平成7601日目

2009/10/30

【この日の鳩山総理】

たばこ増税「ありうべし」

鳩山由紀夫首相は30日、たばこ税について「増税という方向がありうべしかなと思う」と述べ、2010年度税制改正で増税を検討する方針を表明した。揮発油税などの暫定税率の廃止は「当然だ」と明言したうえで、来年度の温暖化対策税(環境税)への衣替えは「環境のために増税していいか、国民の理解を求めない限り難しい」と否定的な考えを示した。首相官邸で記者団に語った。

たばこ税は現在1本当たり約8.7円。09年度の税収見込み額は約2.1兆円。

政府首脳は同日夜、来年度からの暫定税率廃止について「制度設計や段取りが間に合うのか」と懸念を表明した。《日経新聞》

原爆症に新認定制度

鳩山由紀夫首相は30日の参院代表質問で、原爆症認定に関し「被爆者の早期救済のため、議員立法の具体化の動きなども踏まえながら、被爆実態を反映した新しい認定制度の創設をしっかり検討し実現していきたいと表明した。

原爆症をめぐっては、麻生太郎前首相と原爆症認定集団訴訟の原告団が8月6日、原告全員の救済を盛り込んだ政府の解決策に合意する確認書に調印。原告団に加わっていない未認定患者の救済が課題になっている。鳩山首相の答弁はこれに対応する考えを示したものだ。《共同通信》

疲れていないと言えば嘘

鳩山由紀夫総理は30日夕、官邸で記者団に国会1週間を終えての感想を問われ、「疲れていないと言えば嘘」と答えた。

そのうえで、「言うべきことはできる限り自分の言葉で答弁しようと努力をしているが、国民の皆さんにその思いが届いたかと言えばぎりぎりだと思う。まだこれからも頑張っていく」とした。

また、ガソリン等の暫定税率の廃止について、環境税などへ転換は増税になるため、国民の皆さんにしっかり訴え、理解を得るべきものとの認識を示し、その前提として「まずは、ムダ遣い排除の努力をする」と答えた。さらに、暫定税率に関しては「来年度から廃止する」と明言した。

景気動向に関する質問について、「楽観できるとは思っていない」との認識を示し、なんらかの対策を打つ可能性を示唆した。

三遊亭円楽師匠の死去に関しての質問に、「知らなかった。本当ですか。落語ファンの一人としてお悔やみ申し上げる。落語を身近なものにした大変に功績のある方」と答えた。《民主党ニュース》



【岡田克也外相】普天間・嘉手納基地統合案「納得するまで検証」

岡田克也外相は30日夕の記者会見で、自らが言及した米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の嘉手納基地(嘉手納町など)への統合案に関し「納得するまで検証したい」と述べ、引き続き実現の可能性を模索する考えを強調した。

この後、岡田氏は前日に引き続き外務省で、ライス在日米軍司令官やバサラ国防総省日本部長から嘉手納基地に統合した場合に生じる米軍の運用上の問題点などをめぐり説明を受けた。

一方、沖縄県の仲井真弘多知事は午前の記者会見で、嘉手納基地統合案に対し「防衛技術上かなり問題がありそうで、地域の人々の負担も大きすぎる。許容できる限界をはるかに超えると思う」と否定的な考えを表明した。

これに対し岡田氏は会見で、仲井真氏が現行のキャンプ・シュワブ沿岸(名護市)移設案を支持しているため嘉手納統合案に消極的との認識を示し「再検証は外相として当然の責任だ」と指摘した。《共同通信》



10月30日のできごと