令和290日目

令和2年2月14日(金)

2020/02/14

【新型肺炎】

中国本土の死者1380人に

中国国家衛生健康委員会は14日、新型コロナウイルスの感染者が中国本土で6万3851人、うち死者が1380人に上ったと発表した。いずれも14日午前0時(日本時間同1時)時点。感染者は24時間で5090人、死者は121人それぞれ増加した。感染拡大の中心となっている湖北省は13日発表分から感染者の診断基準を緩和しており、1日当たりの増加数が以前より大幅に膨らんでいる。

一方、同委によると、湖北省が統計上の重複を修正した。

湖北省内の感染者は5万1986人。このうちウイルス遺伝子の検出による確定診断を待たず、症状やレントゲン写真などから医師が判断する「臨床診断」によるものが1万5384人を占めている。《産経新聞》

中国、医療従事者1716人が感染

中国政府は14日、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスに医療従事者1716人が感染し、うち6人が死亡したと発表した。患者が急増する湖北省では医療物資が不足し、十分な予防策が取れず危険な状態の医師も多い。院内感染が深刻化しており、政府は阻止に向けた対策を急いでいる。

国家衛生健康委員会の幹部は14日の記者会見で「医療従事者の感染が増えている」と危機感を訴えた。感染した医療従事者は11日時点で中国全土の感染者の3.8%を占め、湖北省武漢市で感染した医師らは1102人に上るという。《共同通信》

クルーズ船から高齢者下船

新型コロナウイルスによる肺炎拡大を受け、横浜港に停泊するクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員約3400人のうち、陰性が確認された80歳以上の希望者の下船が14日始まった。政府関係者らによると、同日午後は10人前後が下船。横浜港からバス数台で移動し、宿泊先の埼玉県和光市の税務大学校に到着した。

政府は乗客らの体調悪化への懸念から、当初の全員が船内待機する方針を変更した。

厚生労働省によると、対象は80歳以上の乗客で、持病がある人や、窓がないか、開閉できない窓のある部屋の人。同じ部屋で過ごす家族も含まれる。《共同通信》

各地で拡大

厚生労働省は14日、新型コロナウイルスによる肺炎(COVID19)を巡る問題で、東京や神奈川、和歌山、沖縄など6都道県で新たに計7人の日本人感染者を確認したと発表した。これとは別に政府チャーター機第3便で帰国した邦人1人も感染が確認されるなど拡大が続いた。新たな感染者には感染の経路が不明確な人も含まれ、市中感染の懸念が増大した。

東京では新たに2人の感染者が判明。屋形船の宴会がきっかけになった可能性がある。屋形船には13日に死亡した80代女性の義理の息子に当たる70代のタクシー運転手も乗船していた。感染拡大防止に向け、政府は新たに専門家会議も設置した。《共同通信》



【日経平均終値】2万3687円59銭

14日の東京株式市場は、肺炎を引き起こす新型コロナウイルスの感染拡大が不安視され、日経平均株価(225種)は続落した。終値は前日比140円14銭安の2万3687円59銭。

流行の拡大による企業業績の悪化が危ぶまれ、売り注文に押された。全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)は、週末や祝日を挟んで5営業日続落した。終値は10.21ポイント安の1702.87となり、約1週間ぶりの安値を付けた。出来高は約13億5100万株だった。

新型肺炎拡大で経済活動が停滞するとの観測から、運輸関連の銘柄などに幅広く売りが出た。平均株価の下げ幅は一時220円を超えた。《共同通信》

【NBA・八村塁選手】若手球宴で14得点7リバウンド

米プロバスケットボールNBAで、プロ2年目までの若手が世界選抜と米国選抜に分かれて対戦する「ライジング・スターズ」が14日、シカゴで行われ、ウィザーズのルーキー八村塁が日本選手として初めて世界選抜で出場し、約20分のプレーで14得点、7リバウンドだった。試合は世界選抜が131―151で敗れた。

八村はこの日の午前中に取材に応じ「この舞台に来ることができてすごく楽しみ。僕のダンク、ミドルシュートを見せられたらいい」と笑顔。試合でも力強いダンクを連発して得点を重ねた。《共同通信》

【秋元司衆院議員】「無罪主張する」

カジノを含む統合型リゾート施設(IR)事業をめぐる汚職事件で、収賄罪で起訴された衆院議員、秋元司被告(48)が14日、東京・永田町の衆院議員会館で記者会見し、「起訴された事実すべてを否認して無罪を主張していく」と述べ、公判で検察側と全面対決する姿勢を示した。昨年12月25日に東京地検特捜部に逮捕されて以降、秋元被告が公の場に姿を見せるのは初めて。特捜部の調べにも一貫して否認していた。

秋元被告は、中国企業「500ドットコム」側から「陣中見舞い」名目で現金300万円を受領したなどとする起訴内容について「特定の事業者に何か便宜を図ったことは断じてない」と強調。「500」社側との関係も「非難されるような癒着した関係や、賄賂を受け取ったことは一切ない」と反論した。

一方、支援者らには「心配をかけてしまい申し訳ない」と謝罪。「まずは体力を取り戻し、3月には国会に復帰したい」と、議員活動の再開に意欲を示した。

秋元被告はIR事業への参入を目指していた「500」社側から総額約760万円相当の賄賂を受け取ったなどとして起訴された。東京地裁が10日に保釈を認め、12日に保釈された。《産経新聞》

【安倍晋三首相】拉致被害者家族と面会

安倍晋三首相は14日、北朝鮮による拉致被害者家族会の飯塚繁雄代表(81)らと官邸で面会した。被害者の元神戸外大生有本恵子さん=失踪当時(23)=の母嘉代子さんが3日に94歳で亡くなったことに触れ「心からご冥福をお祈りしたい」と弔意を示した。その上で、拉致問題について「一日も早く解決しなければいけないとの思いを新たにした」と決意を伝えた。

面会には嘉代子さんの夫明弘さん(91)も同席した。首相は、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長との会談について「あらゆるチャンスを逃すことなく、問題解決に全力を尽くしたい。条件を付けずに向き合う考えだ」と強調した。《共同通信》



2月14日のできごと