令和1424日目

2023/03/24

この日のできごと(何の日)

【東京地裁】TBSに賠償命令

詐欺未遂容疑で逮捕され不起訴処分となった男性が、犯人と断定する内容を放送されたとして、TBSテレビに2200万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、東京地裁は24日、事件への関与を前提とするナレーションやテロップなどがあったとして名誉毀損の成立を認め、550万円の支払いを命じた。

判決によると、2019年3月に放送された複数の番組で、男性が神奈川県警に逮捕され、逮捕前の取材では事件と無関係だと話していたことなどを報じた。男性は同年5月、不起訴処分となった。

訴訟でTBSテレビ側は男性が逮捕されたことから「犯人と信じるに足る理由があった」と主張したが、鈴木わかな裁判長は退けた。《共同通信》

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【広島高裁】伊方原発3号機の運転停止認めず

四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求め、約60〜130キロ圏内に住む広島県と愛媛県の住民7人が申し立てた仮処分の即時抗告審で、広島高裁は24日、広島地裁決定(2021年11月)を支持し、申し立てを退けた。住民側が地裁決定を不服として即時抗告していた。

3号機の耐震性を巡り、四国電が定める基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)650ガルの妥当性が主に争われた。

東日本大震災などで千ガルを超える加速度が観測されているとして、住民側は650ガルは低すぎると主張したが、脇由紀裁判長は決定理由で「震源や地域の特性を考慮せず、最大加速度の数値のみの比較では、基準地震動が低水準とは判断できない」と指摘した。その上で「住民らの生命、身体が侵害される具体的な危険があるとは認められない」と結論付けた。

3号機は定期検査中。送電再開まで原子炉を停止し、6月19日に検査を終える予定だった。《共同通信》

【高校野球】

選抜高校野球大会第6日は24日、甲子園球場で2回戦が行われ、高知、報徳学園(兵庫)、山梨学院が勝って3回戦に進んだ。

高知は2安打に抑えられながら履正社(大阪)に3―2で逆転勝ち。1点を追う八回に高塚が2点適時打を放った。

報徳学園は八回に石野が2点本塁打を放つなど7―2で高崎健康福祉大高崎(群馬)に勝利。山梨学院は21世紀枠の氷見(富山)を4―1で下した。林が1失点で1回戦に続いて完投した。《共同通信》

【大相撲】

大相撲春場所13日目(24日・エディオンアリーナ大阪)小結大栄翔は明生を突き出して2敗を守り、単独首位に立った。平幕翠富士は関脇豊昇龍に下手投げで屈し、3敗に後退。大栄翔が14日目に翠富士との直接対決を制し、1差で追う新関脇霧馬山、小結若元春が敗れれば、2021年初場所以来2度目の優勝が決まる。豊昇龍は9勝目。

霧馬山は遠藤を送り出し、若元春は北勝富士を寄り切って10勝目。小結琴ノ若は関脇若隆景に押し出されて4敗目を喫した。若隆景は7勝6敗。

十両は逸ノ城が1敗で単独トップを堅持した。《共同通信》

【プロ野球】

米大リーグ通算83勝の実績を持つDeNAの新外国人、トレバー・バウアー投手(32)が24日、横浜市内で入団記者会見し「一番大事なのは勝つこと、優勝すること」と意欲を語った。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)もチェックしたといい「名前を挙げるなら(ヤクルトの)村上選手と対戦したい」と話した。背番号は96。

レッズ時代の2020年にサイ・ヤング賞(最優秀投手賞)に選出。ドメスティックバイオレンス(DV)の禁止規定違反による出場停止で、21年6月を最後に公式戦登板がないが「全ての面を強化してきた。球も速くなり、新しい球種にも取り組み、制球も向上した」と自信を示した。《共同通信》

【フィギュア・坂本花織選手】世界選手権2連覇

フィギュアスケート女子の坂本花織(22)=シスメックス=が24日、さいたま市のさいたまスーパーアリーナで開催された世界選手権で2連覇を果たした。ウクライナ侵攻に伴う強豪ロシア勢の国際大会除外を追い風に、全種目を通じて日本勢初の快挙を達成した。

坂本は22日のショートプログラム(SP)で首位に立ち、この日のフリーは2位ながら今季世界最高の合計224.61点で逃げ切った。過去に浅田真央が最多3度、安藤美姫と男子の羽生結弦が2度優勝したが、連覇はなかった。《共同通信》

【サッカー】

サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは24日、東京・国立競技場で行われ、日本代表は西村(横浜M)が得点し、ウルグアイ代表と1―1で引き分けた。

16強入りしたワールドカップ(W杯)カタール大会後の初戦で、2026年の次回大会を目指して続投した森保監督の下、日本は三笘(ブライトン)堂安(フライブルク)らが先発。前半に先制を許したものの、後半途中出場直後の西村が左足で決めて追い付いた。

世界ランキングは日本が20位、W杯で1次リーグ敗退だったウルグアイは16位。対戦成績は日本の2勝3分け4敗。

28日には大阪・ヨドコウ桜スタジアムでコロンビア代表と対戦する。《共同通信》

サッカーのU―22(22歳以下)日本代表は24日、ドイツのフランクフルトでU―22ドイツ代表と国際親善試合を行い、2―2で引き分けた。0―1の前半43分にCKから佐藤(明大)が決めて同点とし、後半1分に細谷(柏)の得点で勝ち越したが、同4分に追い付かれた。

来年のパリ五輪出場を目指すU―22日本代表は、27日(日本時間28日)にスペインのムルシアでU―22ベルギー代表と対戦する。《共同通信》

【東京株式市場】

24日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。外国為替市場の円高ドル安進行を受けて、自動車など輸出関連銘柄を中心とした売りが優勢だった。

終値は前日比34円36銭安の2万7385円25銭。東証株価指数(TOPIX)は2.00ポイント安の1955.32。出来高は約10億1922万株だった。《共同通信》

【米加首脳会談】

バイデン米大統領は24日、カナダのトルドー首相と同国の首都オタワで会談し、ウクライナ侵攻を続けるロシアや、台湾への軍事活動を活発化させる中国などの専制主義国に結束して対処する方針を確認した。共同声明も発表し、民主主義の価値観を共有する米カナダの連携を誇示した。

バイデン氏のカナダ訪問は2021年1月の就任以来初めて。両首脳は中国の偵察気球が米カナダ上空に飛来した問題を受け、両国の防衛組織、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)に最新型のレーダーを配備し、上空の監視態勢を強化することで一致した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

東部バフムトでワグネルの損失大

ウクライナ軍の報道官は24日、ウクライナ東部ドネツク州の激戦地バフムトで攻勢をかけていたロシア民間軍事会社ワグネルが多くの人員を失ったため、ロシア正規軍の空挺部隊が戦闘で果たす役割が増大しているとの認識を示した。

ウクライナのシルスキー陸軍司令官は23日、バフムトでロシア側が失速しているとして反撃開始を示唆。侵攻後、ウクライナ軍が反攻に成功した首都キーウ(キエフ)や東部ハリコフ州の都市などを挙げ「極めて近いうちに、われわれはこの機会を有利に使うだろう」と強調した。《共同通信》



3月24日 その日のできごと(何の日)