平成9189日目
2014/03/06
【クリミア】ロシアへ編入方針決定
ウクライナ南部クリミア自治共和国のテミルガリエフ第1副首相は6日、自治共和国最高会議(議会)が同日、ロシアに編入を求める方針を決議したと発表した。16日に住民投票を行い、編入方針の追認を受けるという。
ウクライナのヤヌコビッチ政権が崩壊した後、ロシア系住民が多いクリミアはロシアが軍事力を背景に実効支配。ロシアも編入を想定した動きを見せており、ウクライナ新政権や欧米のさらなる反発は必至だ。
タス通信によると、ロシア下院幹部は、他国の領土の一部を編入する手続きを簡素化する法案を来週採択する見通しを明らかにした。《共同通信》
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【つんく♂さん】喉頭がん治療のため活動休止に
ミュージシャン、つんく♂さん(45)が6日、喉頭がんの診断を受けたと、所属事務所を通じて発表した。 当面、声を使うタレント活動は休止する。数年前から喉に異変があり、今年2月に手術した際、がんが発見されたという。つんく♂さんは「集中的な治療期間が過ぎればデスクワーク含めて、できることは今まで通りやっていく予定です」とコメントしている。《読売新聞》
【大阪個室ビデオ店放火事件】最高裁、被告の上告を棄却
08年に16人が死亡、4人が負傷した大阪・難波の個室ビデオ店放火事件で殺人などの罪に問われた無職A被告(52)の上告審判決で、最高裁第1小法廷は6日、被告側の上告を棄却した。死刑が確定する。
横田尤孝裁判長は「極めて多数の死傷者を出した結果は重大で、社会に与えた衝撃や不安も大きい」とした上、「ビデオ店の個室で現在の自分を惨めに思い、衝動的に自殺を決意して犯行に及んだ動機や経緯に酌むべき事情は認められない」と指摘した。
さらに「捜査段階終盤から全面的に否認し続けており、真摯な反省の態度はうかがわれない」と批判し、死刑はやむを得ないと判断した。《共同通信》
【スキー・皆川賢太郎選手】現役引退を発表
アルペンスキーで日本男子のエースとして活躍した皆川賢太郎(36)=ドーム=が6日、正式に引退を発表した。9日のワールドカップ(W杯)男子回転(スロベニア・クラニスカゴラ)には出場しない。皆川は新潟県湯沢町出身で、1998年長野大会から4大会連続で五輪に出場。2006年トリノ大会では4位に入賞した。W杯では同年1月のウェンゲン大会(スイス)で4位に入ったのが最高だった。
09年にはフリースタイル女子モーグルの上村愛子と結婚。今年1月のW杯ウェンゲン大会で途中棄権し、ソチ五輪出場を逃した際に、今季限りで引退することを表明していた。
皆川はマネジメント会社を通じ、「5度目の五輪挑戦を機に、アルペンスキー選手を引退することを決めた。5度目の五輪出場はかなわなかったが、私が次のステージに行く強さを手に入れたように実感している」とコメントを発表した。今後はプロスキーヤーとして、スキーの普及活動や後進の育成に携わる予定としている。《読売新聞》
【厚生労働省】年金、経済前提8パターンで試算
厚生労働省は6日、年金の給付水準などを5年に1度チェックする今春の財政検証で、物価上昇率などの経済前提を8パターン設けて試算する案を、社会保障審議会(厚労相の諮問機関)の専門委員会に示した。
経済前提は、内閣府が1月に発表した中長期の経済見通しに基づいて設定した。働く女性や高齢者が増え、2024年度以降、年率1・2%の物価上昇率が続くケースでは、賃金上昇率は2・5%程度、積立金の運用利回りを4・2%程度として計算する。
また、最も経済が好調な場合は賃金上昇率を4・3%程度で、最も経済が悪化した場合は同1・3%程度で、それぞれ試算する。《共同通信》
【ニジェール】カダフィ氏三男をリビアに引き渡し
リビアからの報道によると、元最高指導者カダフィ大佐の三男サーディ氏が6日、隣国ニジェールから引き渡され、首都トリポリの刑務所に収容された。今後、司法手続きが取られるとみられる。リビア政府は「国際基準に従って対処する」としている。
サーディ氏は、2011年の中東民主化運動「アラブの春」でカダフィ政権が崩壊した際、ニジェールに亡命し、リビア側が身柄の引き渡しを求めていた。リビアメディアは、収容先でのサーディ氏の写真を報じた。
サーディ氏は、大佐の7人息子の1人で、軍特殊部隊のトップを務めていた。《共同通信》
【エストニア・イルベス大統領】来日会見でロシアを非難
来日中のエストニアのイルベス大統領は6日、都内で記者会見し、ロシアがウクライナ南部クリミア半島の実効支配を強化していることについて、自国と同じ民族がいることを理由に侵略が許されることになれば「世界で多くの問題が生じる」と述べ、ロシアを厳しく非難した。
大統領は「ローマ帝国はローマ人がいる所はローマという考えをとったが、ロシアは今、この非常に危険な考えを適用しようとしている」とロシアを批判した。
また、エストニアと日本は「隣国(ロシア)が領土を盗んでいる」ことが共通していると指摘した。
イルベス大統領は7日に安倍晋三首相と会談する予定。《共同通信》
【米・ケリー国務長官、ロシア・ラブロフ外相】会談
米国のケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は6日、ウクライナ情勢協議のためローマで再び会談した。ウクライナ南部クリミア半島に展開する部隊をめぐり、米ロの見解は真っ向から対立。ラブロフ氏は会談後、合意には至らなかったと述べた。
両外相は5日、パリで会談し、今後数日間でウクライナ情勢を集中的に協議することで一致。ケリー氏は会談後の記者会見で、ロシアとウクライナの直接協議が不可欠だと強調し、ロシアが部隊を基地に戻すようにあらためて要求した。
ロシア系住民が多数のクリミアでは、旧野党勢力が新政権をつくった後、ロシア軍とみられる部隊が展開している。《共同通信》