令和1126日目

2022/05/30

この日のできごと(何の日)

【中国】安保協定で合意失敗

中国の王毅国務委員兼外相は30日、訪問先のフィジーで南太平洋を中心にした10カ国と外相会議を開いた。オーストラリアの公共放送ABCによると、会議で中国は10カ国と安全保障や警察、貿易、データ通信で協力する新たな協定案を示したが、一部の国から懸念が出たため合意できず提案をいったん棚上げした。

防衛を米国に委ねているミクロネシア連邦が反対したもようだ。中国は今後も安保を含めた協定合意に向け10カ国と協議を続け、連携強化を呼びかけていくとみられる。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

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【テルアビブ空港乱射事件】発生から50年

日本赤軍によるイスラエル・テルアビブのロッド(現ベングリオン)空港乱射事件発生から50年を迎えた30日、東京都新宿区で集会が開かれた。28日に満期出所した重信房子元最高幹部(76)がメッセージを寄せた。

集会は事件の実行犯として国際手配され、レバノンに政治亡命中の岡本公三容疑者(74)の支援団体が主催。事件を「国境を超えた解放闘争」と主張しており、約100人が参加した。

主催者によると、重信元幹部は当初参加する予定だったが、体調を崩し入院したため欠席。「さまざまな支援や励ましに心から感謝する」との本人の音声が会場に流された。《共同通信》

【ヤフー】投稿欄を一部閉鎖

IT大手ヤフーがニュース配信サイト「ヤフーニュース」に掲載するエンタメなどの一部記事に関し、誹謗中傷の抑止を目的に読者のコメント投稿欄を閉鎖したことが30日分かった。週刊誌やスポーツ紙など少なくとも三つのメディアの提供記事が対象。これまでも差別的な投稿を個別に削除したり、「炎上」の恐れがある個別記事のコメント欄を非表示にしたりする対策を取ってきたが、今回は特定メディアのエンタメ記事に関するコメント欄を一斉に閉鎖する措置に踏み込んだ。

ネット上の誹謗中傷はコメント欄を舞台にエスカレートする場合も多く、人を傷つけ自殺者を出すなど深刻な社会問題となっている。《共同通信》

【日・北マケドニア外相会談】

林芳正外相は30日、北マケドニア(旧マケドニア)のオスマニ外相と外務省で会談した。ロシアのウクライナ侵攻について、アジアを含む国際秩序全体の根幹を揺るがす事態との認識で一致した。オスマニ氏は、軍備を増強する中国や北朝鮮を念頭に「日本のアジア情勢に対する懸念を共有する」と言及。日米が実現を目指す「自由で開かれたインド太平洋」構想への支持を表明した。

東欧の北マケドニアは、2020年3月に北大西洋条約機構(NATO)に加わった最も新しい加盟国。オスマニ氏は「NATOと日本の海洋安全保障、サイバー分野での協力深化を歓迎する」と強調した。《共同通信》

【東京株式市場】

週明け30日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅続伸した。米国でインフレ加速への懸念が後退し、前週末のダウ工業株30種平均が6営業日続伸した流れを引き継いだ。

終値は前週末終値比587円75銭高の2万7369円43銭。東証株価指数(TOPIX)は35.14ポイント高の1922.44。出来高は約16億8174万株だった。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染1万2207人

国内で30日、新たに1万2207人の新型コロナウイルス感染者が確認された。前週の同じ曜日から6千人余り減った。都道府県別の新規感染者は東京1344人、神奈川903人、北海道894人など。死者は埼玉5人、東京3人など計24人が報告された。

厚生労働省によると、全国の重症者は前日から2人増え90人となった。

過去に公表された感染者の取り下げが千葉や兵庫などであった。《共同通信》

上海の封鎖、事実上解除へ

新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)を続ける中国上海市は30日、6月1日午前0時から大部分の住民の外出を認め、地下鉄やバスなど公共交通機関の運行もほぼ再開させると発表した。事実上の封鎖解除とみられる。

市の全人口の9割程度に相当する約2200万人が外出許可の対象。感染者が出ている居住区では外出制限を継続する。タクシーやインターネット配車サービスの運行も再開させ、自家用車も使用できるとした。

中国当局によると、上海では今月29日に67人の新規感染者を確認。1日当たりの感染者数としては3月28日の封鎖開始以来の最少を更新した。《共同通信》

【ウクライナ侵攻】

トルコ大統領、ロシアとウクライナの会談提唱

トルコのエルドアン大統領は30日、ロシアのプーチン大統領と電話会談した。ロシアとウクライナ双方が合意すれば、両国に国連を加え、トルコ・イスタンブールで会談を開催すると呼びかけた。トルコ大統領府が発表した。

ロシア大統領府によると、会談でプーチン氏はウクライナから穀物を輸出する船舶の安全確保に協力する用意があると表明。また、欧米などの対ロ制裁が解除されればロシアは大量の穀物と肥料を輸出に回し、食料危機回避に貢献できると主張した。

トルコはロシア、ウクライナ両国と良好な関係を維持し、仲介外交を進めている。《共同通信》

ロシア、東部要衝中心部に侵攻

ウクライナ東部ルガンスク州のガイダイ知事は30日、最後の抵抗拠点となっている要衝セベロドネツク中心部にロシア軍が侵攻を始め、市街戦も発生したと明らかにした。ゼレンスキー大統領によると、市内の全ての基幹インフラが破壊された。

一方、ロシア軍が全域を占領した南部ヘルソン州の幹部は29日、ウクライナ軍が反撃し、ロシア軍の防衛線の一部を突破、9キロにわたって後退させたと明らかにした。空陸で攻防が激しくなっているとみられる。

ガイダイ氏は「状況は非常に厳しい」と通信アプリに投稿した。《共同通信》

仏テレビ記者、砲撃で死亡

フランスのニュース専門テレビBFMは30日、自局の映像記者フレデリック・ルクレールイモフさん(32)が同日、ウクライナ東部セベロドネツク近郊で取材中、砲撃の破片で死亡したと伝えた。フランスのコロナ外相は「人道支援活動に対するロシアの砲撃で死亡した」とツイート。詳細を把握するため早急な調査を求めた。

BFMによると、ルクレールイモフさんを含む取材メンバーが人道支援活動を報じるため、装甲トラックに乗って移動していた際、砲撃があった。飛び散った破片が車内まで貫通し、ルクレールイモフさんが犠牲となり、同乗していた同僚記者が脚にけがをした。《共同通信》

【MLB】

米大リーグ、レッドソックスは30日、沢村拓一投手(34)をメジャーに昇格させたと発表した。同日のオリオールズ戦で0―4の五回途中から2番手で登板し、2回を無安打無失点だった。チームは0―10で大敗。28日に傘下のマイナー3A、ウースターに降格したが、中継ぎ投手が負傷者リスト(IL)に入ったため2日での復帰となった。

2年目の今季は救援で18試合に登板し、0勝1敗で防御率3.60。メジャー通算は73試合で5勝2敗、防御率3.18。《共同通信》



5月30日 その日のできごと(何の日)