平成10368日目
2017/05/28
この日のできごと(何の日)
【第101回インディアナポリス500マイル】佐藤琢磨選手が優勝
世界三大レースの一つといわれる米国伝統の自動車レース、第101回インディアナポリス500マイルは28日、米インディアナポリスのインディアナポリス・モータースピードウエーで決勝が行われ、元F1ドライバーの佐藤琢磨(40)=ホンダ=が日本人初優勝を果たした。
予選4番手の佐藤は自己最高の2列目からスタート。積極的にレースを進め、残り5周でトップに立ちゴールした。これまでの日本勢の最高順位は2003年に高木虎之介がマークした5位。
佐藤は10年からインディカー・シリーズに参戦し、インディ500には今回が8度目の出場。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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【岸田文雄外相】ポスト安倍へ決意表明
岸田文雄外相が率いる自民党の派閥「宏池会」は28日、今年が創設60周年に当たるのを記念し、創立者の池田勇人元首相の銅像がある広島市の公園で植樹式を開いた。岸田氏は「宏池会が未来に向けて日本の政治で役割を果たす」と述べ、「ポスト安倍」へ決意を改めて表明。
宏池会は4人の首相を輩出した名門派閥。だが宮沢喜一元首相が退陣した1993年以来、首相を生み出していない。
同派幹部らが出席した植樹式は60周年を機に、派閥の結束を固めるのが狙い。池田元首相は岸田氏と同じ広島県が地元。岸田氏は元首相が掲げた「所得倍増計画」に触れ「池田元首相の存在感を強く感じる」と語った。《共同通信》
【天皇皇后両陛下】植樹祭に出席
天皇、皇后両陛下は28日、富山県魚津市で開かれた第68回全国植樹祭の式典に出席された。
式典には緑化運動関係者ら約7500人が参加。両陛下はタテヤマスギなど6種の苗木を植え、エドヒガンなど4種類の種をまかれた。次回は福島県で開催され、リレーセレモニーでは、東日本大震災で被災した海岸防災林の復旧に役立てようと、皇居でとれた種から育てたエノキの苗が、富山県知事から福島県知事に手渡された。
その後、両陛下はファスナー製造のYKK(東京)黒部事業所(黒部市)にある、同社製品の展示施設を見学された。ファスナーの起源が話題となり、靴ひもを結ぶ不便さの解消を目指す米国人によって考案されたとの説明に、両陛下は笑顔を見せられていた。《読売新聞》
【競馬・第84回日本ダービー】レイデオロがG1初勝利
第84回日本ダービー=東京優駿=(28日・東京10R2400メートル芝18頭、G1)2番人気のレイデオロ(クリストフ・ルメール騎乗)が2分26秒9で優勝し、G1初勝利を挙げるとともに1着賞金2億円を獲得した。《共同通信》
【大相撲夏場所千秋楽】横綱白鵬関、13度目の全勝優勝
大相撲夏場所千秋楽(28日・両国国技館)14日目に6場所ぶり38度目の優勝を決めた白鵬は、日馬富士との横綱対決を寄り切りで制し、自身の持つ史上最多記録を更新する13度目の全勝優勝を果たした。日馬富士は11勝4敗。
大関昇進が事実上決定した関脇高安は、大関照ノ富士に小手投げで敗れ、2連敗で11勝4敗だった。照ノ富士は12勝目を挙げた。大関豪栄道は関脇玉鷲に敗れて6敗目。玉鷲は10勝5敗とした。《共同通信》
【千葉市長選】熊谷俊人氏が3選
任期満了に伴う千葉市長選は28日投開票の結果、無所属の現職熊谷俊人氏(39)が、無所属新人で共産党県中部地区准地区委員大野隆氏(48)=共産推薦=を大差で破り、3回目の当選を果たした。政令市長では引き続き最年少となる。
投票率は29・07%で、前回を2・28ポイント下回った。現市政の評価が主な争点で、熊谷氏は行財政改革など2期8年の実績をアピール。待機児童対策の強化や幕張新都心への企業誘致などを公約に掲げた。
民進、公明両党の県組織が支持。独自候補の擁立を見送った自民党も一部市議が応援に回るなど、事実上の与野党相乗りで幅広く支持を集めた。《共同通信》
【安倍晋三首相】サミット終え帰国
安倍晋三首相は28日夕、イタリア南部シチリア島タオルミナで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)など一連の日程を終え、政府専用機で帰国した。サミットでは、北朝鮮に対する圧力強化での連携を主導。トランプ米大統領と2度目の首脳会談を行い、信頼関係の強化に努めた。G7の地位低下が指摘される中、サミットの成果をどこまで生かせるかが課題になる。
26、27両日のサミットで首相は、核・ミサイル開発を強行する北朝鮮を強く非難。トランプ氏と連携し、対話よりも圧力強化が必要だと訴え、首脳宣言への「北朝鮮は新たな段階の脅威」との文言明記を導いた。《共同通信》
【独・メルケル首相】「米に頼る時代終わった」
ドイツのメルケル首相は28日、イタリアで開かれた先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)で地球温暖化対策や難民問題を巡りトランプ米大統領と合意に至らなかったことを受け「ここ数日で、他国に頼る時代はもう過去のものになったと実感した」と述べた。ドイツ南部ミュンヘンでの演説で語った。
メルケル氏はトランプ政権や、欧州連合(EU)離脱を決めた英国を念頭に、欧州各国は「自らの運命のために闘わなければならない」と強調。ドイツとしては強いEUを目指し、親EUのマクロン大統領が就任したフランスとの関係を重視していく考えを示した。《共同通信》
【中国】G7首脳宣言に反発
中国外務省の陸慷報道局長は28日未明、イタリア・タオルミナの先進7カ国(G7)首脳会議(サミット)首脳宣言で、東・南シナ海の状況に懸念が示されたことに対し「強い不満を表明する」と反発するコメントを発表した。
記者の質問に答える形でホームページに掲載した。陸氏は「声明は、国際法にかこつけて東・南シナ海問題であれこれと口出しするものだ」と不快感を示した。
さらに中国は当事国との対話で問題解決を図り、東・南シナ海情勢の平和と安定に努めていると主張。G7や域外の国々は「無責任な言論」を発表しないよう求めた。《共同通信》
【米・トランプ大統領】メディア批判のツイート連発
就任後初の外遊から帰国したトランプ米大統領は28日、メディア批判のツイッターを連発した。娘婿のクシュナー大統領上級顧問が、政権移行期にロシア政府に秘密の通信回線設置を打診したなどと報道されたことを受け、「偽ニュースは敵だ!」などと書き込んだ。
トランプ氏は中東、欧州歴訪を「ホームラン」と自賛したが、その間、米国ではロシアとトランプ政権の不透明な関係を巡る報道が相次いだ。不満を募らせるトランプ氏は、批判の矛先を再びメディアに向けたようだ。
ツイッターで、一連の報道について「情報源の名前も書いていない。でっち上げじゃないのか」と主張した。《共同通信》