式表明した。徳島市内で記者会見し、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を念頭に「三木が生きていたら、今の状況は看過できない」と強調。「クリーン」を掲げた祖父に倣って政治改革に取り組み、次回選で政権交代を目指す考えを示した。
立民の泉健太代表は「自民党の政治が信頼を失っている。政治改革に取り組むことが高橋氏のミッションだ」と激励した。
徳島1区の現職は自民の仁木博文氏。次回選に向けて、日本維新の会が比例四国ブロック選出の吉田知代氏、共産党は新人久保孝之氏の擁立をそれぞれ発表している。《共同通信》
【台湾】頼次期総統、対日重視強調
台湾次期総統の頼清徳副総統は8日、日本統治時代に南部・台南市の烏山頭ダムなどの水利施設建設を主導した金沢市出身の日本人技師、八田與一(1886〜1942年)の慰霊祭に出席した。頼氏は「烏山頭ダムが台湾人と日本人の感情を近づけた」と八田の功績をたたえ、20日の総統就任後も各分野で日本との協力を重視したいと表明した。
ダムを中心とする大規模な水利施設の建設が不毛な土地を豊かな穀倉地帯に変えたことから台湾で八田は今も慕われている。対日関係を重視する頼氏は2010年に台南市長に就任して以降、毎年慰霊祭に出席してきた。
頼氏は、日台は自然災害など互いに困難に遭った際に助け合う関係があると説明。総統就任後は特に(1)人的交流の活発化(2)半導体などの産業分野の協力(3)インド太平洋の平和と安定維持のための努力―を通じて日本と連携を強化したいと述べた。《共同通信》
【イスラエル・パレスチナ情勢】
イスラエル、ハマス受諾の休戦案「拒否」
イスラエルのネタニヤフ首相は8日、同国でバーンズ米中央情報局(CIA)長官と会談し、イスラム組織ハマスが受け入れたパレスチナ自治区ガザ休戦案を拒否すると伝えた。イスラエルが拒む「戦闘終結」が明記され「越えてはならない全てのレッドラインを越えている」と強調した。地元メディアが報じた。休戦や人質を巡る間接交渉の行方は不透明さを増した。
会談にはイスラエルの対外特務機関モサドのバルネア長官やガラント国防相が同席。イスラエル側は、バイデン米政権によるイスラエルへの弾薬供与の一時停止が、間接交渉をさらに複雑にすると不満を示した。ハマスに戦闘で圧力をかけながら交渉するイスラエルにとって、米側の対応が不利に働くと懸念しているとみられる。
CNNテレビによると、バーンズ氏はイスラエル訪問後、間接交渉が開かれているエジプトの首都カイロに戻った。 《共同通信》
【米・レモンド商務長官】中国の台湾侵攻で警告
レモンド米商務長官は8日の下院歳出委員会で、中国が台湾に侵攻した場合の米経済への悪影響を警告した。中国が半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)を手に入れれば、米経済は「絶対に壊滅的になるだろう」と強調した。
レモンド氏は、米国は先端半導体のうち92%をTSMCから購入していると説明。台湾や南シナ海を中国の侵攻から防御する重要性を主張した。
半導体などを対象としている対中輸出規制については「商業用途だけでなく、軍事的にも使用できる『デュアルユース』技術に注目している」と説明。輸出規制は「戦略的に重要な技術に焦点を当てている」と述べた。 《共同通信》
【MLB】
米大リーグは8日、各地で行われ、ドジャースの大谷はロサンゼルスでのマーリンズ戦に「2番・指名打者」で出場し、4打数無安打、2三振だった。今季初めての2試合連続無安打。チームは3―1で競り勝ち、今季最長の7連勝を飾った。《共同通信》
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米大リーグ、レッドソックスは8日、上沢直之投手(30)が傘下のマイナー3Aに降格すると発表した。4月28日にメジャー初昇格を果たし、ここまで2試合に登板して勝敗などは付かず防御率2.25だった。先発右腕ピベッタが負傷者リスト(IL)から復帰し、26人の出場登録選手枠を空ける必要があった。
上沢はプロ野球日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズと1月にマイナー契約を結び、招待選手でキャンプに参加。レイズからマイナーへの合流を通達され、契約条項を行使してレッドソックスに移った。《共同通信》