令和584日目

2020/12/04

この日のできごと(何の日)

【鬼滅の刃】最終巻発売

吾峠呼世晴さんの人気漫画「鬼滅の刃」(集英社)の最終23巻が4日、発売された。

同作は大正時代を舞台に、人食い鬼に家族を殺された少年・ 竈門炭治郎が、鬼になった妹を人間に戻すため鬼と戦う物語。2016年に「週刊少年ジャンプ」で連載が始まり、今年5月完結。最終巻では鬼の親玉との決戦を描く。集英社によると同巻の発売で累計発行部数は電子版を含め1億2000万部を突破。最終巻の初版部数は395万部。

東京・渋谷の書店「SHIBUYA TSUTAYA」では、今年の新刊コミックでは最も多い約3300部を入荷。開店と同時にファンらが列を作った。東京都世田谷区の男性会社員(30)は「強い家族愛が魅力の大好きな漫画。この日を待ち望んでいました」と笑顔で話した。《読売新聞》

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【東京株式市場】

4日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は4日ぶりに反落した。終値は前日比58円13銭安の2万6751円24銭。米製薬大手ファイザーとドイツのバイオ企業ビオンテックが開発した新型コロナウイルスワクチンの年内供給量が当初計画から半減したと伝わり、市場心理が悪化した。

東証株価指数(TOPIX)は0.69ポイント高の1775.94。出来高は約11億4700万株。

ワクチン供給が遅れれば景気回復が遠のくと不安視された。円高ドル安が進み、輸出関連株は収益圧迫懸念から低調に推移した。3日終値が約29年7カ月ぶりの高水準に達した反動で利益を確定する売りも出た。《共同通信》

【COVID-19】

国内新規感染2442人

国内の新型コロナウイルス感染者は4日、42都道府県と空港検疫で新たに2442人確認された。死者は北海道で13人、東京都で8人、大阪府と埼玉県で各5人など計45人で、最も多かった今月1日の41人を超えて過去最多となった。

厚生労働省によると、重症者は前日から8人増えて過去最多の505人となり、初めて500人を超えた。重症者数は、この1か月で約3倍に増えた。

東京都では449人の新規感染が判明し、1日当たりの感染者は3日ぶりに500人を下回った。《読売新聞》

【日航904便】エンジントラブルで緊急着陸

4日午後0時25分ごろ、那覇発羽田行き日航904便ボーイング777(乗客178人、乗員11人)が、離陸後に左主翼のエンジンにトラブルが発生したため、那覇空港に引き返し緊急着陸した。日航や国土交通省那覇空港事務所によると、けが人の情報はない。

国交省は事故につながりかねない重大インシデントに認定。運輸安全委員会は航空事故調査官3人を指名した。

同機は午前11時45分ごろに那覇空港を離陸。空港の北約74キロ、高度約5500メートルを飛行していた約5分後に「緊急状態にある」と管制官に通報。左右各一つのエンジンのうち左主翼側を停止させたまま飛行を続けて着陸した。《共同通信》

【イチローさん】高校生を指導

米大リーグ・マリナーズなどで活躍し、昨年3月に現役を引退したイチローさん(47)が今月2日から3日間、高校野球の強豪・智弁和歌山高(和歌山市)で初めてアマチュア選手への指導を行った。

最終日の4日は、盗塁のスタートの切り方について、「(相手投手の)真っすぐでセーフになるタイミングを計る」などと助言を送り、フリー打撃では鋭いスイングを披露した。今秋のドラフト会議で日本ハムから指名された細川凌平選手(18)は「夢のような時間だった」と感激していた。

マリナーズの球団特別補佐兼インストラクターを務めるイチローさんは、今年2月にプロ経験者が高校や大学の指導者となるための学生野球資格を回復。特例でオフに限り、指導が認められた。同校の教職員と草野球を行うなどの交流があったことから実現した。《読売新聞》

【ヤクルト・山田哲人内野手】契約更改

ヤクルトの山田哲人内野手(28)が4日、東京都内の球団事務所で契約交渉を行い、現状維持の年俸5億円プラス出来高払いで7年総額約40億円の契約を結んだ。今季は打率2割5分4厘、12本塁打、52打点で、11月19日に今季取得した国内フリーエージェント(FA)権を行使せず残留すると発表した。「今季は迷惑を掛けたのに評価していただいた」と感謝した。

残留を高津臣吾監督に電話で伝えた際に来季の主将就任を志願し、受け入れられた。「ずっとそういうタイプではないと思ってきた。でもこれからは視野を広くして、姿勢でも結果でも引っ張っていきたい」と語った。(金額は推定)《共同通信》

【大阪地裁・森鍵一裁判長】大飯原発設置許可を取り消し

関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)の耐震性を巡り、新規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は誤りだとして、福井など11府県の住民ら約130人が国に対し、原発設置許可の取り消しを求めた訴訟の判決で大阪地裁(森鍵一裁判長)は4日、許可を違法として取り消した。「規制委の判断は地震規模の想定で必要な検討をせず、看過しがたい過誤、欠落がある」と判断した。

東京電力福島第1原発事故を踏まえ策定された新規制基準下での原発設置許可を取り消す初の司法判断。大飯3、4号機は現在、定期検査で停止。補助参加人として訴訟に関わる関電は控訴を検討するとしている。《共同通信》

【この日の菅義偉総理】

環境分野で技術革新の企業支援、2兆円の基金

菅首相は4日、首相官邸で記者会見し、8日に決定する追加経済対策で、2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする目標に向け、環境分野の技術革新などに投資する企業への支援策として2兆円の基金を創設する意向を表明した。デジタル関連で1兆円超の関連予算も計上し、新型コロナウイルスの感染拡大で疲弊した経済の再生を進める決意を示した。

記者会見は、4日に臨時国会が事実上閉会したことを受けて行われた。首相の記者会見は、9月16日の就任時以来、外遊時を除いて約2か月半ぶりだ。

首相はこの中で、「環境と成長の好循環に向けて発想の転換を行うため、環境投資で一歩大きく踏み込む」と意欲を示し、2兆円の基金で今後10年間にわたり企業を支援していくとした。《読売新聞》

【中国】米の査証制限に反発

中国外務省の華春瑩報道局長は4日の記者会見で、トランプ米政権が中国共産党員の査証(ビザ)制限措置を設けたことについて「イデオロギーの違いを政治化するのが目的だ」と強く批判した。その上で共産党を敵とすることは「世界人口の5分の1を占める中国人民を敵に回すことだ」と反発した。

中国政府は、トランプ米大統領が来年1月の退任前に中国をさらに挑発してくると想定。一定程度の反発は示しつつ、バイデン次期政権が発足するまで、当面は様子見をする可能性もある。《共同通信》



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