令和478日目

2020/08/20

この日のできごと(何の日)

【将棋・藤井聡太棋聖】最年少2冠・八段に

将棋の藤井聡太棋聖(18)が木村一基王位(47)に挑む第61期王位戦七番勝負(新聞三社連合主催)の第4局が19、20の両日、福岡市中央区で指され、後手の藤井棋聖が80手で勝ち、シリーズ4連勝で初の王位を獲得した。藤井新王位はヒューリック杯棋聖戦に続く2冠目で、獲得タイトル通算2期の昇段規定を満たし、20日付で八段に昇段した。

18歳1カ月での2冠、八段昇段はいずれも最年少記録を更新。これまでの最年少2冠は平成4年9月、羽生善治九段(49)が王座と棋王を保持した21歳11カ月。最高の九段に次ぐ八段昇段は昭和33年4月、加藤一二三(ひふみ)・九段(80)の18歳3カ月だった。

藤井新王位は7月16日に最年少の17歳11カ月で初タイトルの棋聖を奪って、屋敷伸之九段(48)が平成2年に作った18歳6カ月を30年ぶりに更新した。

藤井新王位は終局後、「4連勝は望外で、実力以上の結果」と語り、最年少2冠・最年少八段については「意識していなかった。棋聖戦、王位戦と今年は2つのタイトル戦に出ることができ、結果を残すことができたのはいい収穫になった」と喜びを口にした。

一方、昨年、史上最年長の46歳3カ月で初タイトルを獲得し、「中年の星」と話題を集めた木村前王位は初防衛に失敗し、無冠となった。《産経新聞》

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【東京株式市場】

20日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は反落し、終値は2万3000円を割り込んで約1週間ぶりの安値を付けた。米国の強力な金融緩和を支えとした経済の持ち直しへの期待が弱まり、売り注文が出た。

終値は前日比229円99銭安の2万2880円62銭。東証株価指数(TOPIX)は14.53ポイント安の1599.20で、終値として約1週間ぶりに1600を割り込んだ。

19日の米株安を受けて朝方から売り優勢で推移した。米中対立を背景とする20日の香港株安が響き、平均株価の下げ幅は午後に拡大した。《共同通信》

【COVID-19】国内新規感染1184人

国内では20日、新型コロナウイルスの感染者が42都道府県と空港検疫で新たに1184人確認され、2日連続で1000人を超えた。死者は、埼玉、神奈川、大阪などで計11人だった。

新たに339人の感染者が確認された東京都では、20~30歳代が183人で全体の54%を占める一方、70歳以上も32人に上り、直近1週間の平均陽性率は5・4%となった。神奈川県も104人で、5日ぶりに100人を超えた。

北海道では、新たに25人の感染が判明。小樽市立病院では医療従事者や患者ら計17人の感染が確認され、クラスター(感染集団)と認定された。道内の感染者が20人を上回ったのは3日以来、17日ぶり。

熊本県では、九州豪雨の避難所運営に携わった同県芦北町の40歳代の男性職員の感染が判明した。

大阪府では、クラスターが発生した大阪市内の高齢者施設の90歳代女性が死亡し、沖縄県でも、60歳代男性と80歳代女性の死亡が確認された。《読売新聞》

【サッカー・内田篤人選手】現役引退を発表

サッカーのJ1鹿島は20日、元日本代表DF内田篤人(32)が現役を引退すると発表した。近年は故障に苦しみ、鹿島復帰3年目の今季はリーグ戦1試合、カップ戦1試合の出場にとどまっていた。契約を8月末で終了することになり、23日のホームでのG大阪戦後に引退のあいさつをする。

静岡・清水東高から2006年に鹿島入り。スピードと技術、判断力を兼ね備えた右サイドバックとして1年目から活躍し、10年にドイツ1部リーグのシャルケに移籍した。10~11年の欧州チャンピオンズリーグ(CL)では日本選手初の4強入りに貢献。15年に右膝の手術を受けてからは出場機会が減った。《共同通信》

【プロ野球・20日】

日3―3楽

楽天が土壇場で追い付き、引き分けに持ち込んだ。0―3の九回2死一、二塁で島内の5号3ランで同点とした。日本ハムは四回に中田が19号ソロを放つなど八回まで試合を優位に進めたが、抑えの秋吉が誤算だった。

ロ5―4ソ

ロッテがサヨナラ勝ちで同率首位に浮上した。2―4の延長十回、2死からマーティンの2ランで同点。なお一、二塁とし暴投で代走鳥谷が二塁から生還した。ソフトバンクは栗原の2点適時打で勝ち越したが、救援陣が粘れなかった。

オ4―6西

西武が今季初の5連勝を飾った。一回に森の適時打で先制。二回に木村の適時打、四回には山川の2点適時打と着実に加点した。平井がプロ初先発で5回2安打無失点と好投して5勝目。オリックスは終盤の追い上げも及ばず4連敗。

プロ野球オリックスは20日、成績不振のため西村徳文監督(60)が辞任すると発表した。中嶋聡2軍監督(51)が監督代行として指揮を執る。投打で振るわないチームは20日に敗れ、16勝33敗4分けの最下位に低迷。首位とのゲーム差は12となっている。

西村監督は2018年シーズン限りで辞任した福良淳一監督(現ゼネラルマネジャー)の後任としてヘッドコーチから昇格。ロッテ監督時代の10年に日本一に導いた手腕を期待されたが、1年目の昨季は61勝75敗7分けの最下位に終わった。

ヤ7―3中

ヤクルトは3本塁打で逆転し、3位に浮上した。四回は坂口が同点2ラン。五回は青木と西浦のソロ、坂口の2点打などで5点を奪った。高梨が2勝目、石山は8セーブ目。中日は柳と岡田が崩れて4連勝で止まり、4位に後退した。

広1―10D

DeNAが14安打10得点で快勝。四回に嶺井の2点二塁打などで3点先取し、七回は佐野が適時二塁打、八回はソトが3ランを放つなどした。ピープルズが5回を堂林のソロによる1点に抑えて来日初勝利。広島は2分けを挟んで3連敗。

巨2―0神

巨人が同一カード3連戦3連勝を飾った。六回に坂本の犠飛で均衡を破り、八回には坂本の適時二塁打で1点を加えた。戸郷は11三振を奪う力投で七回途中まで無失点で6勝目。阪神は青柳を援護できず、3試合連続の零敗を喫した。

【伊藤詩織さん】杉田議員を提訴

性暴力被害を公表したジャーナリスト伊藤詩織さん(31)は20日、自身を誹謗中傷するツイッターに、自民党の杉田水脈衆院議員が賛同を示す「いいね」を押したことで名誉を傷つけられたとして、杉田氏に220万円の損害賠償を求めて東京地裁に提訴した。

原告側によると、「いいね」を押すことが名誉侵害に当たるかどうかが争点となる訴訟は珍しいという。訴状によると、杉田氏は2018年6~7月、BBCの番組やツイッターで伊藤さんを批判。その後、伊藤さんを中傷するツイートに「いいね」を押したとしている。

杉田氏側は「訴状が届いていないためコメントできない」としている。《共同通信》

【広島市・松井一実市長】砂防ダム視察

77人が死亡した2014年の広島土砂災害から6年を迎えた20日、広島市の松井一実市長が今年整備が完了した被災現場の砂防ダムなどを視察し「これからも多くの人が安心して暮らせるようにしていきたい」と防災への決意を語った。

松井市長は多くの犠牲者が出た広島市安佐南区八木地区にある砂防ダムと同市安佐北区に新設された道路を視察。「災害から6年、やるべきことをやってきた。地域の期待に応えるためもうひと踏ん張りしたい」と述べた。

国と県などは14年に策定した施設整備計画に基づき、約310億円をかけて99カ所で砂防ダムや斜面の補強などを進め、今月に全ての施設が完成した。《共同通信》

【中国政府】香港と米国の刑事司法協定停止に対抗措置

中国外務省は20日、香港と米国の間の「刑事司法共助協定」の停止を決めたと表明した。米国が中国による香港国家安全維持法(国安法)施行を踏まえ、犯罪人の引き渡しなど香港と結んだ三つの協定の停止・終了を通知したことを受けた対抗措置。

中国外務省の趙立堅副報道局長は20日の記者会見で、米国の措置は「一方的だ」と指摘。国安法施行など香港に関わる問題は「完全に中国の内政に属する」と述べ、「いかなる外部勢力も干渉する権利はない」と米国を非難した。

米国務省によると、三つの協定には、犯罪人の引き渡しのほか、船舶の国際運航による所得への課税免除などが含まれる。《共同通信》

【中国・三峡ダム】過去最高水量に


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中国四川省など長江上流域の各地で大雨が続き、中流の湖北省にある世界最大級の三峡ダムに流れ込む水量が20日朝、過去最大規模の毎秒7万5千立方メートルに達した。四川省に隣接する重慶市でも19~20日、市街地で冠水が起きた。中国メディアが伝えた。

中国では6月以降、各地で断続的に豪雨災害が続く。中国メディアによると、習近平国家主席は18~19日に安徽省の被災地を視察。救助活動中に亡くなった消防隊員らの遺族や被災者を慰問した。今回の災害で習氏の視察が伝えられたのは初。《共同通信》

【立憲民主党・安住淳国対委員長】合流新党「一人でも多く参加を」

立憲民主党の安住淳国対委員長は20日、国民民主党が結成する方針を決めた立民との合流新党について「責任を果たせる野党第1党になるよう、一人でも多くの参加を求めたい」と述べ、規模拡大に期待感を示した。国会内で記者団に語った。

昨年9月から両党などが衆参両院で統一会派を組んで共闘してきた経験に言及。「自信を持って(会派を)運営してきた。違いがあれば、そんなことにはならない」と述べ、合流は自然な流れだとの認識を強調した。

国民民主党の原口一博国対委員長も記者団に「基本理念、政策を一致させてここまで来た。しっかりと結集に加わってもらいたい」と訴えた。《共同通信》

【国民民主党、立憲民主党】合流新党結成へ、日程調整を開始

国民民主党が立憲民主党との合流新党結成を決めたことを受け、立民の福山哲郎、国民の平野博文両幹事長が20日、国会近くで会談し、結党に向けた日程調整を開始した。新党参加を決めている衆院の無所属議員2グループの代表者を含む4者で来週、日程協議を行う方針で一致した。福山氏は会談後、記者団に、9月中旬までの新党結成を目指す考えを表明した。

会談では平野氏が合流を決めた19日の両院議員総会について報告。福山氏は「歓迎したい。新党で一緒に頑張っていきたい」と応じた。来週の4者協議で新党参加の受け付けや、代表選と党名選挙、結党大会の日程を詰めると申し合わせた。《共同通信》



8月20日 その日のできごと(何の日)