平成9804日目
2015/11/11
この日のできごと(何の日)
【MRJ】初の試験飛行
国産初のジェット旅客機「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が11日午前、愛知県営名古屋空港(愛知県豊山町)を離陸し、約1時間半の初飛行を果たした。国産旅客機の開発は、戦後初のプロペラ旅客機「YS-11」以来、約半世紀ぶり。日本の航空機産業の発展に向けて、受注の拡大が期待される。
機体は午前9時35分に離陸し、南に針路をとって遠州灘の上空などを飛行した後、同11時すぎに着陸した。設計通りの性能が発揮されたかどうか、今後検証する。試作機は5機が製造され、今後も名古屋空港で試験飛行を重ねる。全日本空輸への量産1号機の納入は2017年4〜6月を目指す。《読売新聞》
昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。
情報量が少ない日は随時加筆中です。
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外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)
古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。
【野球プレミア12 1次ラウンド・B組】日本6x―5メキシコ
日本は苦戦の末、サヨナラ勝ちを収めた。5-4の九回2死から沢村(巨人)が代打T・トーレスに同点打を許したが、その裏に先頭の山田(ヤクルト)の二塁打から1死一、二塁とし、中田(日本ハム)が右中間に適時打を放った。三回までに4-1とリードしながら、じりじりと追い上げられた。情報の少ないメキシコを相手に苦しい戦いを強いられ、辛くも白星を拾った。《共同通信》
【阪神・マートン外野手】退団
阪神は11日、マット・マートンが外野手(34)と来季の契約を結ばないと発表した。来日した2010年に当時のプロ野球新記録となるシーズン214安打をマークしたほか、14年には首位打者に輝いた。しかし、6年目の今季は打率2割7分6厘、9本塁打、59打点に終わった。
球団では、シーズン終盤の不振がリーグ制覇を逃す一因と判断。今季の年俸が4億5000万円(推定)と高額なこともあり、契約更新を見送ったとみられる。
10月中旬に帰国した際、マートンは「監督も変わり、チームは変革の時期。今年が最後になるのでは」と話していた。《読売新聞》
【日本マクドナルド】292億円の赤字
不振にあえぐ外食チェーンの日本マクドナルドホールディングスとワタミは11日、決算を発表した。使用期限切れの鶏肉や異物混入問題と、「ブラック企業」批判などが業績に直撃し、ともに営業、経常、最終の各損益段階で赤字となる厳しい決算となった。
日本マクドナルドホールディングスの平成27年1~9月期連結決算は、最終損益が292億円の赤字(前年同期は75億円の赤字)だった。1~9月期の赤字額としては13年の上場以降では最大。同期間の既存店売上高は前年同期比20・2%減。昨年7月の使用期限切れ鶏肉問題と今年1月の異物混入問題の発覚で家族連れを中心に客離れが進んだことが響いた。《産経新聞》
【国連】報告者、援助交際発言を撤回
菅義偉官房長官は11日の記者会見で「日本の女子生徒の13%が援助交際を経験している」とした国連特別報告者の発言に関し、報告者から「裏付ける公的かつ最近のデータはなく、誤解を招くものだった」とする書簡を受け取ったと発表した。「今後使用するつもりはない」とも記しており、菅氏は「事実上発言を撤回したものだ」との認識を示した。
書簡は日本時間11日に、国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)を通じてジュネーブ国際機関政府代表部に届いた。13%の数値について「提出予定の国連人権理事会への報告書でも言及しない」としている。《共同通信》
【維新の党】通帳返還求め大阪系議員を提訴
維新の党は11日、除籍(除名)した馬場伸幸衆院議員ら大阪系議員に対し、政党交付金が振り込まれる銀行口座の通帳と印鑑の返還を求めて大阪地裁に提訴した。今井雅人幹事長は、記者会見で「正統性はわれわれにある。資金を動かせず、党運営に支障が出ている」と大阪系を批判した。
通帳と印鑑は党分裂前から大阪系が管理し、松野頼久代表らの返還要求を拒んでいる。執行部は既に、政治活動を妨害しているとして、威力業務妨害容疑で東京地検に告訴状を提出。大阪側に応じる動きがないため、民事提訴にも踏み切った。《共同通信》
【参院予算委員会】プロレス師弟対決
元プロレスラーの馳浩文部科学相が11日の参院予算委員会で、新日本プロレス創設者のアントニオ猪木氏(日本を元気にする会)から質問を受け「師弟対決」が実現した。小技で攻める猪木氏に対し、馳氏が防御を固める初戦となった。
猪木氏は、馳氏が会食した際に「そのうち(閣僚に)なります」と宣言したことを暴露。さらに「いっぱいスキャンダルも集めてきたが、きょうはやめる」とフェイントも繰り出した。
馳氏は「いろいろとご指導ありがとうございました」と低姿勢で対応。ただ猪木氏が提案した2020年東京五輪・パラリンピックの暑さ対策には、明確な返答を避けた。《共同通信》