平成7612日目

平成21年11月10日(火)

2009/11/10

【英国人講師殺害事件】大阪で容疑者逮捕

11月10日のできごと(何の日) 「英国人講師殺害事件」大阪で容疑者逮捕

千葉県市川市で07年3月、英会話講師の英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん(当時22)の遺体が見つかった事件で、大阪府警は10日、死体遺棄容疑で指名手配されていた市橋達也容疑者(30)を大阪市内で発見、同容疑で逮捕した。市橋容疑者は新幹線で千葉県警へ移送された。同県警の調べに対し、「弁解することはありません。今は何も言いたくありません」と供述しているという。

千葉県警の調べでは、市橋容疑者は07年3月下旬ごろ、ホーカーさんの遺体を自宅マンションのベランダの浴槽に入れ、さらに土砂をかけて遺棄した疑いがある。遺体は手足が縛られていた。死因は窒息死とみられる。

府警などによると、市橋容疑者が発見されたのは大阪市住之江区南港のフェリーターミナル。10日午後6時40分ごろ、フェリー会社の社員から「市橋容疑者に似た男がいる」と110番通報があった。住之江署員がフェリー乗り場にいた男に職務質問。「市橋か」と聞いたところ「市橋です」と答えたため同署に任意同行し、指紋を照合して本人と確認、逮捕した。

市橋容疑者は今月5日に公開された整形後の写真よりやせており、整形前の顔に比較的近かったという。疲れて元気がないように見え、捜査員の問いかけに対してもぐったりした様子で受け答えをしていたという。 フェリー会社によると、市橋容疑者は、沖縄・那覇行きのフェリーに乗ろうとしていたという。

市橋容疑者は07年3月26日午後9時40分ごろ、行方不明のホーカーさんを捜索していた警察官に自宅で職務質問されたが、振り切って逃走。同容疑者方のベランダからホーカーさんの遺体が発見され、県警が指名手配していた。

捜査関係者などによると、市橋容疑者は昨年8月、大阪府茨木市の建設会社に雇われ、今年10月11日まで1年あまり同社の寮に住み込んで働いていた。

県警などの捜査によると、市橋容疑者は10月23日、名古屋市内の病院を訪れて診察を受け、翌24日に数十万円を払って鼻を高くする整形手術を受けた。県警は今月5日、名古屋の病院で手術前に撮影した市橋容疑者の写真を公開、行方を追っていた。《朝日新聞》




【鳩山由紀夫首相】資産を訂正

鳩山由紀夫首相は10日、2002年から08年までの7年分の資産補充報告書などの訂正を衆院事務局に届けた。首相はこの間毎年、大量の有名企業株や他の有価証券を取得していたが「該当なし」などと記載しており、報告漏れがあったとしている。

首相の資金、資産管理をめぐっては偽装献金問題に加え、08年に株式を売却して得た約7200万円の所得を税務申告していなかった問題も発覚。首相側のずさんな経理処理があらためて批判を受けるのは必至だ。《共同通信》

【鳩山由紀夫首相】献金問題「違法性を認識」

鳩山由紀夫首相は10日の参院予算委員会で、自身の個人献金の虚偽記載問題について「虚偽記載は違法行為と理解している。それが分かった段階で政治資金収支報告書の修正をしたが、そのことの違法性は変わらないと思う」と語った。そのうえで「違法性があると感じているが、最終判断は司法に委ねたい」と違法行為の可能性に言及した。自民党の西田昌司氏への答弁。

首相は自身の献金問題を「国民の多くが説明が足りないとの気持ちを持っているのはよく分かる」として説明責任を尽くす姿勢を強調。鳩山家の資産管理会社「六幸商会」(東京・港)の管理する資金から元秘書が6年間に年平均で約5000万円を引き出し、首相の政治活動のための資金に充てていたとも説明した。このうちいくらが偽装献金に充てられたかは「検察に資料を委ねている」と明言を避けた。

首相は民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」が政治資金収支報告書に土地取引の時期を誤って記載した問題の調査を求められると「党として検討させて頂きたい」と表明した。《日経新聞》

【森繁久彌さん】死去

映画、舞台、テレビなどで幅広く活躍した日本を代表する俳優で、大衆芸能の分野で初の文化勲章を受章した森繁久弥さんが10日午前8時16分、老衰のため東京都内の病院で死去した。96歳。大阪府出身。

長い下積み生活を経て、戦後映画界入り。人情ものの傑作「夫婦善哉」(1955年)では金持ちのぐうたら息子を味わい深く演じ、「社長」シリーズ、「駅前」シリーズなどで卓越した喜劇俳優ぶりを示し、人気を得た。

舞台ではミュージカル「屋根の上のヴァイオリン弾き」が上演900回を達成。「七人の孫」などのテレビドラマやラジオ番組でも人気を集める一方、自ら作詞・作曲した「知床旅情」などをヒットさせた。

日本俳優連合理事長として俳優の地位向上などに努め、91年に文化勲章。著書に「森繁自伝」など。《日刊スポーツ》

11月10日のできごと