平成10508日目

2015/10/15

この日のできごと(何の日)

【西鉄8000形】ラストラン

西日本鉄道(福岡市)で特急用車両として平成の29年間を駆け抜けた「8000形」が15日、引退した。福岡(天神)-筑紫のラストランツアーに235人が参加し、別れを惜しんだ。

8000形は1989年に運行開始。天神大牟田線で6編成(1編成6両)が活躍したが、老朽化で順次廃車となっていた。運転室の前面が斜めにせり出した形や、大きな窓からの展望が良いのが特徴で、ツアー参加者はしきりにカメラのシャッターを切っていた。《西日本新聞》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

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【自動車・世界耐久選手権】第7戦

自動車の世界耐久選手権(WEC)シリーズ第7戦は15日、静岡県富士スピードウェイで決勝が行われ、中嶋一貴らのトヨタ8号車が優勝した。トヨタは今季3勝目で、日本開催で2連覇を果たした。小林可夢偉らの7号車が続き、トヨタ勢が1、2位を占めた。

レースは雨や濃霧のため残り約1時間半で2度目の中断。回復を待ったものの再開できず、トップを走っていた8号車が優勝となった。ポルシェ勢の1号車が3位、2号車が4位だった。

第8戦は11月5日に上海、最終戦は同18日にバーレーンで行われる。《共同通信》

【競馬・第22回秋華賞】ディアドラが優勝

第22回秋華賞(15日・京都11R2000メートル芝18頭、G1)3歳牝馬3冠レースの最終戦は3番人気のディアドラ(ルメール騎乗)が2分0秒2で制し、1着賞金9200万円を獲得した。4番人気のリスグラシューが2着。モズカッチャンが3着。《共同通信》

【ゴルフ・日本オープン】池田勇太選手が優勝

ゴルファー日本一を決める日本オープン選手権は15日、岐阜県の岐阜関CCで最終ラウンドが行われ、池田勇太が東北福祉大1年の金谷拓実との接戦を制して3年ぶり2度目の大会制覇を果たした。19歳の金谷は前半に伸ばし、31歳の池田に1打差と迫った。

1927年の第1回大会以来90年ぶり2人目となるアマチュア優勝にはわずかに届かなかったが、新鋭の大健闘に雨の会場が沸いた。

広島県出身の金谷は2015年大会で11位に入り、史上最年少でベストアマチュアに輝いた。《共同通信》

【プロ野球・CS】ファーストステージ

プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージ(3試合制)は15日、セ、パ両リーグともに第2戦が行われ、セはレギュラーシーズン3位のDeNAが2位阪神に13―6で勝ち、パは3位楽天が2位西武に4―1で快勝して、ともに対戦成績を1勝1敗とした。

セ、パともに16日の最終第3戦でファイナルステージ進出を懸けて戦い、2位の阪神と西武は引き分けでも進出が決まる。パの第3戦の先発投手は西武が野上、楽天が美馬と発表された。

ファイナルステージは18日に始まる。リーグ優勝の広島とソフトバンクが1勝のアドバンテージを持ち、6試合制で日本シリーズ進出を争う。《共同通信》

【希望の党・細野豪志元環境相】民進党「再結集」を否定

希望の党の細野豪志元環境相は15日のフジテレビ番組で、民進党「再結集」論が浮上していることについて「われわれは新しい党をつくって選択肢を示した。(希望から)元の民進党に戻るのはあり得ない」と述べ、再結集を否定した。

同時に「加計、森友問題など安倍政権のおごりやゆがみは出ている。それに対してしっかりとした選択肢があることは重要だ」と述べ、希望の党として政権を追及していく考えを示した。

立憲民主党の福山哲郎幹事長も「政党を立ち上げたところだ。この政党をしっかり国民の皆さんに育てていただく」と慎重な姿勢を示した。《共同通信》

【第48回衆院選】ラストサンデー

衆院選投開票(22日)に向けて最後の日曜日となった15日、与野党党首は各地の街頭演説で安倍晋三首相(自民党総裁)による政権運営の是非を巡り、攻防を繰り広げた。優位な情勢を踏まえ、選挙戦を進める首相は「国民の命や、幸せな暮らしを守り抜くことができるのは自民、公明両党だ」と政権の継続へ支持を呼び掛けた。希望の党の小池百合子代表(東京都知事)は「安倍政治へノーを突き付け、世界経済で後れを取らない日本をつくりたい」と批判姿勢を強めた。

首相は札幌市で、雇用指標の改善などの実績を掲げた上で、消費税率10%への引き上げ分の使途を変更し、子育て支援を拡充すると改めて説明。「若い人たちが、未来をつかみ取れる社会をつくる」と述べた。民進党出身者の希望の党への合流を念頭に「当選したいために、人気のありそうな政党に潜り込んだ。政策の話はほとんどない」と非難した。

東京都内を回った小池氏は森友、加計学園問題に触れ「皆さんが自公を支持すれば(政権側から)問題は終わったと言われる。安倍政治に白紙の小切手を与えないでほしい」と訴えた。「しがらみ政治を変えよう。過去の延長線ではやっていけない」と強調した。

公明党の山口那津男代表は神戸市などで「公明党がなければ、連立政権は安定しない」と述べた。民進党参院議員を中心に浮上した党「再結集」論に触れ「無責任で、有権者をあざむくような人たちに、日本を任せられない」と主張した。

共産党の志位和夫委員長は京都市で「安倍政権を退場させ、新しい日本をつくる。消費税率10%への引き上げを中止する。増税するなら、富裕層と大企業に負担を求めるべきだ」と演説した。立憲民主党の枝野幸男代表は名古屋市などで、首相の経済政策に関して「アベノミクスで強い者は強くなったが、格差が拡大し、不安と分断が大きくなった。この流れを変えたい」と呼び掛けた。《共同通信》

【オーストリア】「反難民」2党が勝利

オーストリア国民議会(下院、183議席)選挙は15日、開票が終了した。内務省の暫定最終結果によると、クルツ外相(31)率いる中道右派の国民党が31・4%を得票して第1党となり、右派の自由党が27・4%で第2党となった。いずれも移民・難民政策の厳格化を訴えており、ドイツやフランスなどの選挙で右派や極右勢力が支持を伸ばす中、オーストリアでも右傾化が鮮明となった。

今後は連立政権協議が焦点となる。クルツ氏は選挙後に「全ての党と協議する」としているが、地元主要メディアは国民党と自由党の連立を予測する。《共同通信》



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