平成6811日目

2007/09/01

【この日の安倍総理】

総合防災訓練

9月1日の「防災の日」に総合防災訓練を行いました。

今年度は、東海地震が事前に発生するおそれがあるとの情報を受けたことを想定した対応に重点をおいて、総理大臣官邸で初動対応に係る政府本部の運営訓練のほか、静岡県総合防災訓練と連携して、静岡県伊豆市への政府調査団として現地を視察しました。

訓練では、気象庁長官からの予知情報を受けて、臨時閣議が開かれ、警戒宣言と地震災害警戒本部が設置されました。その後の安倍総理の記者会見で警戒宣言を周知するとともに国民に向けて政府の今後の取組みを発表しました。引き続いて直ちに全閣僚による地震災害警戒本部を開催し、石川静岡県知事とテレビ会議で報告を受けて協議を行いました。

地震発生を想定して、静岡県総合防災訓練会場の伊豆市を訪問し、緊急炊き出し訓練、負傷者の救護訓練を視察。また津波が発生したことを想定して、がれきの中からの救助訓練、生埋めとなった人の捜索訓練、ヘリコプターを使用した海上漂流者の救助訓練、海中の行方不明者の捜索訓練など、自衛隊、海上保安庁、警察、消防、日本赤十字そして地域のボランティアの皆さんなどが一体となって訓練するところを視察しました。

訓練の閉会式で、「決してこの訓練は無駄にはなりません。いかに実際に起こるであろう状況に慣れておく。様々な出来事に対してどう対応すべきかあらかじめいろいろと予測していて、その対応を何回も繰り返していくことが大切だろうと思います。」と訓練の講評をするとともに、参加者の労苦をねぎらいました。《首相官邸》




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【世界陸上50キロ競歩】山崎勇喜選手、誘導ミスで失格

世界陸上第8日◇1日◇男子50キロ競歩

日本記録保持者の山崎勇喜選手(23=長谷川体育施設)が、まさかの誘導ミスで棄権となった。ゴールまで5キロを切り、あとわずかとなったところで、誘導係員に誤って競技場内に誘導されて、そのまま「ゴール」。

周回コースをあと1周する必要があったが、そのまま倒れこみ、もう歩く気力は残っていなかった。山崎選手はこの時点で自動的に北京五輪代表に決まる入賞圏内の8位を争っており、運営側の大失態となった。《日刊スポーツ》

【広島・前田智徳外野手】通算2000安打

プロ野球広島の前田智徳外野手は(36)は1日、広島市民球場で行われた中日17回戦の八回に久本祐一投手から右前打を放ち、史上36人目の通算2000安打を達成した。2000安打は5月に日本ハム・田中幸雄内野手が達成して以来で、広島の生え抜き選手では衣笠祥雄、山本浩二、野村謙二郎に続き、4人目の快挙となった。《サンケイスポーツ》

【WBAミニマム級タイトル戦】新井田豊選手、6度目の防衛に成功

世界ボクシング協会(WBA)ミニマム級タイトルマッチ12回戦(1日・後楽園ホール)王者の新井田豊(28)(横浜光)が、同級1位のエリベルト・ゲホン(28)(フィリピン)の挑戦を3−0の判定で退け、輪島功一や川島郭志らと並んで日本歴代4位となる連続6度目の防衛に成功した。

パンチの多彩さで圧勝した新井田は、10回負傷判定で辛勝した2005年9月に続き、対ゲホン2連勝。戦績は22勝(8KO)1敗3分け。日本のジムに所属する王者は6人のまま。《読売新聞》

【遠藤武彦農相】トップを務める組合で不正発覚

遠藤農相が組合長を務める「置賜農業共済組合」(山形県米沢市)が1999年、天災や病害虫の被害を補償する農業共済の加入者を水増しし、農業災害補償法に基づく共済掛け金として国が補助した約115万円を不正に受け取り、未返還となっていることが分かった。

遠藤農相は1日午前、農林水産省で記者会見を開いて陳謝したが、「(不正は)自分の指示ではなかった」として農相を辞任する意向がないことを明らかにした。組合長については辞任の手続きをとった。《読売新聞》

【安倍改造内閣】失速不可避に

遠藤武彦農相が組合長理事を務める農業共済組合が共済掛け金を国から不正受給していた問題や、岩城光英官房副長官が政治資金収支報告書を訂正していたことが1日、表面化した。改造内閣の発足からわずか1週間たらずで「政治とカネ」問題が次々に噴出したことで、安倍晋三首相の政権運営は早くも”失速”が避けられない情勢になってきた。

首相は1日、「質問や疑問にはしっかり答えないといけない」と説明責任を強調。与謝野馨官房長官は「きれいな説明ができたかどうかを判断したい」と述べ、当面は事態の推移を見極める考えを示した。しかし10日招集予定の臨時国会で民主党など野党側が首相の任命責任を追求するのは確実で、安倍内閣は出だしから防戦に回ることになりそうだ。《共同通信》



9月1日 その日のできごと(何の日)