平成7709日目

2010/02/15

【鳩山由紀夫首相】エストニア・アンシプ首相と会談

鳩山由紀夫首相は15日、エストニアのアンドルス・アンシプ首相と官邸で会談した。鳩山首相は、同国出身の大相撲・把瑠都関の活躍に祝意を伝えた。《毎日新聞》

鳩山総理は、本15日(月曜日)午後6時より午後7時まで、実務訪問賓客として来日したアンドルス・アンシプ・エストニア首相と、総理官邸において首脳会談を行ったところ、概要は以下のとおりです。

冒頭、鳩山総理より、星秀明大使を初代エストニア常駐大使として派遣すること及び明年の新たな外交関係開設20周年に向け、両国間関係を一層強化していきたい、エストニア出身の把瑠都関の活躍に祝意を表する旨述べたところ、アンシプ首相より星大使の着任に歓迎の意を表するとともに、両国関係の一層の強化に向け協力していきたい、特に把瑠都関の活躍はエストニアにおける対日理解の促進に大きく貢献している旨述べました。

二国間経済に関し、アンシプ首相より、物流やICT、エネルギー分野における両国間の協力促進の可能性につき説明があったのに対し、鳩山総理よりビジネス関係の強化へつながるよう政府としても側面支援していく旨述べました。

アンシプ首相より、選挙におけるインターネット投票等のエストニアの電子政府の分野における取組みやインターネットバンキングの普及について説明し、それに対し鳩山総理より、エストニアの同分野における先駆的な取組みに注目している旨述べました。

欧州情勢に関し、アンシプ首相より2011年のユーロ導入に向けたエストニアの取組みを説明しました。それに対し、鳩山総理より、早期に導入が実現することを期待する旨述べました。

また、鳩山総理からは、気候変動問題、アフガニスタン、軍縮・不拡散等の国際社会が直面する課題に向け、協力して取り組んでいきたい旨述べました。それに対し、アンシプ首相から賛意が表されました。

最後にアンシプ首相より、鳩山総理にも是非エストニアを訪問して頂きたい旨述べたのに対し、鳩山総理より御招待に感謝する旨述べました。《外務省》

消費税議論「現政権4年間で上げないというのは菅大臣も理解」

鳩山由紀夫総理(代表)は15日夕、官邸で税制全般の議論を来年度予算案の衆院通過後の3月から始めると菅直人副総理兼財務・経済財政担当大臣が発言したことや公務員制度改革などに関して記者団からの質問に答えた。

はじめに菅副総理兼財務・経済財政担当大臣が消費税の引き上げも含めて議論を3月から始める方針を表明したことについては、「議論することは結構だが、まずはムダ遣いを徹底的に排除することが先決」と述べる一方で、年金など社会保障制度を議論していく過程で消費税の話が出てくる見方を表した。それらを踏まえて鳩山総理は、「この政権の4年間では(消費税を)上げないという思いを守ることは、菅大臣も理解いただいている」と消費税の引き上げを行わないことを強調した。

次に同日、内閣府の発表でGDP(国内総生産)の年率換算で4.6%のプラス成長となったことへの受け止めを問われ、「プラス成長は嬉しいニュースであるが、手放しで喜んでいられない。これからも雇用問題など厳しさがまだまだ続く状況だと思っている」と現状を分析したうえで、平成21年度第2次補正予算、平成22年度本予算と切れ目なく予算を成立させていくことが最大の景気対策になるとの認識を語った。

最後に同日昼、原口一博総務大臣、仙谷由人国家戦略担当大臣らと公務員制度改革について協議し、降格人事を転任扱いにする方向でまとまったことについては、「最終的に決まったわけではないが、その方向で行こうという事になっている」と述べたうえで、「より自由度を高めることで、公務員の皆さんにやる気を持っていただくための公務員制度改革であると理解をいただきたい」と考え方を示した。《民主党ニュース》




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【バンクーバー五輪・スピードスケート男子500m】長島圭一郎選手が銀、加藤条治選手が銅メダル獲得

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バンクーバー冬季五輪は第4日の15日(日本時間16日)、スピードスケートの男子500メートルで、長島圭一郎(日本電産サンキョー)が2回の合計で1分9秒98(35秒10、34秒87)の銀メダル、加藤条治(同)が1分10秒01で銅メダルを獲得した。

優勝は韓国の牟太ボン(モ・テボン、ボンは金へんに凡)で1分9秒82。金メダルは逃したが、日本選手団に今大会初のメダル。この種目で2人同時にメダルをとるのは、1992年アルベールビル以来2度目。及川佑(びっくりドンキー)は13位。太田明生(JR北海道)は17位。《朝日新聞》

【民主党】石川知裕議員の離党を承認

民主党は15日の常任幹事会で、小沢一郎幹事長の資金管理団体を巡る政治資金規正法違反事件で起訴された石川知裕衆院議員の離党を正式に承認した。石川議員は11日、党北海道連代表の三井辨雄国対委員長代理を通じて小沢氏に離党届を提出していた。《毎日新聞》

第477回常任幹事会が15日夕に開催され、石川知裕衆議院議員の離党が党規約第4条に基づき承認された。

他に、党ハイチ大地震支援・調査団の活動報告があり、関連して民主党議員等の義捐金を現地医療機関、ハイチ支援関連NPO等に寄付することが了承された。《民主党ニュース》

【菅直人財務相】消費増税なら信を問う

菅直人副総理兼財務相は15日の衆院予算委員会で、消費税率の引き上げ議論を3月にも始める方針を示したことに関連し「大きな税制改革をやる前には国民に信を問う必要がある」と述べ、税率引き上げに踏み切る場合には衆院選で民意を問うべきだとの認識を示した。

これに対し、鳩山由紀夫首相は15日夕、官邸で記者団に「議論するのは結構だが、消費税率はこの4年間は上げないとの思いは菅氏にも理解してもらっている」と表明。昨年9月の首相就任から4年間は税率を引き上げない考えを重ねて強調した。《共同通信》



2月15日 その日のできごと(何の日)