令和469日目

2020/08/11

この日のできごと(何の日)

【国民民主党】分党へ

国民民主党の玉木代表は11日、党本部で臨時の記者会見を開き、分党する考えを表明した。いったん解党した後に再結党する国民民主党に残る議員と、立憲民主党に合流する議員に分かれ、事実上分裂する。玉木氏自身は立民に合流しない。


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玉木氏は、国民と立民の幹事長、政調会長による合流協議で、新党の綱領や代表選規定などの合流条件について合意したことを明らかにした。

その上で「消費減税など、軸となる政策の一致は得られなかった。理念や政策が異なる人が集まって無理やり党を作っても(民主党が寄り合い所帯とやゆされた)過去の反省を生かせない」と強調した。党内では合流について賛否が分かれているとして「円満に物事を進める道は分党しかないという結論に至った」と語った。

国民は19日にも両院議員総会を開き、正式に分党を決める方針だ。国民は2018年に民進党と希望の党が事実上合流して結党。現在、衆院議員40人、参院議員22人が所属している。

国民と立民の合流協議では、立民が先月15日に両党を解党して新党を設立し、党名を「立憲民主党」にすることを提案した。国民は「民主的な手続き」による党名の決定や消費減税など主要政策の一致を求めた。これに対し、立民は今月7日、代表選と党名をセットで投票する案を示していた。

一方、立民は11日の常任幹事会で、両党がまとめた綱領案などを了承した。立民の福山幹事長は記者団に「国民民主党には変わらず大きい固まりを作ることを求める」と述べた。《読売新聞》

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【東京株式市場】

連休明け11日の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反発した。10日のニューヨーク株高に続いて11日の上海、香港株が買い優勢で推移し、海外市場の堅調な値動きが安心感を高めた。

終値は前週末比420円30銭高の2万2750円24銭。東証株価指数(TOPIX)は39.22ポイント高の1585.96。出来高は約16億2714万株だった。《共同通信》

【日本列島】各地で猛暑

全国的に暑い日が続く中、気象庁によると、11日は午後4時までに群馬県伊勢崎市と同県桐生市で今年最高となる40・5度を記録、埼玉県鳩山町の40・2度を含め、3地点で40度を超えた。

最高気温の上位は、このほか群馬県館林市の39・9度、前橋市と栃木県佐野市の39・8度、埼玉県熊谷市、東京都青梅市、茨城県古河市の39・6度と続いた。

35度以上の猛暑日は午後6時までに今年最多の230地点にのぼっている。《読売新聞》

【COVID-19】国内新規感染699人

国内では11日、新型コロナウイルスの感染者が699人確認され、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗船者を除く累計感染者数は5万441人となった。7月に入ってから各地で感染者が急増しており、4万人から5万人に到達するまでの期間はわずか8日間。国内で初めて感染者が発表されてから1万人に達するまでの期間と比べると、10倍以上のスピードで増加している。

国内初の感染者は1月16日に発表され、1万人を超えたのは93日後の4月18日。この頃から感染者は一度減少傾向に転じ、累計感染者も横ばい状態が続いた。しかし、東京都内では6月中旬以降、感染者が再び増え始め、7月2日以降はほぼ連日、新規感染者が100人以上に。都市部から地方に広がる形で感染は全国に拡大し、今月3日に4万人、11日に5万人を超えた。

東京都内では11日、新たに188人の感染が確認され、70歳代の男女2人の死亡も判明した。新規感染者188人のうち、20~30歳代の若年層が108人(57%)を占めた。家庭内での感染が27人で、職場内は14人。経路が不明な人は6割強の117人に上った。

入院患者は前日比28人増の1710人で、重症者は同2人減の22人。直近1週間の検査の平均陽性率は6・9%、検査人数は3753・4人だった。

栃木県では初めての死者が確認された。県内の医療機関に入院していた高齢者で、県は「遺族の意向」を理由に性別や年齢などを公表しなかった。《読売新聞》

【プロ野球・11日】

D2―9神

阪神は1―1の六回にサンズと梅野の適時二塁打で2点を勝ち越した。七回には近本が好走塁で三塁打として好機をつくり捕逸で生還してリードを広げた。ガルシアが7回1失点で今季初勝利。DeNAは連勝が3で止まった。

広1―8中

中日は四回に高橋の2号2ランと福田の適時打で3点を先制。八回に郡司の2点打で加点し、九回は根尾のプロ初安打を足掛かりにビシエドが2点打を放った。福谷は六回途中まで1失点で3年ぶりの白星。広島は野村が崩れた。

ソ8―7オ

ソフトバンクは中村晃と柳田の2ランなどで二回までに5点を先行。5―6とされた六回は柳田の14号3ランで逆転した。千賀が6回6失点も4勝目を挙げた。オリックスは4連敗。山本が序盤に5失点し、救援陣も踏ん張れなかった。

ロ3―1日

ロッテが逆転で4連勝を飾った。0―1の五回にマーティンの4試合連続となる12号3ランでひっくり返した。美馬が5回1失点で3勝目を挙げ、益田が13セーブ目。日本ハムは再三の好機を生かせず、連勝が4で止まった。

西5―7楽(11日) 楽天が競り勝つ

楽天が接戦を制した。3―4の六回に小深田の2点二塁打で逆転。七回に島内の適時打、九回には小深田の適時二塁打で着実に加点した。弓削は5回4失点で3勝目を挙げた。西武は一度はリードを奪いながら今季初の5連敗を喫した。

【サッカー・久保建英選手】ビリャレアルで抱負

サッカーのスペイン1部リーグでレアル・マドリードからビリャレアルに来年6月までの期限付きで加入した19歳の日本代表MF久保建英が11日、スペイン東部のビリャレアルで入団記者会見に臨み「個人的にも、チームのためにも最高のシーズンにしたい」と抱負を語った。

約30人の報道陣の前に黒いポロシャツとジーンズ姿で現れ、流ちょうなスペイン語と日本語で質問に答えた。今季の移籍先として複数クラブが取り沙汰されたが「これが最高の選択だったことを証明したい」と述べた。

久保建英は小学生時代から注目され、昨夏にRマドリードに加入していた。《共同通信》

【ベラルーシ】反体制派が出国

9日のベラルーシ大統領選で当選したルカシェンコ大統領の長期政権を批判し、2位だったチハノフスカヤ氏は11日、国外に出国したと映像メッセージで明らかにした。同氏の陣営によると、ベラルーシ当局に出国させられたといい、事実上の国外退去の可能性がある。

リトアニアのリンケビチュウス外相によると、チハノフスカヤ氏はベラルーシで約7時間拘束された後にリトアニアに入国した。10日に選挙結果への異議申し立てでベラルーシ中央選管を訪れた後、消息不明となっていた。

同氏は映像メッセージで「重い決断をした。子どもが最も重要だ」と語った。《共同通信》

【米国】香港から輸出は「中国製」に

トランプ米政権は11日、香港から米国向けに輸出される製品について、9月26日以降は「中国製」と明示するよう義務付けると発表した。香港で国家安全維持法(国安法)が施行されたことを受けた制裁措置の一環。米国による香港からの輸入は中国本土からに比べると少ないが、貿易摩擦が激化する中国と香港が同一の扱いとなる。

トランプ大統領は11月の大統領選を意識し、対中強硬姿勢を強めている。中国に課している制裁関税が香港にも適用される事態になれば、15日の米中貿易協議を控え、新たな火種となりそうだ。《共同通信》

【香港】周庭氏ら保釈

香港メディアによると、香港国家安全維持法(国安法)違反の容疑で10日に逮捕された香港の民主活動家、周庭氏が11日夜、保釈された。周氏は保釈された警察署の外で記者団の取材に応じ「これまで香港の社会運動に参加してきて4回逮捕されたが、最も怖かった。起訴されるのかどうか分からないが、パスポート(旅券)も没収された」などと語った。

香港紙、蘋果日報のグループ創始者で民主派の黎智英氏も保釈された。

周氏は、外国政府に香港への制裁を訴えていたとして、外国勢力との結託により国家の安全に危害を加えた罪を犯した疑いがかけられたという。《共同通信》

【米・アザー厚生長官】台湾の防疫「世界の模範」

台湾の呉釗燮外交部長(外相)は11日、台北市で訪台中のアザー米厚生長官と会談した。アザー氏は冒頭のあいさつで「台湾の防疫措置は世界の模範だ」と述べ、台湾が世界保健機関(WHO)総会に2017年から中国の反対で参加できていない現状を批判した。

アザー氏は台湾の新型コロナウイルス感染対策を称賛し、「国際会議の場で台湾の経験と世界一流の専門知識を共有できるようにすべきだ」と強調した。呉氏は防疫を巡って中国の圧力にさらされてきたとして「中国は台湾を『もう一つの香港』にしようとしている」と危機感を示した。《共同通信》



8月11日 その日のできごと(何の日)