平成5146日目
2003/02/09
この日のできごと(何の日)
【民主党・菅直人代表】都知事選に独自候補
韓国訪問中の民主党の菅直人代表は9日夜、ソウル市内のホテルで同行記者団と懇談し、4月の東京都知事選への対応について「わが党としても何もせずに見送りということにはならない。出馬表明するしないにかかわりなく、石原慎太郎知事を推薦候補とする状況ではない」と述べ、石原知事に対抗して独自候補擁立を目指す意向を表明した。「最近は女性知事も多い」として今後、女性も含め幅広く候補者選考を行う方針も示した。
同時に「他党で良い候補者がいれば応援したい。政党の枠組みより、中央からの財源移譲など地方分権に対する考え方が重要だ」と述べ、民主党と政策が一致する候補であれば相乗りもあり得るとの考えを示した。
今国会での内閣不信任決議案の提出に関しては「誰が見ても小泉政権には任せておけないことが明らかになった時点、株価や失業率がさらに悪くなれば、『辞めろ』という可能性はある」と述べ、経済情勢や小泉内閣の支持率を見て判断する考えを示した。
自由党との合流問題については、党内や世論の状況を慎重に見極める考えを強調した。《共同通信》
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【ラグビー】
ラグビーの第40回日本選手権は9日、東京・秩父宮ラグビー場などで1回戦4試合を行い、3連覇を狙うサントリーが72−12で帝京大を破り、準決勝に進出した。16日の準決勝はサントリー−リコー、東芝府中−NEC。学生王者の早大はリコーに31−68で完敗。関東学院大と法大も敗れ、学生チームは1回戦ですべて姿を消した。《共同通信》
【ハンブルガーSV・高原直泰選手】移籍後初ゴール
サッカーのドイツ1部リーグ(ブンデスリーガ)、ハンブルガーSVの高原直泰(23)が9日、ミュンヘンで行われたバイエルン・ミュンヘン戦で移籍後、初となるゴールを決めた。
日本の若きストライカーが歴史に残るゴールを決めた。0−1で迎えた後半ロスタイム、高原はマハダビキア(イラン)の右からのクロスを頭で合わせ、ゴール右に決めた。
試合は、ハンブルガーSVが、首位のバイエルン・ミュンヘンと1−1で引き分けた。
昨夏のワールドカップ(W杯)で最優秀選手に選ばれた相手のGKオリバー・カーンは、この試合まで713分間、リーグ戦無失点を続け、自身が持つ736分間のリーグ記録を更新した。終了直前まで0点に抑えていたが、802分間で記録は途絶えた。《共同通信》
【W杯・ジャンプ】
ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ第22戦は9日、ドイツのビリンゲンでラージヒル(K点120V)を行い、強風のために1回で終了したが、葛西紀明(土屋ホーム)が最長不倒となる147メートルの167.1点で優勝、宮平秀治(ミズノ)も144メートルの161.7点で2位に入った。
日本勢のW杯優勝は2001年1月1日のガルミッシュパルテンキルヘン大会(ドイツ)で葛西が勝って以来2シーズンぶり。葛西は通算14勝目で、日本人最多勝利数で船木和喜(フィット)と並んだ。日本勢の1、2位は、1999年3月のプラニツァ大会(スロベニア)以来で、その時も葛西、宮平で占めた。《共同通信》
【ヤンキース・松井秀喜外野手】NYでの自主トレ終了
米大リーグ、ヤンキースの松井秀喜選手が9日、ヤンキースタジアムでの自主トレーニングを打ち上げた。10日午後にキャンプ地のフロリダ州タンパに入る。松井選手は「やれることはやった。体もいい感じだし、いい状態で入れると思う」と、18日のキャンプインに向けタンパでさらにピッチを上げていく構えだ。
ニューヨーク滞在中、打撃練習はティー打撃と素振りが主で、フリー打撃はほとんどできなかった。例年比べても「動いている量は少ない」と言う。それだけに、チームメイトが集う暖かいタンパ入りが待ち遠しい様子。「これまではレギュラーを任されていけど、今はそうじゃない。立違う」とルーキーとして気を引き締め直し、体を臨戦態勢に持っていく考えである。
呼び名については「ファーストネームが普通なんでしょ?ヒデキでいいと思います」。チームに溶け込むのに、そう時間は掛かりそうにない。《北國新聞》
【イラク】姿勢変化の兆し
イラク訪問中の国連監視検証査察委員会(UNMOVIC)のブリスク委員長と国際原子力機関(IAEA)のエルバラダイ事務局長は9日、国連査察への協力促進を目指し、イラクのサーディ大統領顧問らと2日目の協議を行った。
ブリスク委員長らは協議終了後の同日夜、記者会見し、イラクの協力態勢に変化の兆しが見られると一定の評価をした。イラクは焦点の一つだった米軍のU2偵察機の査察への使用許可について、委員長らが国連安全保障理事会に追加報告を行う14日までに回答することを約束した。《共同通信》