令和383日目
2020/05/17
この日のできごと(何の日)
【COVID-19】
週末人出、全国的に増加
新型コロナウイルス特別措置法に基づく緊急事態宣言の一部解除後初めての週末は、全国的に中心部の人出が前週と比べ増えたことが17日、NTTドコモの調査で分かった。土曜の16日は解除された39県の9割近くの地点で9日の人出を上回り、宣言が続く8の特定警戒都道府県でも北海道や近畿を中心に増加。好天の日曜となった17日は首都圏も伸び、全国94地点の9割を超す87地点で10日の水準を上回った。
西村康稔経済再生担当相は17日のNHK番組で「気の緩みで大きな流行が起こる可能性がある」と指摘。自粛ムードが一変し、感染再拡大を招きかねないとの懸念が出ている。《共同通信》
国内の新規感染は27人
国内では17日、27人の新型コロナウイルス感染者が新たに確認され、累計は1万6336人となった。死者は東京7人、北海道1人で計8人増え、累計が756人に上った。
東京都内で判明した新規感染者5人の中に感染経路不明者はおらず、小池百合子知事は同日、「感染経路をたどることができるというのは、一つの安心材料だ」と述べた。
約2か月ぶりに新規感染者がゼロだった大阪府では、4月9日に過去最多となる92人を記録。5月に入ってからは20人未満で推移していた。京都府でも17日、感染は確認されず、3日連続でゼロだった。兵庫県では神戸市で30歳代の男性1人の感染が判明した。《読売新聞》
インド、全土封鎖を延長
インド政府は17日、同日までとしていた新型コロナウイルス対策の全土封鎖措置を、今月末まで延長した。PTI通信が伝えた。封鎖は3月25日に始め、期限の延期は3回目。感染拡大を抑えるため解除は時期尚早と判断したもようだ。ただインド政府は、4月20日以降徐々に規制を緩めており、感染拡大が続く地域以外は緩和を進めていく方針とみられる。
モディ首相は今月12日の国民向け演説で、18日以降の措置について「新しいルールで完全に再設計する」と表明した。詳細は明らかにしなかったが、地方政府からの要望を踏まえる考えを示した。《共同通信》
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【競馬・第15回ヴィクトリアマイル】
第15回ヴィクトリアマイル(17日・東京11R1600メートル芝18頭、G1)1番人気のアーモンドアイ(クリストフ・ルメール騎乗)が1分30秒6で優勝し、芝のG1レースでディープインパクトなど6頭と並ぶ、日本馬最多の通算7勝目(うち海外1勝)を挙げた。
アーモンドアイは3月のドバイ・ターフ(G1)出走のためアラブ首長国連邦入りしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響でレースは中止。昨年末の有馬記念(9着)以来、約5カ月ぶりとなった一戦で復活を果たした。2着は4番人気のサウンドキアラ、3着に5番人気のノームコアが入った。《共同通信》
【韓国】元慰安婦支援の市民団体が謝罪
元従軍慰安婦を支援する韓国の市民団体は17日までに、寄付金を原資に「元慰安婦の憩いの場」として建設した建物の管理を団体前代表の父に任せ、管理費などの名目で2014~20年に計約7500万ウォン(約650万円)を支給していたと明らかにした。団体は親族を管理人としたのは配慮が足らなかったと謝罪したが、「公私混同」との批判が出る可能性がある。
団体は「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)。正義連に批判的な保守系メディアが不透明な会計処理があると相次いで報道。今回も「前代表の尹美香氏らがペンションのように使っている」と報じられた。《共同通信》
【イスラエル】新政権発足
イスラエル国会は17日、右派「リクード」のネタニヤフ党首を改めて首相とする内閣を承認、新たな連立政権が発足した。昨年4月以降で3度の国会総選挙が行われるなど、1年以上続いた政治混乱がようやく収束した。ネタニヤフ氏の首相就任は通算5期目。新型コロナウイルスの感染拡大で大きく落ち込んだ経済の立て直しが当面の課題となる。
新政権もトランプ米政権との良好な関係を堅持し、敵対するイランや親イラン勢力への圧力を強化する方針に変更はない。《共同通信》
【下呂温泉合掌村】2000万使途不明
岐阜県下呂市は17日、同市営の観光施設「下呂温泉合掌村」の事業会計で、約2千万円の使途不明金があったと発表した。同市によると、2019年度の決算処理の中で発覚した。当時の男性会計担当者(52)が毎月市に提出する通帳のコピーが改ざんされ、支払先の一部に複数の架空業者名などが記載されていた。
会計担当者は16日の市の聴取で、不正の一部を認めた。その後に行方不明となっており、市は同日、下呂署に捜索願を出した。
実際には行っていないかやぶき屋根の修繕工事などを発注したように装っていた。山内登市長は「綱紀粛正を徹底し、再発防止を図る」とコメントした。《共同通信》
【富山市】クマに襲われ高齢女性2人けが
17日午前9時半ごろ、富山市石田で農作業中の近所の女性2人が相次いでクマに遭遇した。富山南署によると、飲食店経営のA子さん(84)が右腕と右脚をかまれ、無職のB子さん(92)が驚いて転倒した際に左脚を骨折した。いずれも重傷とみられる。猟友会が午後1時すぎ、2人を襲ったとみられる1頭を駆除した。
A子さんは自宅近くの畑で、B子さんは自宅敷地内の家庭菜園で、それぞれ農作業をしていた。
現場は富山地方鉄道布市駅から南西に400メートルほどの、田畑の中に住宅が点在する地域。《共同通信》