平成10877日目
2018/10/19
この日のできごと(何の日)
【米国、韓国】12月の防空演習を中止
米国防総省のホワイト報道官は19日、米韓両軍が12月に実施を予定していた航空機を主体とする防空演習「ビジラント・エース」を中止することを決めたことを明らかにした。マティス国防長官と韓国の鄭景斗(チョンギョンドゥ)国防相が同日、シンガポールでの会談で合意した。
ホワイト氏は演習中止の理由について、北朝鮮の核放棄に向けた米朝の外交交渉の継続を後押しするためだと説明。その上で、米韓両軍の即応態勢を確保するため、別途行われる演習の内容に修正を加えるなどして対応するとした。《産経新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。
外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【山陽新幹線】姫路駅で人身事故
兵庫県姫路市の山陽新幹線姫路駅で19日に起きた人身事故で、JR西日本は20日、15本が運休し、東京発広島行きのぞみ129号の4時間15分を最大に上下計117本で遅れが出たと発表した。JR西日本の管内で約4万8500人に影響した。
姫路駅では19日午後5時半ごろ、通過中の博多発東京行きのぞみ180号に男性がはねられ死亡。東海道・山陽新幹線は東京-博多間の全線で上下線とも一時運転を見合わせた。《産経新聞》
【麻生太郎財務相】米外国為替報告書「日本の為替政策を制約するものでない」
麻生太郎財務相は19日の閣議後会見で、米財務省が17日に公表した外国為替報告書で、日本が引き続き監視対象に指定されたことについて、「日本の為替政策を制約するものではない」との見解を示した。麻生氏は「経常収支や対米貿易収支の黒字などを機械的に評価した結果にすぎず、米国が日本の為替政策に対して不当と考えていることではない」と指摘した。
また、世界の株式市場で不安定な値動きが続いていることについては、元安につられて上海株が大幅に下落したことや、米財務長官のサウジアラビア投資会議の欠席などが主な要因と分析。その上で、麻生氏は「経済全体のファンダメンタルズ(経済の基礎的条件)は悪くない状況には変わりはない」と強調した。《産経新聞》
【安倍晋三首相】対北連携と海洋安保の協力訴え
安倍晋三首相は19日午後(日本時間同日夜)、ベルギーで開かれたアジア欧州会議(ASEM)首脳会議で、北朝鮮の非核化をめぐり、国際社会が結束する必要性を訴えた。海洋進出を強める中国を念頭に、海洋安全保障での連携強化も呼びかけた。
安倍首相は北朝鮮の非核化に向け、国際社会が結束して国連安全保障理事会決議を完全に履行する必要があると主張し、日本人拉致問題の早期解決に向けた協力を要請した。《産経新聞》
【穂積隆信さん】死去
非行に走った娘との日々をつづったベストセラー「積木くずし」の著者で、俳優の穂積隆信さんが19日、 胆嚢(たんのう)がんのため死去した。87歳だった。所属事務所によると、生前の希望で遺体は献体された。葬儀、告別式は行わない。
静岡県出身。俳優座養成所を経て昭和34年に今村昌平監督「にあんちゃん」で映画デビュー。57年に発表した「積木くずし~親と子の二百日戦争」は一人娘の由香里さんの非行から更正までを描いた実話で、約300万部のベストセラーとなった。ドラマ化もされ、社会現象を巻き起こした。由香里さんは平成15年、35歳で死去した。《産経新聞》
【下村脩さん】死去
緑色蛍光タンパク質(GFP)の発見で2008年のノーベル化学賞を受賞したボストン大名誉教授の下村脩(しもむら・おさむ)氏が19日、長崎市内で老衰のために死去した。90歳。葬儀は近親者のみで行われた。
GFPは紫外光を吸収して緑色の光を出すタンパク質。下村氏が米プリンストン大に在籍中の1962年、オワンクラゲから取り出して発見した。
特定の遺伝子と組み合わせれば、体内でその遺伝子の動きを示す“標識”となることから、生物学や医学など幅広い分野に不可欠な研究手段として世界中に普及した。《産経新聞》