平成10390日目
2017/06/19
この日のできごと(何の日)
【安倍晋三首相】加計学園論戦「深く反省」
安倍晋三首相は19日夕、通常国会閉会を受けて官邸で記者会見し、「加計学園」(岡山市)問題などを巡る国会の議論に関し「印象操作のような議論に強い口調で反応した私の姿勢が政策論争以外の話を盛り上げた。深く反省する」と述べた。記録文書に関する調査で政府対応が混乱したことも認めた。夏以降の内閣改造・自民党役員人事を検討していることを表明。「人材を積極的に登用し、しっかりした体制をつくる観点から、これからじっくり考えたい」と語った。
18日に閉会した通常国会について「建設的な議論とは、かけ離れた批判の応酬に終始した」とした。《共同通信》
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【菅義偉官房長官】改造は「首相の専権事項」
菅義偉官房長官は19日午前の記者会見で、夏以降に検討されている内閣改造に関し「安倍晋三首相の専権事項だ。私の立場で答えることは控えたい」と言及を避けた。首相は改造について自民党役員が任期満了となる9月を軸に検討しているが、政権内には前倒しすべきだとの意見もある。
報道各社の世論調査で内閣支持率が下落したことについては「支持率は低いより高い方がいいが、動きに一喜一憂すべきでない」と静観する姿勢を示した。安倍内閣として「国民のために真に必要な政策を着実に進めていく」とも強調した。《共同通信》
【大阪地検】森友学園を強制捜査
大阪地検特捜部は19日、詐欺と補助金適正化法違反の疑いで学校法人「森友学園」(大阪市淀川区)の事務所や籠池泰典前理事長(64)の自宅、系列保育園などの家宅捜索に入った。籠池氏の立件を視野に捜査を進める。学園が小学校用地として取得した大阪府豊中市の旧国有地が、約8億円値引きされた疑惑の発覚から約4カ月、森友学園問題は刑事事件に発展した。
旧国有地の取引では小学校の名誉校長を一時務めた安倍昭恵首相夫人や、国側の関与が大きな焦点となった。野党が追及した国会が18日に閉会し、その直後の着手となった強制捜査は学園側の補助金疑惑の解明が中心となる見通し。《共同通信》
【大家友和投手】現役引退を決断
米大リーグで通算51勝をマークした大家友和投手(41)が現役を引退したことが19日、分かった。今春、オリオールズとマイナー契約を結んで3季ぶりに渡米。キャンプに参加したが3月に戦力外通告を受けた。帰国後、24年の現役生活を終えることを決めた。
1994年ドラフト3位で横浜(現DeNA)に入団。5年間で1勝しか挙げられず、99年から米球界へ挑戦した。マイナーでのスタートだったが、1年目からメジャーへ昇格。2001年のシーズン途中にトレードで移籍したエクスポズ(現ナショナルズ)で02年に13勝(8敗)を挙げるなど、通算3度の2桁勝利をマークした。
ブルージェイズ時代の07年には、野茂英雄氏に次ぐ日本投手メジャー通算50勝を達成。10年途中に横浜と契約して日本球界に復帰した。しかし、右肩を手術した11年オフに解雇。その後はナックルボール主体のスタイルに変更し、日本の独立リーグなどでプレーを続けた。ラストチャンスと自覚して渡米した今春に結果を残せず、決断に至った。《産経新聞》
【韓国・文在寅大統領】脱原発宣言
韓国の文在寅大統領は19日、原子力発電を重視した従来の政策を破棄して脱原発を進めると宣言し「新規の原発建設計画は全面的に白紙化する」と述べた。設計寿命を超えた原子炉も運転しないと表明した。南部、釜山郊外にあり、18日深夜に運転を終了した古里原発1号機を訪れ、演説した。
文氏は脱原発政策を大統領選の公約に掲げていた。就任後にあらためて表明したことで、韓国のエネルギー政策は大転換する。韓国では古里1号機も含め25基の原発があり、総発電量の30%を原発が担ってきた。文氏は選挙中、2030年までに原発のシェアを18%まで下げると表明していた。《共同通信》
【オットー・ワームビアさん】死去
北朝鮮から前週解放された米国人大学生のオットー・ワームビア氏(22)が19日、治療を受けていた米オハイオ州シンシナティの病院で死去した。ワームビア氏の家族が声明で発表した。
ワームビア氏は北朝鮮で1年5カ月間拘束され、13日に昏睡状態で帰国した。治療に当たった医師団は、同氏に深刻な脳損傷が見られ、「反応がない覚醒状態」にあると述べていた。
トランプ米大統領は遺族に哀悼の意を伝え、北朝鮮について「残忍な政権」で「基本的な良識」の尊重を欠いていると非難した。
ソーントン国務次官補代行(東アジア太平洋担当)は、米国政府が北朝鮮に拘束されている他の米国人3人の状況を懸念していると述べた。
ワームビア氏はツアーで北朝鮮を訪問中に拘束された。現地メディアは政治スローガンが書かれた物を盗もうとしたことが理由と伝えている。《ロイター》