平成10644日目
2018/02/28
この日のできごと(何の日)
【レスリング・伊調馨選手】強化本部長からパワハラ
女子レスリングで五輪4連覇を果たし、国民栄誉賞も贈られた伊調馨選手が、日本レスリング協会の栄和人強化本部長からパワーハラスメントを繰り返し受けたとして、レスリング関係者が1月、代理人弁護士を通じ、内閣府の公益認定等委員会に告発状を出していたことが28日、分かった。代理人弁護士の事務所が明らかにした。
栄氏は28日に取材に応じ、告発内容を否定した上で「協会と話し合って対応を決める。五輪4連覇に一生懸命協力したのに、なぜこんなことになったのか」と話した。《共同通信》
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【新幹線台車亀裂問題】川重、台車を薄く削る
JR西日本の新幹線のぞみの台車に破断寸前の亀裂が見つかった問題で、台車を製造した川崎重工業が、作業時のマニュアルに反して、台車枠の鋼材を薄く削っていたことが28日、分かった。川重が記者会見で明らかにした。底面の溶接不備が発端となって亀裂が生じ、周辺の鋼材が薄く強度が不足したことから亀裂が広がったとの見解を示した。
今回亀裂が生じた台車以外にも、鋼材の厚さが基準に満たない台車がJR西に100台、JR東海に46台ある。超音波による検査で安全性を確認しながら1年以内に順次、取り換え作業を進めるという。川重は、交換に必要な台車枠の製造費を全額負担すると表明した。《共同通信》
【WBAスーパーバンタム級タイトル戦】松本亮選手、戴冠ならず
世界ボクシング協会(WBA)スーパーバンタム級タイトルマッチ12回戦は28日、東京・後楽園ホールで行われ、24歳で同級11位の松本亮(大橋)が27歳の王者ダニエル・ローマン(米国)に0-3の判定で敗れ、王座獲得に失敗した。
世界初挑戦の松本は効果的な連打を繰り出せず、速さで上回る王者を崩せなかった。ジャッジ3人のポイントで大差をつけられる完敗。昨年9月に久保隼(真正)を破って王座を獲得したローマンは初防衛に成功した。
戦績は松本が23戦21勝(19KO)2敗、ローマンは27戦24勝(9KO)2敗1分け。《産経新聞》
【ボクシング】ルイス・ネリ選手、体重超過で王座剥奪
世界ボクシング評議会(WBC)バンタム級タイトル戦(3月1日・両国国技館)の前日計量が28日、都内で行われ、同級1位の山中慎介(帝拳)は53・3キロでパスしたが、王者のルイス・ネリ(メキシコ)は上限体重の53・5キロを1・3キロもオーバーし、計量に失敗した。
ネリは王座を剥奪された。山中が勝てば、王座に返り咲き、引き分けるか負ければ王座は空位となる。ネリは1日正午の計量で、58キロ程度に抑えることが両陣営などで確認された。
ネリは1回目の計量でリミットを2・3キロも上回る55・8キロを計測。制限時間いっぱいの約2時間後の再計量でも54・8キロだった。ネリ陣営は、今回の試合から栄養士に減量を一任。栄養士によると、28日朝は「普通なら問題なく落ちる」という3キロオーバーだったが、減らなかったという。
ネリは、昨年8月の山中との対戦で、4回TKO勝ちしたが、その後に筋肉増強作用のある禁止薬物が検出された。WBCは「故意に摂取したと断定できない」と再戦を指示していた。《読売新聞》
【安倍晋三首相】“裁量労働制”今国会は断念
安倍晋三首相は28日夜、官邸で加藤勝信厚生労働相らと会談し「国民に疑念を抱かせた」として、働き方改革関連法案から裁量労働制の対象拡大の部分を切り離すよう指示した。その上で「働き方改革はアベノミクス最大のチャレンジで、今国会最大の重要法案だ。必ず今国会で成立させる」と強調した。会談後、加藤氏は、裁量制に関する法案について、今国会への提出を断念する考えを記者団に示した。不適切データ問題への批判が強まる中、理解は得られないと判断した。
働き方法案は安倍首相が掲げる今国会の目玉法案。骨格部分が切り離されることで、政権への大きな打撃となるのは必至だ。《共同通信》