令和334日目

令和2年3月29日(日)

2020/03/29

【新型コロナウィルス】

世界の感染者70万人超え

米ジョンズ・ホプキンズ大の集計によると、新型コロナウイルスの感染者が29日、世界全体で70万人を超えた。26日に50万人を上回ったばかりで、各国がウイルス検査態勢を充実させる中、感染者が増えている。死者は約3万3000人。

感染者が最も多いのは米国で、13万人を超えた。欧州で最も大きな被害が出ているイタリアは依然、1日当たり数千人単位で増え続けており、9万7000人に上った。両国に加え中国やイラン、欧州諸国の計11カ国で1万人以上の感染者が発生している。《共同通信》

伊、死者1万779人に

イタリア政府は29日、新型コロナウイルスに感染した死者が前日から756人増え1万779人になったと発表した。感染者は5217人増の9万7689人になった。

地域別の最多は大都市ミラノがある北部ロンバルディア州で死者6360人、感染者4万1007人。次いで多いのが北部エミリアロマーニャ州で死者1443人、感染者1万3119人に上る。首都ローマのある中部ラツィオ州では136人が死亡し、2700人以上が感染した。

症状がないか軽いために自宅待機となっている感染者は4万2588人に上る。一方、感染者のうち1万3030人は既に回復した。《共同通信》

自民「スピード感もって実行」 野党「遅い」

与野党の幹部は29日のNHK番組で、新型コロナウイルスの感染拡大に対処する政府の緊急経済対策などをめぐり議論した。自民党の稲田朋美幹事長代行は、経済的打撃を最小限に抑えるため「スピード感をもって実行する」と強調。立憲民主党などの野党は、緊急経済対策となる令和2年度補正予算案への政府対応を「遅い」と批判した。

稲田氏は「前例を大きく超える規模」の経済対策が必要と訴え、財源として赤字国債の発行も認める考えを示した。消費税率の引き下げについては「社会保障改革の大きな財源だ」として、慎重な構えをみせた。

立民の福山哲郎幹事長は、安倍晋三首相が28日の記者会見で補正予算案の取りまとめに10日程度かかると語ったことを批判し、予算案審議に協力するためにも「事前に野党の意向をくみ取ってほしい」と注文をつけた。

日本維新の会の馬場伸幸幹事長は、政府が緊急事態宣言を発出する要件は満たしているとして「なぜ首相が宣言しなかったのが不思議だ」と述べた。《産経新聞》

京産大、クラスターの可能性

京都市と京都府、京都産業大学は29日、ヨーロッパの卒業旅行から帰国した市在住の同大学4年生と、卒業旅行に同行した別の学生の卒業祝賀会に出席した市在住3人、井手町在住1人の、いずれも20代男性の同大学生計5人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。ほかにも、発熱などの症状のある学生ら13人を含む濃厚接触者が市内外で47人おり、「府内初のクラスター(感染者集団)発生の可能性が高い」としている。

帰国した学生は、同大学4年の4人で3月2~13日にイギリスやスペインなど欧州5カ国を旅行。帰国後、4人のうちの2人(いずれも20代男性)は28日までに愛媛県と石川県で陽性が確認され、残る2人のうち京都市内在住の1人は21日から発熱など症状が出て、29日に感染が確認された。《京都新聞》



【北朝鮮】弾道ミサイルを発射

北朝鮮は29日午前6時10分ごろ(日本時間同)、東部の元山付近から北東方向の日本海に向けて飛翔体2発を発射した。韓国軍合同参謀本部は、2発が短距離弾道ミサイルと推定されるとし、約230キロ飛行し、最高高度は約30キロに達したと明らかにした。北朝鮮は今月2日以降、ミサイル発射を繰り返しており、今年に入って4回目。

日本の防衛省は、日本の排他的経済水域(EEZ)には落下しなかったとの見方を示した。

新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、北朝鮮は国内統制を強め、軍の訓練にも影響を及ぼしたと分析される中、相次ぐ新型兵器の試射で軍の士気を維持する狙いとみられる。

北朝鮮は砲撃訓練の一環として、2日と9日に日本が短距離弾道ミサイルとみなす「超大型放射砲(多連装ロケット砲)」を発射。21日には、米国の戦術地対地ミサイル「ATACMS」に類似したミサイルを発射した。韓国軍当局は、飛行距離などから今回も超大型放射砲を発射した可能性があるとみて分析を進めている。

韓国軍合同参謀本部は、新型コロナで全世界的な苦境にある中、「北朝鮮の軍事的行動は極めて不適切な行為だ」と非難し、即刻中止を要求した。《産経新聞》

【関東甲信】各地で雪

太平洋沿岸を進んだ南岸低気圧と、春としては珍しい強い寒気の影響で29日の関東甲信は各地で雪が降った。山沿いのほか、標高が低く普段は雪が少ない関東の平野部でも雪が積もり、東京都心部では1センチの積雪を観測した。気象庁によると、東京都心で3月下旬以降に1センチ以上の積雪を観測するのは1988年以来、32年ぶり。東北も南部を中心に雪が降った。

28日夜から29日にかけて低気圧が発達しながら本州の南岸を東に進み、関東甲信で降雪域が広がった。気温も低下し、29日は都心部や横浜市で真冬並みの0.7度を観測した。東京都の多摩地方には大雪警報が発表された。《共同通信》

【競馬・第50回高松宮記念】モズスーパーフレアV

第50回高松宮記念(29日・中京11R1200メートル芝18頭)9番人気のモズスーパーフレア(松若風馬騎乗)が優勝、G1レース初勝利を挙げた。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、JRAのG1で初めて無観客で開催された。

払戻金は単勝が3230円、枠連が(4)―(8)で2300円、馬連が(8)―(16)で9150円、馬単は(16)―(8)で2万6540円、3連複が(3)―(8)―(16)で2万2830円、3連単は(16)―(8)―(3)で21万7720円、ワイドは(8)―(16)が3540円、(3)―(16)が3770円、(3)―(8)が880円だった。《共同通信》

【志村けんさん】死去

昭和の伝説的音楽・コントグループ「ザ・ドリフターズ」のメンバーとして活躍した人気コメディアン、志村けんさんが29日、新型コロナウイルスによる肺炎のため死去した。70歳。通夜、葬儀・告別式は近親者で行う。後日、お別れの会の開催を検討している。

事務所によると、志村さんは今月17日に倦怠感の症状があり、自宅静養を開始。20日に東京都内の病院に搬送され、重度の肺炎との診察を受けて入院した。23日に新型コロナの検査で陽性が判明していた。

昭和25年、現在の東京都東村山市の生まれ。自身のエッセー「変なおじさん」などによると、柔道の有段者で厳格な教師だった父が、喜劇中継を見て笑っていたことに衝撃を受け、お笑いの仕事に憧れを持つようになったという。高校卒業直前にドリフターズの付き人として、故いかりや長介さんに弟子入り。昭和49年、ドリフを脱退した故荒井注さんに代わって正式メンバーとなり、ギターを担当した。

グループ加入後2年ほどはギャグに恵まれない時期もあったが、TBS系のコント番組「8時だョ!全員集合」の「少年少女合唱隊」コーナーで東村山音頭を披露したことが転機となり、一躍人気者に。童謡「七つの子」の替え唄「カラスの勝手でしょ」、加藤茶さん(77)とのヒゲダンスなどで番組の人気を支えた。

同番組終了後はフジテレビ系「志村けんのだいじょうぶだぁ」「志村けんのバカ殿様」などで変なおじさん、だっふんだ、アイーンなど幅広い世代に親しまれるギャグを生んだ。

多くのレギュラー番組を抱える一方、平成18年からは、バカ殿様が城の者たちとさまざまなコントを繰り広げる舞台「志村魂」を旗揚げ。ライフワークとして毎年公演を続け、コントを考える作家、演出家、演者として独自の笑いを極めた。

今年は、30日に放送開始した「エール」でNHKの朝の連続テレビ小説への初出演など、芸能生活50周年に向けて新たな挑戦に乗り出した矢先だった。《産経新聞》



3月29日のできごと