平成7279日目

平成20年12月12日(金)

2008/12/12

【今年の漢字】「変」

2008年の世相を一字で表す年の瀬恒例の「今年の漢字」が「変」に決まり、日本漢字能力検定協会(京都市)が12日、清水寺(同市東山区)で発表した。

募集した協会によると、応募総数は12万1208通で過去最高。うち「変」は6031通(5.4%)を集めた。

選んだ理由は、日本の首相が短期間で交代し、米国に次期大統領に変革を訴えたオバマ氏が決まったことや、株価が暴落した世界経済の大変動、物価上昇による生活の変化などが挙がった。「来年はいい年に変えたい」との気持ちを込めたとの意見も目立った。《共同通信》

【エレベーター死亡事故】遺族がシンドラー社を提訴

東京都港区のマンションで2006年6月、都立高校2年のAさん=当時(16)=がエレベーターに挟まれ死亡した事故で、Aさんの両親が12日、製造元のシンドラーエレベータ(江東区)や保守会社などに計2億5000万円の損害賠償を求める訴えを東京地裁に起こした。

訴状によると、シンドラー社は保守会社などに安全確保のための情報提供を怠り、保守会社も安全管理の義務などを怠るなどした結果、事故が起きたとしている。

提訴後、記者会見した母親(56)は「きょうは息子の誕生日。特別な日に事故原因の究明と再発防止に向け、ようやく一歩を踏み出せた」と時折、声を詰まらせながら話した。《共同通信》

【麻生太郎首相】緊急生活対策の実施を表明

麻生太郎首相は12日夜、官邸で記者会見し、急速な景気悪化に対応し、雇用対策や企業の資金繰り支援を中心とした総額23兆円の「生活防衛のための緊急対策」を実施すると発表した。雇用対策のための地方交付税1兆円積み増しなどが柱で、首相は「米国発の金融危機が尋常ならざる速さで実体経済に影響し始めている」と指摘した。

また景気回復を条件に消費税率を3年後に引き上げる方針は「全く変わっていない。2011年度から消費税を含んだ税制抜本改革を実施したい」と明言し、社会保障と税制の一体改革を示すため年内に策定する「中期プログラム」に盛り込む意向を表明した。《共同通信》

12月12日のできごと