平成7241日目

2008/11/04

【米大統領選】バラク・オバマ氏が当選

08年米大統領選は4日、全米各州で投票、即日開票され、米国の「変化」を掲げた民主党のバラク・オバマ上院議員(47)が、共和党政権の「継続」を図ったジョン・マケイン上院議員(72)を破り、当選を決めた。米史上初のアフリカ系(黒人)の大統領が誕生する。副大統領には、民主党のジョセフ・バイデン上院議員(65)が就く。


https://www.youtube.com/

オバマ氏は4日深夜、地元シカゴで10万人近くの観衆を前に勝利演説し、「米国民は今夜、我々は一つの合衆国なのだというメッセージを世界に発した。変化が米国に訪れた。この勝利はあなた方のものだ」と宣言した。

マケイン氏はオバマ氏に電話し、敗北を認めた。その後、地元アリゾナ州フェニックスで支持者を前に敗北宣言し、「これは歴史的な選挙だ。オバマ氏は偉業を達成した。私は彼が国を率いるのを助けると誓う」と語った。

オバマ氏は09年1月20日、ワシントンで就任式に臨み、ブッシュ現大統領につぐ第44代大統領になる。任期は13年1月までの4年間。民主党はクリントン前大統領以来、8年ぶりに政権を奪還する。《朝日新聞》




昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

引用記事は名前、住所など一部修正の上、抜粋してあります。

外国の方のお名前、地名などは現時点で一般的に通じるものに書き換えています。(例・ロシアのプーチン氏はかつてプチン氏と表記されていました)

古い記事の多くは「書き写し」のため、誤字脱字が多数あります。見つけ次第修正しています。

このサイトについて

【全日本柔道連盟】新監督を発表

全日本柔道連盟(全柔連)は4日、2012年ロンドン五輪に向けた日本代表の新監督を発表し、男子はシドニー五輪男子100キロ超級銀メダリストの篠原信一氏(35)=天理大准教授=、女子は1993年世界選手権男子60キロ級王者の園田隆二氏(35)=警視庁=が就任した。ともに任期はロンドン五輪まで。 男子の斉藤仁、女子の日蔭暢年の両監督は10月いっぱいで退任した。

篠原氏にはこれまで日本代表のコーチ経験がなく、異例の抜てき。日本男子は北京五輪で過去最低となるメダル2個に終わっており、篠原氏にはてこ入れの期待がかかる。

東京都内で記者会見した篠原氏は「少人数制で厳しく、五輪で金メダルを目指す選手を鍛えていく」と抱負を語り、代表コーチから昇格した園田氏は「ワンランクアップを目指す」と話した。

コーチ陣は現在調整中で、後日発表される。《スポニチ》

【ディエゴ・マラドーナ氏】サッカー・アルゼンチン代表監督に就任

サッカー元アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ氏が4日、アルゼンチンサッカー協会のフリオ・グロンドーナ会長により、正式に同国の代表監督に任命された。

グロンドーナ会長は、自分の力だけでアルゼンチンを1986年W杯メキシコ大会で優勝に導いた言っても過言ではないマラドーナ氏を代表監督に任命することは、非常に特別なことだったとの見解を示した。

グロンドーナ会長は「アルゼンチンのフットボールにとって今日は特別な日となった。マラドーナが代表チームの新しいテクニカルディレクターであり、(W杯メキシコ大会優勝監督の)カルロス・ビラルドがゼネラルマネージャーだ」と語っている。《AFP》

【富士山ナンバー】交付開始

国土交通省は4日、山梨、静岡両県の一部地域で導入される「富士山」ナンバーの交付を始めた。対象は山梨県で富士吉田市など7市町村、静岡県で富士宮市など6市町の計13市町村。2県にまたがるナンバーは初めて。《毎日新聞》

【この日の麻生総理】

社会保障国民会議

平成20年11月4日、麻生総理は総理大臣官邸で、社会保障国民会議の第9回の会合を開催しました。この日の会議では、「最終報告」が取りまとめられました。この最終報告は、6月に取りまとめた中間報告や、中間報告において積み残した課題を中心に、中間報告後に行った議論を含めこれまでの会議における全体の議論を取りまとめたもので、社会保障の機能強化のための改革等について盛り込まれています。

麻生総理は挨拶で「公的年金の財政の方式とか医療、介護の費用についてすべて具体的な数字を示していただくということになり、大変重要な議論ができ土台作りを示していただきましたことに心から感謝申し上げます。社会保障というものは、国民すべてのためのものであり、国民にとりまして、将来の安心というものを作るといった意味での社会保障の機能強化が重要な要素だと思っておりますので、わかり易い議論を進めて頂くことが大事だと思っております。ぜひ皆様方、お力添えを今後ともお願い申し上げます。」と述べました。

最後に、吉川洋座長は「肝心なことは、この後、この報告書に盛り込まれましたスピリットを生かして具体的な施策を政府として進めていただくことと考えております。」と述べ、麻生総理に報告書を手交しました。《首相官邸》

「定額給付金」所得制限に前向き

麻生首相は4日昼、首相官邸で記者団に、追加景気対策の柱である定額給付金の支給に所得制限を設けることについて、「豊かなみなさんに出す必要はない」と前向きな姿勢を示した。

ただ、「具体的にどうやるかは、技術的に難しい」と述べた。これに関連して自民党の細田幹事長は、4日の党役員連絡会で、保利政調会長に対し、定額給付金支給に所得制限を設けるか、早急に検討するよう指示した。《読売新聞》

【この日の民主党】

国民の目から隠す行政の姿勢は政治全体の信頼損なう 小沢代表

小沢一郎代表は4日午後、党本部の定例会見で、田母神・前航空幕僚長の更迭問題に関連して「国民の目からなるべく隠そうという行政の姿勢があまりにも昨今目立ちすぎる」と指摘、政治全体の信頼を損ないかねない自公政権の体質を批判した。

小沢代表は、政治家自身が問題の本質に正面から向き合わず、幕僚長を更迭・退職させることによって、むしろ積極的な幕引きを図ろうとする事態を遺憾だとして、「一空幕長うんぬんの問題以上に、政治全体の信頼を損なうものであり、今日の自公政府の体質を表しているのではないか」と述べた。

また、「大きな職責の中にある者が、具体的な政治問題について発言するということは、良からぬことだ。軍人が政治に干渉し、結果として過ちを犯した事実を、日本国民は改めてきちんと思い浮かべ認識しなくてはいけない」などとして、国民に選ばれた政治家が、その政治の責任で物事を決定していくというシビリアンコントロールの要諦に言及。余計なことを言ったから更迭して退職させた、として済ませる話ではないとした。

小沢代表はさらに「武装集団たる自衛隊、軍は、国民によって選ばれた政府の判断に従えばよいのであり、その時々の政治情勢にうんぬんする必要はなく、すべきでない。政府が変わったら、国民が選んだその政府の指示に従えばよいのであり、そのことの理(ことわり)をきちんと分からない者がいることは、国の行く末にとって非常によろしくない」と述べ、この根本について、麻生首相以下、政府与党の要職にある者は真剣に考えるべきだとした。

次期総選挙候補者の活動の取り組み方については「楽をして自分の思うようにいけることはない。ましてや国政の選挙で、主権者たる国民の皆さんの信頼を勝ち取るには、それなりの懸命な努力が必要だ」と指摘。自公政権に対する不信感、不満は今後も変わることがないが、風が吹いてくるのを待つようならば、候補者の資格はそもそもないのだとして、「運動する期間が増えた、国民に接する機会が増えたという理解で頑張る」という精神で活動するよう求めるとした。《民主党ニュース》



11月4日 その日のできごと(何の日)