平成9300日目
2014/06/25
この日のできごと(何の日)
【サッカー日本代表・ザッケローニ監督】辞意表明
サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会で1次リーグ敗退となった日本代表のアルベルト・ザッケローニ監督(61)は25日、イトゥで記者会見し「責任は全て私にある。私はこの代表を離れなければいけない」と辞意を表明した。
監督は2010年に就任。攻撃的なサッカーを掲げて11年のアジア・カップでは優勝したが、W杯では1分け2敗のC組最下位に終わった。契約は今大会で満了する。《共同通信》
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サッカーのワールドカップ(W杯)で1次リーグ敗退が決まった日本代表が25日、拠点のイトゥで解散した。完敗したコロンビア戦から一夜明け、記者会見した本田圭佑(ACミラン)は「一番つらかったのは4年間正しいと思って貫いてきたことを、結果として否定せざるを得なかったこと」と憔悴した表情で話した。
長友佑都(インテル・ミラノ)は「初戦の入り方が全てだった」と話し、感極まって涙を流した。選手の表情には疲労感と寂しさが漂った。
ザッケローニ監督は退任を表明。日本サッカー協会の大仁邦弥会長は「まだ世界のトップとは差がある。4年後を目指し、きょうからスタートを切りたい」と語った。《共同通信》
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【建山義紀投手】阪神入団会見
救援陣の一角として阪神に加わった元日本ハムの建山義紀投手(38)が25日、兵庫県西宮市の球団事務所で入団会見に臨み「打者の懐を突く、攻撃的な投球を見てもらえれば」と抱負を語った。今季終了までの契約で、報酬は1500万円プラス出来高払い。背番号は53。
5月に米大リーグ、ヤンキース傘下3Aスクラントンを自由契約になり「引退と思っていた」ところに「阪神が手を差し伸べてくれた」という。年齢を考えて迷いはあったものの、日本球界復帰を決断した。「(チームで)最年長だが、らしからぬはつらつさで頑張りたい」と万感の思いを込めて話した。《共同通信》
【東京都・塩村文夏都議】セクハラやじ、引き続き対応検討
東京都議会でのセクハラやじ問題で、塩村文夏都議(35)は25日、鈴木章浩都議(51)以外の発言者が特定されずに6月議会が終わったことを受け、「超党派の女性都議の協議会などで、できることはやっていきたい」と述べ、引き続き対応を検討していく意向を示した。本会議後、記者団の取材に応じた。
塩村都議は現在の心境を「名乗り出てくれることが一番だと思うが、今は整理がつかない気持ちだ」と説明。最終本会議で、議会の信頼回復と再発防止を誓う決議案が可決されたことには「一つの区切り。私は私ができることをやっていきたい」と語った。《共同通信》
【大阪維新の会】3府議が離党届
日本維新の会傘下の政治団体「大阪維新の会」に所属する堀口和弘氏(43)ら大阪府議3人が25日、離党届と府議会会派の離団届を提出した。停滞する大阪都構想の進め方をめぐり、橋下徹大阪市長ら執行部の対応に不満があるとしている。
ほかの2人は沢田貞良氏(46)と小林雄志氏(42)でいずれも1期目。
大阪維新では、来春の府議選の定数削減や区割り変更に伴い、候補者調整を「くじ引き」でするよう幹事長の松井一郎大阪府知事ら執行部が提案したことへの批判の声も上がっていた。
大阪維新は府議会議席の過半数を確保しておらず、今後、議会対応は厳しさを増す。《共同通信》
【横浜市・林文子市長】不明児童の情報、自治体で共有を
林文子横浜市長は25日、下村博文文部科学相と省内で会い、所在不明の児童に関する情報を自治体間で共有するため、全国的な仕組みを創設するとともに、情報共有のルール化へ支援を要望した。神奈川県厚木市のアパートで当時5歳の男児の白骨遺体が見つかった事件を受けた措置。
要望書は、住民票があっても所在不明になっている児童を捜す自治体がある一方、父親などの暴力から逃れるため児童の住民票を移さずに別の自治体で就学するケースもあると指摘。情報提供の際には現住所を特定されないように自治体間のルールを決め、国の機関が仲介すべきだとしている。《共同通信》
【この日の安倍総理】
パラグアイ・カルテス大統領と会談
安倍晋三首相は25日、パラグアイのカルテス大統領と首相官邸で会談した。
両首脳はパラグアイが外資誘致に力を入れていることを踏まえ、投資促進に取り組むことなどで一致。パラグアイ東部の道路整備などで日本側が協力していくことを盛り込んだ共同声明を発表した。国際法に基づく紛争解決の重要性でも一致した。《日経新聞》
【旅客船セウォル号沈没事故】生還の生徒ら初登校
韓国で沈没した旅客船セウォル号に修学旅行で乗り合わせ生還したソウル郊外の檀園高校の2年生73人が25日朝、事故後初めて登校した。同校では2年生325人のうち250人が死亡、行方不明となった。助かった生徒たちも悲しみが癒えない中で授業が再開された。
聯合ニュースなどによると、大型バスに分乗して登校した生徒らを、犠牲になった生徒の遺族らも迎えた。生還した生徒の代表は集まった報道陣に「亡くなった友を忘れないで」と国民に呼び掛ける文章を読み上げた。《共同通信》