平成10782日目

2018/07/16

この日のできごと(何の日)

【MRJ】初の一般向けデモ飛行

国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」を開発している三菱航空機は16日、世界有数の航空機の見本市「ファンボロー国際航空ショー」で初の一般向けデモ飛行を行った。世界の航空関係者に開発の進捗状況や低騒音など性能の高さをアピールした。

三菱航空機の水谷久和社長はデモ飛行後、読売新聞などの取材に応じ、「デモ飛行は画期的な一歩。MRJの能力を披露できたことを喜ばしく思う」と語った。

MRJはこれまでに407機を受注したが、2016年を最後に新規受注が途絶えている。同席した親会社の三菱重工業の宮永俊一社長は「MRJは性能的に新しい時代の飛行機で強い競争力を持っている。100席以下の市場で高い市場占有率を得ていきたい」と強調した。《読売新聞》

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【日本列島】猛烈な暑さ

3連休の最終日となる16日、日本列島は高気圧に覆われ、各地で猛烈な暑さとなった。気象庁によると、西日本豪雨の被災地を含む全国186地点で最高気温が35度以上の猛暑日を記録した。熱中症(疑いを含む)も相次ぎ、読売新聞の集計では、全国で5人が死亡し、4人が意識不明の重体となっている。同庁によると、この暑さは今後1週間以上、続く見通しという。

連日の猛暑について、同庁は、西日本付近を覆った太平洋高気圧と、上空に張り出したチベット高気圧が重なったことが原因としている。16日は、岐阜県揖斐川(いびがわ)町で今年に入って全国で最高気温となる39・3度を観測。群馬県伊勢崎市や愛知県豊田市、京都市でも38度を超えるなど、全国927の観測地点の約2割で猛暑日となった。《読売新聞》

【岡山県倉敷市真備町】一部の水道水が復旧

岡山県倉敷市は16日、広範囲が浸水し、断水していた同市真備町の約1300戸で、水道水が飲めるようになったと発表した。被災後、同町で水道水が飲用できるようになったのは初めて。住民から喜びの声が上がる一方、他の約7600戸では飲めない状況が続いている。

同市によると、水道水が飲めるようになったのは、堤防が決壊するなどした小田川の南側の地域。真備町では9~14日に通水したが、安全性を確認する水質検査をしていた。《産経新聞》

【西日本豪雨】死者219人に

警察庁は16日、西日本豪雨の被災地での死者が14府県の219人に上ったと発表した。依然1府4県で21人が安否不明。甚大な被害が出た被災地では安否不明者の捜索が続き、同日午前には広島市安芸区矢野東で1人の遺体が発見された。

警察庁によると、死者の内訳は広島108人、岡山61人、愛媛26人、京都5人、山口、高知、福岡各3人、兵庫、佐賀、鹿児島各2人、岐阜、滋賀、鳥取、宮崎各1人。

総務省消防庁によると15日午後8時現在、16府県で約4800人が避難生活を続けている。《産経新聞》

【西日本豪雨】安倍首相、農林漁業や中小に支援策

安倍晋三首相は16日、官邸で開いた西日本豪雨の非常災害対策本部会議で、被災した農林漁業者や中小企業向け支援策の第1弾をまとめたことを明らかにした。農林漁業者向け災害関連融資の5年間の無利子化や、中小企業の債務返済猶予などが柱となる。

首相は「被災された農林漁業者、中小事業者の不安を解消し、経営再開に向けた一歩を踏み出していただけるよう、政府として全力で支援する」と強調。追加対策を速やかに検討するよう、関係省庁に指示した。

支援策第1弾の農林漁業者向けでは、農地や水路の早期復旧と農業共済金の早期支払い、農機の導入支援なども挙げた。《共同通信》

【西日本豪雨】小野寺防衛相「必要なら自衛隊増強」

小野寺五典防衛相は16日、西日本豪雨の被災地対応に当たる自衛隊の活動を視察するため、広島県を訪れた。視察後、給水や入浴など被災者への生活支援に関し「自治体と協議し、必要があれば、さらに隊員を増やして支えていきたい」と同県海田町で記者団に述べた。

同時に「まだ行方不明の方がいる。一日も早く救出できるように隊員に全力を尽くしてもらいたい」と強調した。

これに先立ち、土砂崩れなどで大きな被害が出た広島市安芸区の矢野東地区で、川の中の石や砂を運び出しながら行方不明者の捜索に当たる陸上自衛隊員を激励した。《産経新聞》

【羽田空港】B滑走路に穴

16日午後0時45分頃、羽田空港のB滑走路(長さ2500メートル)の中央部分に穴が開いているのを、定時点検を行っていた国土交通省東京空港事務所の職員が見つけ、滑走路を閉鎖した。

同事務所によると、穴の大きさは縦20センチ、横30センチ、深さ10センチ。同事務所が補修作業を行い、約3時間50分後の午後4時35分頃にB滑走路での運航を再開した。

この影響で、日本航空の国内便2便など、計6便が欠航した。同事務所で原因を調べている。《読売新聞》

【JR石北線】線路にクマの死骸

16日午前7時10分頃、北海道遠軽町のJR石北線白滝―丸瀬布間で、上川発遠軽行き普通列車(2両編成)の乗務員が、線路内にクマの死骸を見つけた。列車は白滝駅まで引き返し、乗客8人は同駅からタクシーで振り替え輸送された。クマは除去され、列車は約3時間後に運転を再開した。

JR北海道旭川支社によると、15日夜にも同じ区間で旭川発北見行きの快速列車がクマと遭遇、接触して停車していた。両日とも、乗客にけがはなかった。《読売新聞》

【米露首脳会談】

トランプ米大統領とプーチン露大統領は16日、フィンランドの首都ヘルシンキの大統領公邸で首脳会談を行い、シリア問題や核軍縮で協力し、関係改善を図る方針で一致した。プーチン氏はロシアによる2016年米大統領選への干渉問題について、改めて関与を否定した。

会談後の共同記者会見で、プーチン氏は戦略核弾頭の配備上限を定めた「新戦略兵器削減条約(新START)」について、「(21年に迎える)期限の延長を米側に提案した」と述べた。トランプ氏は「核拡散問題について協議した。米露はこの問題を終わらせたいと考えている」と語った。

また、プーチン氏は選挙干渉問題について、会談で話し合ったことを明らかにし、「ロシアは干渉したことはないし、米国の内政問題に介入することはない」と強調した。これに関し、トランプ氏は「ロシア疑惑の捜査は米国にとって災難で、(自らの陣営とロシアの)共謀はなかった」と主張した。《読売新聞》



7月16日 その日のできごと(何の日)