令和479日目

2020/08/21

この日のできごと(何の日)

【COVID-19】

コロナ感染ピーク 7月27~29日 分科会分析 沖縄など重症者増

政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会は21日、感染状況について「全国的に見れば、今回の感染拡大はピークに達したものと考えられる」と評価する分析結果をまとめた。発症日のピークは「7月27~29日頃」とした。しかし、大阪府や沖縄県などは重症者が増える傾向にあり、西村康稔経済再生担当相は今月21日の記者会見で「油断せず引き続き緊張感を持った対応が必要だ」と述べた。

分科会の分析では「一部の地域では、新規感染者数は緩やかに減少を始めていると考えられる。同時に減少傾向かどうかはっきりしない地域もある」と指摘。「中高年層の感染者増加に伴い、大阪、沖縄、愛知、福岡などで重症者が増加傾向にある」とも強調した。

分科会はまた、都道府県が独自に感染状況を見極め対策に役立てるための6指標を更新した。

沖縄は全6指標で最も深刻なステージ4(感染爆発段階)の目安を超えた。8月11日時点で「最大確保病床」の逼迫(ひっぱく)具合を示す使用率が入院者全体で71・1%となり、全国で最も高くなった。13日時点の「1週間の新規感染者数」も、10万人当たり42・74人で、全国の中で突出した。

西村氏は1人の感染者が平均何人にうつしたかを示す実効再生産数について、8月3日に東京都0・8▽大阪府0・9▽愛知県0・8▽沖縄県0・9-とそれぞれ「1」を下回ったことを明らかにした。1を上回れば感染が拡大し、下回れば縮小に向かっていることを意味する。ただ「再拡大の可能性がある」という。《産経新聞》

全国の重症者を再集計、19日時点で260人

厚生労働省は21日、新型コロナウイルスの全国の重症者が、19日時点で260人に上ったと発表した。厚労省は19日にいったん239人と公表したが、国と一部自治体の「重症者」の定義が異なっており、再集計した結果、21人増えることになった。

厚労省は、重症者の定義について、〈1〉人工呼吸器を装着〈2〉体外式膜型人工肺(ECMO=エクモ)を装着〈3〉集中治療室(ICU)で治療中――のいずれかに該当する場合とする。だが、東京都、福岡県、滋賀県などは「軽症者でもICUに入るケースがある」として、〈3〉のICU患者を重症者に含めず国へ報告していた。

一方、国内では21日、感染者が36都道府県と空港検疫で新たに1034人確認され、3日連続で1000人を超えた。死者は、大阪府5人、愛知県3人、東京都2人など計15人だった。

都内では21日、新たに258人確認された。1日当たりの感染者は2日連続で200人を上回った。

都によると、20~30歳代の感染者が137人と53%を占め、70歳代以上は17人だった。感染経路が判明している99人のうち、家庭内感染は58人、職場内感染は15人、会食を通じた感染は9人などとなっている。

長野県では、1日当たりで過去最多となる9人の感染が確認されたが、うち3人は県外から訪れていた。大阪府では166人の感染が判明し、前日より34人増えた。《読売新聞》

都市封鎖、コロナ解決策にならず 長期的対応をとWHO事務局長

世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は21日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症への対応でロックダウン(都市封鎖)は「長期的な解決策とはならない」と述べた。社会や経済に過度の負担を強いる強硬措置ではなく、手洗い励行や対人距離の確保など、生活様式を見直す長期的な対応が重要だと訴えた。

テドロス氏は「歴史上、感染症の拡大やパンデミック(世界的大流行)は経済や社会生活を変えてきた。今回も同じだ」と指摘。ワクチン開発に関し、実用化の「保証はない」とした上で「ワクチンができたとしても、パンデミックは自然に消え去るわけではない」と警告した。《共同通信》

韓国、政治理念対立が防疫に影 反政権教会協力せず

新型コロナウイルス感染が再拡大している韓国で、大規模集団感染が起きたソウルの宗教団体「サラン第一教会」が政府の防疫対策に協力せず、感染者の把握が難航している。極右の活動家とされる同教会のチョン・グァンフン代表は文在寅政権批判の急先鋒で、21日も集団感染は左派による陰謀だと主張。政治理念の対立が防疫にも影を落としている。

韓国政府によると、20日の新規感染確認者は324人。この1週間で約1900人増加した。同教会関連の感染者はチョン氏を含め累計730人以上で、チョン氏らが参加した15日の大規模集会などを通じた感染拡大も懸念されている。《共同通信》

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【東京株式市場】

21日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は小幅反発した。終値は前日比39円68銭高の2万2920円30銭。米国株の上昇基調が支えとなった。ただ円相場は円高ドル安に振れ、向かい風として作用した。前週に主要企業の決算発表が終わって以降、目立った株価材料が乏しく、取引は引き続き低調だった。

東証株価指数(TOPIX)は4.86ポイント高の1604.06。東京証券取引所第1部の売買代金は約1兆6700億円で、活況の目安となる2兆円に5日続けて届かなかった。今年1月以来の節目割れの連続記録となり、薄商いを印象付けた。出来高は約9億1千万株。《共同通信》

【プロ野球・21日】

日1―4楽

楽天は六回に島内の適時二塁打で先制し、七回に小深田のスクイズ、九回に浅村の16号2ランで加点した。則本昂は九回途中6安打1失点で9三振を奪い、7月3日以来の4勝目。日本ハムは1点を返すのがやっとで勝率5割を切った。

ロ7―3ソ

ロッテがリーグ最速で30勝に乗せ、単独首位に立った。3―3の六回に角中の適時打で勝ち越し。七回に2点、八回も1点を加えて突き放した。7回3失点の石川が自身4連勝で4勝目。ソフトバンクは投手陣が崩れ、3位に転落した。

オ3―1西

オリックスが連敗を4で止めた。0―1の七回にジョーンズのソロで追い付き、八回にジョーンズの2点適時打で勝ち越した。2番手のヒギンスが2勝目、九回はディクソンが締めた。西武は打線がわずか2安打で連勝が5で止まった。

オリックスは西村徳文監督が20日に成績不振のため辞任し、21日の西武戦から中嶋聡2軍監督が監督代行として指揮を執った。その初陣でジョーンズが本塁打を含む3打点と活躍した。

1点を追う七回、甘く入ったツーシームを捉えて左中間席へ運ぶと、1-1で迎えた八回には1死満塁から初球を打って、左前へ運ぶ勝ち越しの2点適時打。全打点を稼いだ助っ人は「毎日一生懸命やっているが、いい結果が出ていなかった。明日も続けていきたい」と留飲を下げた。

最近は好機で凡打ばかりで勝負弱さが際立ち、チーム失速の原因になっていたが、中嶋監督代行は「一発で劣勢の雰囲気を変えてくれる。これぐらいは当たり前の選手」と強調した。メジャー通算282本塁打の実績を持つ助っ人が今後の巻き返しに向け、チームに貢献できるか。《産経新聞》

中3―1D

中日は三回に大島の適時打で先制。同点の八回は1死満塁から遠藤の犠飛と大島の適時打で2点を勝ち越した。松葉は丁寧な制球で7回1失点と好投し、2番手の福が4勝目。DeNAは大貫が試合をつくったが、石田が粘れなかった。

広7―5巨

広島が連敗を3で止めた。一回に西川の適時内野安打と坂倉の1号3ランなどで5点を先制。その後もピレラの7号ソロなどで加点した。森下は8回1失点で3連勝として5勝目。巨人は序盤の失点が響いて連勝が3でストップした。

ヤ4―7神

阪神の藤浪が6回1/3を4失点(自責点2)で2年ぶりの白星を挙げた。打線は二回に藤浪の適時内野安打や近本の2点二塁打などで4点を先制。三回はボーアが2ラン、八回にも9号ソロも放って3打点。ヤクルトは吉田喜が崩れた。《共同通信》

【警視庁】24時間テレビ、妨害投稿の疑い 大学生を逮捕

日本テレビ系で22、23日に放送予定の番組「24時間テレビ」の当日に「武道館でサリンをまく」とツイッターに投稿したとして、警視庁本所署は21日、威力業務妨害の疑いで、石川県野々市市本町、私立大2年A容疑者(20)を逮捕した。同署は悪質な嫌がらせとみて動機を調べる。

24時間テレビは長年、日本武道館をメイン会場に放送していたが、今年は東京五輪に向けた改修のため、昨年と同様、東京・両国の国技館で行う。同署は、A容疑者が会場を取り違えたとみている。

逮捕容疑は15日夜、富山市の実家でスマートフォンからツイッターに書き込み番組関係者の業務を妨害した疑い。《共同通信》



8月21日 その日のできごと(何の日)