令和1363日目

2023/01/22

この日のできごと(何の日)

【テニス・国枝慎吾選手】現役引退を表明

車いすテニス男子の第一人者で、東京パラリンピックの金メダルなど数々のタイトルを獲得した国枝慎吾(38)が22日、自身のツイッターで同日限りでの引退を表明した。「もう十分やりきったという感情が高まり、決意した」と記した。

国枝は2009年にプロに転向。パラリンピックのシングルスで三つの金メダルを獲得。昨年のウィンブルドン選手権を制し、四大大会全てで優勝する「生涯グランドスラム」を達成していた。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【東海道新幹線】停電で運転見合わせ

22日午後0時55分ごろ、東海道新幹線の新横浜(横浜市)―小田原(神奈川県小田原市)間で停電が発生し、上下線の一部で運転を見合わせた。午後2時55分ごろに再開し、上下計143本が最大約2時間遅れ、約11万人に影響した。JR東海が詳しい原因を調べている。直通する山陽新幹線にも遅れが出た。

運転見合わせの影響は再開後も続き、各地の駅は混雑した。旅行を終え東京から大阪に帰る途中という男性会社員は「東京駅に来たらこんなことになっていて驚いた。明日は仕事なので早く帰りたい」と苦笑した。

東海道新幹線は昨年12月にも停電が発生し、最大で約4時間、運転を見合わせた。《共同通信》

【神戸市兵庫区】集合住宅で火災

22日午前1時35分ごろ、神戸市兵庫区にある3階建て集合住宅「第2ひろみ荘」で「1階の窓から黒煙が出ている」と近隣住民が119番した。神戸市消防局や兵庫県警兵庫署によると、現場でいずれも1階に住む70〜80代の男性4人の死亡が確認された。他に全身のやけどや気道熱傷で病院に搬送された60〜70代の男性3人が意識不明の重体、40代男性が重傷という。

神戸市兵庫区の3階建て集合住宅「第2ひろみ荘」で8人が死傷した火災で、うち1階に住み死亡した77〜86歳の男性4人の遺体に目立った外傷は見られず、顔は識別できる状態だったことが23日、兵庫県警への取材で分かった。

県警は4人が煙を吸って気道熱傷や一酸化炭素中毒になった可能性もあるとみて、23日に司法解剖して死因を調べる。

県警や住人らによると、8人はいずれも1階で発見。住宅は生活保護や年金を受給する単身の高齢男性が多く、1階には脚が不自由で車いす生活や寝たきりだった住人もいた。エアコンが設置され、防火のためストーブの使用は禁止。喫煙も禁じられていた。《共同通信》

【大相撲】

大相撲初場所は22日、東京都墨田区の両国国技館で千秋楽を迎え、西大関貴景勝(26)=兵庫県出身、常盤山部屋=が12勝3敗で13場所ぶり3度目の優勝を果たした。結びの一番で東前頭13枚目の琴勝峰(23)=千葉県出身、佐渡ケ嶽部屋=との相星決戦を制した。

大関以上の優勝は昨年夏場所の横綱照ノ富士以来4場所ぶり。貴景勝は春場所(3月12日初日・エディオンアリーナ大阪)で横綱昇進に挑む。

コロナ感染対策で、今場所は観客上限を通常の約91%に当たる1日約9700人として実施。観戦ルールの一部緩和で、マスク越しでの声援が可能になった。《共同通信》

大相撲初場所千秋楽の22日、三賞選考委員会が開かれ、大関貴景勝との相星決戦に敗れながら11勝4敗と活躍した東前頭13枚目の琴勝峰が初の敢闘賞に選ばれた。三賞は初受賞。

小結で11勝の霧馬山は初の技能賞。東前頭8枚目の阿武咲は11勝目が条件だった千秋楽に敗れ、敢闘賞を逃した。新小結で9勝の若元春は技能賞候補に挙がったが見送られた。殊勲賞は5場所ぶりに該当者がいなかった。《共同通信》

【将棋・王将戦】

将棋の藤井聡太王将=竜王・王位・叡王・棋聖との五冠=(20)に羽生善治九段(52)が挑む第72期王将戦7番勝負の第2局は21、22の両日、大阪府高槻市で指され、101手で先手の羽生九段が勝ち、シリーズ初勝利を挙げて対戦成績を1勝1敗とした。

羽生九段は前人未到のタイトル100期を目指す。初黒星となった藤井王将は初防衛が懸かる。第3局は28、29日に金沢市で行われる。

対局は羽生九段が見えにくい一手などで先攻。藤井王将は反撃して厳しく迫ったが、挑戦者がしのぎ切り競り勝った。 王将戦7番勝負は2日制で、持ち時間各8時間。先に4勝した方が王将を獲得する。《共同通信》

【駅伝】

第28回全国都道府県対抗男子駅伝は22日、広島市平和記念公園前発着の7区間、48キロで行われ、長野が大会新記録の2時間17分10秒で優勝した。20年に続く頂点で最多の優勝回数を9度に伸ばした。過去2年は新型コロナウイルスの影響で開催されなかった。

長野は4区の山口竣平が区間新記録で先頭に立ち、5区の吉岡大翔(ともに佐久長聖高)も区間新で差を広げた。7区は立大男子駅伝監督を務める上野裕一郎(セントポールク)が逃げ切った。

埼玉が25秒差の2位、東京が3位に入った。1区で長嶋幸宝(西脇工高)が区間新記録を樹立した兵庫は中盤以降に後退し8位だった。《共同通信》

【バドミントン】

バドミントンのインド・オープンは22日、ニューデリーで各種目の決勝が行われ、女子シングルスで世界ランキング1位の山口茜(再春館製薬所)は安洗塋(韓国)に1―2で競り負け、準優勝だった。

ダブルスは混合で東京五輪銅メダルの渡辺勇大、東野有紗組(BIPROGY)と、女子の志田千陽、松山奈未組(再春館製薬所)が、ともに中国ペアの棄権により優勝となった。《共同通信》

【COVID-19】

国内で22日、新たに240人の新型コロナウイルス感染者の死亡が報告され、1月の死者数が8102人となった。1カ月当たりの死者数が8千人を超えるのは初めて。2カ月連続で1カ月当たりの最多を更新した。新規感染者は6万3839人だった。現在の流行「第8波」の感染者数は減少傾向だが、死者数は高止まりしている。

第8波では感染者数の増加に伴って、昨年11月ごろから死者数も増加。12月は、第7波ピークの8月を超える7686人となった。年末からは1日の死者が400人を超える日が相次ぎ、今月13日には過去最多の523人が報告された。《共同通信》

中国の衛生当局は22日までに、1月13〜19日の新型コロナに関連する死者数が1万2658人に上ったと発表した。対策を大幅緩和した昨年12月8日からの累計では計7万2596人となった。ここ40日余りだけで日本の累計の死者数を上回ったことになる。医療機関で死亡した人数のみで在宅死亡例は含まれず、実際にはさらに多いとみられる。

厚生労働省によると日本の流行当初からの死者は6万5千人余り。

21〜27日の春節(旧正月)の連休では、帰省に伴う地方での感染拡大が懸念されている。習近平国家主席は18日、農村の脆弱な医療体制を強化するよう指示《共同通信》

【イスラエル・ネタニヤフ首相】内相を罷免

イスラエルのネタニヤフ首相は22日、アリエ・デリ内相兼保健相を罷免した。過去の脱税での有罪判決を理由にデリ氏に閣僚資格はないとした最高裁判断に従った。連立を組む「シャス」党首でもあるデリ氏は首相の盟友的存在で、昨年末に政権に返り咲いた首相には大きな痛手。

首相は閣議で「最高裁は(シャスに投票した)国民の意思を無視している」と非難。デリ氏が国家に貢献できるようあらゆる可能性を探ると語った。

ネタニヤフ政権は現在、最高裁の判断を国会決議で覆せるよう司法制度改革を進めるが、三権分立を脅かすとして抗議デモが拡大。デリ氏罷免は議論に影響しそうだ。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

元英首相、ウクライナ訪問

ジョンソン元英首相が22日、ロシアの侵攻を受けるウクライナを訪問し、ゼレンスキー大統領と首都キーウ(キエフ)で会談した。攻撃を受け多数が死亡した首都近郊ブチャやボロディアンカも訪問。ブチャの教会で献花し侵攻の犠牲者を悼んだ。英メディアが報じた。

ジョンソン氏はゼレンスキー氏の招待を受け、秘密裏に訪問した。ジョンソン氏は声明で「ウクライナ国民の苦しみはあまりにも長く続いている。ウクライナにとって唯一の道は早期にロシアが敗北することだ」と強調した。《共同通信》

仏、戦車供与「排除せず」

フランスとドイツ両政府は22日、パリで合同閣議を開き、ロシアに侵攻されたウクライナへあらゆる分野で支援を続ける方針を確認した。フランスのマクロン大統領は終了後の記者会見で、自国軍の主力戦車ルクレールの供与も「排除しない」と述べ、国防相に検討を求めたと明らかにした。

ただマクロン氏は供与実行には三つの条件があるとし「緊張を激化させないこと。訓練期間などを考慮し効果的な支援であること。自国の防衛能力を弱めないこと」と説明。ドイツなど主要同盟国と今後調整すると述べるにとどめた。《共同通信》

ロシア下院議長、欧米をけん制

ロシアのウォロジン下院議長は22日、ウクライナへの攻撃的兵器の供与は「グローバルな破滅を引き起こす」と述べ、戦車など強力な兵器のウクライナへの供与を検討している欧米側を強くけん制した。通信アプリに投稿した。

ウォロジン氏は、ロシア軍は現在ウクライナのゼレンスキー政権が軍事目的に利用している施設だけを標的にしていると述べ、エネルギー関連施設など民間インフラへの攻撃を正当化。欧米が軍事支援を強化すれば「世界を恐ろしい戦争」に導き、結果として欧米諸国も破滅するだろうと指摘した。《共同通信》



1月22日 その日のできごと(何の日)