平成5896日目
2005/02/28
【この日の小泉総理】
日・サモア首脳会談
平成17年2月28日、小泉総理は総理大臣官邸で、トゥイラエパ・サイレレ・マリエレガオイサモア独立国首相・太平洋諸島フォーラム(PIF:Pacific Islands Forum)議長と首脳会談を行いました。
会談では、太平洋・島サミット(PALM)、二国間協力などについて話し合いが行われました。トゥイラエパ議長から、「これまで(第1回1997年東京、第2回2000年宮崎、第3回2003年沖縄)3年ごとに行ってきた太平洋・島サミットは大変有意義だった。日本での開催に感謝している。」と述べると、小泉総理は「これまで3年ごとに開催しているので、来年も開催することで検討したい。」と応えました。
また、二国間関係について同議長は、「国連安全保障理事会の改革については、サモアとして日本の常任理事国入りを支持する。PIF諸国も支持していると承知している。」と述べました。
小泉総理は「日本と太平洋諸島諸国との関係は良好で、サモアとの関係も特に良好です。来月から、愛・地球博が始まるが、太平洋諸国の共同館にサモアが参加していることに感謝したい。」と述べると共に、日本の常任理事国入りへの支持について謝意を表しました。
また、サモアの関心事として同首相は、「教育、保健分野である。教育分野での日本の支援に感謝している。保健分野では、熱帯病に加えて、肥満、高血圧などが問題になっており、食生活の改善が課題になっている。」と述べました。
最後に小泉総理は、「太平洋諸国との関係は日本としても重視している。今回、トゥイラエパ首相が訪日されたのは、来年の島サミット開催に向けていいタイミングである。双方で来年に向けてどういうことが重要かを検討することが重要である。」と述べました。《首相官邸》
公務員給与の見直しを指示
小泉純一郎首相は28日、政府の経済財政諮問会議で、公務員の総人件費削減に向け「人事院の在り方や(公務員給与の)民間準拠の在り方をしっかり検討してほしい」と本間正明・大阪大学院教授ら民間議員に指示した。一方、民間議員側は国家公務員の定数に増員分も加味した「純減」目標を設けることや、地域ごとの給与の官民格差是正などを提案した。《共同通信》
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【寝台特急あさかぜ・さくら】ラストラン
3月1日のダイヤ改定で廃止される元祖ブルートレインの寝台特急「あさかぜ」(東京-下関)と「さくら」(東京-長崎)が2月28日夜、最後の運行を迎えた。JR東京駅10番線ホームでは、約1000人のファンが見送る中、「あさかぜ」が長い汽笛とともに下関へと出発。1日朝には半世紀近い歴史に幕を下ろす。
「あさかぜ」は56年に東京と九州を結ぶ戦後初の特急として登場、58年に新型の寝台車が導入され、青色の斬新な車体から「ブルートレイン」と呼ばれ、寝台特急の代名詞になった。《朝日新聞》
【大相撲番付発表】琴欧洲関が小結昇進、白鵬関が関脇昇進
日本相撲協会は28日、大相撲春場所(3月13日初日・大阪府立体育会館)の新番付を発表し、ブルガリア出身で22歳の琴欧州が新小結となった。初の大関とりに挑むモンゴル出身の白鵬が新関脇。28歳の石出が遅咲きの新入幕を果たした。《共同通信》
【愛知万博】「日本館」スタッフ200人が結団式
2005年日本国際博覧会(愛知万博)に政府が出展するパビリオン「日本館」の結団式が28日、名古屋市内で開かれ、来場者を案内するアテンダントらが万博や日本館の成功を誓った。
式に参加したのは、アテンダントのほか、身体が不自由な来場者を世話するケアスタッフなど約200人。政府出展の総合監督を務めるサックス奏者の渡辺貞夫さんが「来場者がいい出会いができて良かったと思えるよう、笑顔で対応してください」と激励すると、真剣な面持ちでうなずいていた。《共同通信》
【この日の民主党】
民主党などが「戦時性的強制被害者問題解決促進法案」を再提出
民主党をはじめとして、共産・社民両党、無所属の参議院議員が28日、参議院に「戦時性的強制被害者問題の解決の促進に関する法律案」を提出した。本法案は、三党共同での提出が2001年の第151国会から通算6回目。性的行為の強制について国が謝罪の意を表明すること、名誉等の回復のための措置を国が責任をもって講じること、などの内容となっており、民主党からは岡崎トミ子・円より子・千葉景子・和田ひろ子・齋藤勁各参議院議員が発議人となっている。
法案提出後、発議人は国会内で記者会見を開催。冒頭、岡崎参院議員が、被害者の皆さんが高齢化している現状を指摘し、内閣委員会での一刻も早い積極的な審議を求めた。円参院議員も、子どもたちの未来のためにも、問題全てをしっかりと解決していくのが政治家の責務だ、などと述べた。この会見には、千葉景子・神本美恵子両参院議員も同席した。《民主党ニュース》