平成10341日目
2017/05/01
この日のできごと(何の日)
【トランスイート四季島】デビュー
JR東日本の豪華寝台列車「トランスイート四季島」が1日デビューし、上野駅(東京都台東区)を午前11時40分に出発した。高級感のあるシャンパンゴールドの車両に乗り、上質な設備とサービスを楽しみながら旅をする「クルーズトレイン」が、東日本を中心とした各地を巡る。
出発式にはJR東の冨田哲郎社長や、車両をデザインした工業デザイナーの奥山清行氏らが参加した。冨田社長は「新しい鉄道の歴史をつくり、地方が元気になるための息吹をお届けしたい」とあいさつした。《共同通信》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
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古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【レゴランド】開業1カ月
人気玩具レゴブロックの大型テーマパーク「レゴランド・ジャパン」(名古屋市)が1日、開業から1カ月を迎えた。運営会社は来場者数を公表していないが、岐阜、愛知、三重の東海3県以外から訪れた人が約6割に上ったという。外国人旅行者を含め、幅広い地域からの集客を維持していくことが今後の課題になりそうだ。
入場料は大人6900円、子ども5300円で、子どもは東京ディズニーランド(TDL)を500円上回る。レゴが大好きという4歳の息子と1日にレゴランドを訪れた浜松市の主婦(34)は「料金が高い分、パレードやイベントを充実させてほしい」と訴えた。《共同通信》
【海上自衛隊】初の米艦防護
海上自衛隊のヘリコプター搭載型護衛艦「いずも」は1日午後、房総半島沖で米海軍の補給艦と合流し、安全保障関連法に基づき米軍の艦艇を守る「武器等防護」を実施した。自衛隊が安保関連法の新任務に当たるのは初。緊迫する北朝鮮情勢をにらみ、日米の連携強化をアピールする狙いがある。憲法違反との指摘もあった安保法施行から1年余り。自衛隊が日本海に入った原子力空母カール・ビンソンと訓練し、米艦防護にも取り組むなど、加速する一体化への懸念もある。
海自最大の艦艇いずもは1日午前、横須賀基地を出港。合流した米補給艦の周辺を防護し、2日ほどかけて太平洋を四国沖まで航行する。《共同通信》
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共産党の志位和夫委員長は1日、海上自衛隊が安全保障関連法に基づき平時から米軍の艦艇を守る「武器等防護」を実施することを批判した。「安保法制の発動に強く抗議する。絶対反対だ。軍事的選択肢を発動すべきではない」と東京都内で記者団に述べた。
同時に「地域の軍事的な対立がさらに加速する。万が一、米軍が北朝鮮の攻撃に踏み切った場合には、日本も参戦する危険がある」と指摘。「日本政府は対話による外交的解決に徹するべきだ」と強調した。《共同通信》
【吉野正芳復興相】岩手県訪問
吉野正芳復興相は1日、東日本大震災で大きな被害に遭った岩手県を訪れ、今村雅弘前復興相が震災の被害を「東北で良かった」と発言した問題を達増拓也知事に謝罪した。4月26日の就任後、岩手県入りは初めて。
県庁を訪問した吉野氏は「前復興相の発言をおわびしたい。復興庁が失った信頼を回復していきたい」と頭を下げた。達増氏は「被災地の現状と向き合って復興を進めるというメッセージとして受け止める」と応じ、仮設住宅で暮らす被災者の支援や水産業活性化の後押しを要請した。
吉野氏は就任翌日に福島、宮城の両県知事と会談し謝罪。岩手県は日程の調整がつかず、この日の訪問になった。《共同通信》
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吉野正芳復興相は1日、東日本大震災で被災した岩手県沿岸部を訪れ、大船渡市などの復興状況を視察した。記者団に「課題解決のために地元と一緒になって頑張りたい」と述べ、被災者の声を聞きながら復興に当たる姿勢を強調した。
視察先で地元の人と言葉を交わし「(今村雅弘)前復興相の発言は本当に申し訳なかった」と謝る場面もあった。
吉野氏はこの日、JR大船渡駅近くに整備された、飲食店や海産物店などが入る商業施設を見て回った。視察後、記者団に「岩手県を初めて視察したが、復興の度合いによっていろいろな課題があると痛感した。現場の声をいかに聞くかが大事だ」と語った。《共同通信》
【自民党】与謝野馨氏の復党を発表
自民党は1日午前、与謝野馨・元財務相(78)の復党を正式に発表した。復党は4月30日付。与謝野氏は2010年4月、新党「たちあがれ日本」を結成した際、除名処分を受けており、復党は7年ぶりとなる。
与謝野氏は下咽頭がんなどを患い、12年の衆院選に出馬せず、政界を引退。自民党に復党を求めてきたものの、実現していなかった。山東昭子・党紀委員長は1日の党本部での記者会見で、復党を認めた理由について「国政選や地方選で自民党を積極的に支援してくださった実績、政治家としての実績がある」と語った。《読売新聞》
【安倍晋三首相】改憲実現へ意欲
安倍晋三首相(自民党総裁)は1日、東京都内で開かれた憲法改正を目指す超党派議連の大会で「改憲という大きな目標に向かって、この節目の年に必ずや歴史的一歩を踏み出す」と表明した。今年が憲法施行70年に当たることを踏まえ、改憲実現へ強い意欲を示した発言だ。議連会長を務める中曽根康弘元首相も出席し、各党による改憲論議の活発化を訴えた。
超党派議連は「新憲法制定議員同盟」。事務局によると、現職首相が出席したのは初。中曽根氏は「現行憲法の70年は、われわれに豊かさをもたらしたが、憲法の欠陥とともにさまざまな問題に直面している」と強調し、国民総意に基づく改憲を訴えた。《共同通信》
【在韓米軍】THAAD初期運用開始
在韓米軍は1日、北朝鮮の弾道ミサイルに対処するため韓国に配備した米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の運用を開始し、北朝鮮のミサイルを迎撃する能力を備えたと発表した。ロイター通信によると、現時点では限定的な「初期運用能力」で、完全運用には数カ月かかる見通し。
THAAD配備には北朝鮮と隣り合う中国やロシアが強い反対の姿勢を示しており、反発を招くのは必至だ。米側は、配備はあくまでも北朝鮮から韓国を防衛するのが目的と主張している。
ロイターによると、韓国は制限区域の設定などTHAADの初期運用に必要な準備を整えた。《共同通信》
【フランス】労組、極右がデモ対決
フランスの超党派市民運動「前進」を率いるエマニュエル・マクロン前経済相(39)と、極右政党、国民戦線(FN)のマリーヌ・ルペン候補(48)の対決となる大統領選決選投票を7日に控え、労働組合などがメーデーの1日、全国で「反極右」を訴えるデモを実施した。
FNも、メーデーに対抗する独自の行事「ジャンヌ・ダルク祭」の「愛国者デモ」を行った。
労組側は、ともに「マクロン氏支持」を決めた共産党系、社会党系の二大組織が社会党オランド政権下の労働法改革を巡って対立を続けており、統一デモとはならなかった。《共同通信》
【岸田文雄外相】中央アジア5カ国外相会合に出席
岸田文雄外相は1日、トルクメニスタンの首都アシガバートで、同国を含む中央アジア5カ国との外相会合に出席した。北朝鮮の核実験やミサイル発射は「断固として容認できない」との認識を共有。核・ミサイル開発を禁じた国連安全保障理事会の決議順守を北朝鮮に求めた。こうした内容を盛り込んだ共同声明を採択した。
米ニューヨークで4月末に開かれた国連安保理の閣僚級会合出席に続き、北朝鮮の核・ミサイル開発が「現実の脅威」となっている現状を訴え、圧力強化へ同調を促した形だ。《共同通信》