平成4912日目

2002/06/20

【自民党】田中真紀子議員に2年間の党員資格停止処分

自民党は20日午前、党紀委員会(葉梨信行委員長)を開き、秘書給与流用疑惑などを巡る田中真紀子前外相の処分について「2年間の党員資格停止」とすることを決めた。田中氏に伝えたうえで同日付で実施する。

党員資格停止は党紀委が実施できる8段階の処分のうち3番目に重い内容。部会など党の公式な会議に出席できないほか、総裁選の投票権を得られず、資格停止期間中に衆院解散・総選挙があった場合には党の公認も得られない。

処分の理由は(1)秘書給与疑惑に関する資料提出を拒否するなど、執行部の協力要請に従わなかった(2)参院新潟補選で党公認候補の応援をしなかった――の2点。党紀委は資料がすべて提出されなかったことなどから「疑惑は完全に払しょくされていない」と判断し、「しかるべき場でさらなる解明努力を尽くすことが望ましい」として、国会の場などでの真相解明の必要性を強調した。《日経新聞》




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【明治大生殺害事件】千葉地裁、3少年に無期判決

千葉県船橋市の路上で昨年6月、明治大3年Aさん=当時(21)=から現金を奪い、バットで殴って殺害したとして強盗殺人などの罪に問われた無職少年(18)ら少年3人の判決で、千葉地裁は20日、犯行時17歳だった2人を含め3人全員に求刑通り無期懲役を言い渡した。

法務省によると、無期懲役が相当でも犯行時18歳未満だと有期刑しか科せなかった少年法が改正されて、無期刑も科せるようになった2001年4月以降、初の判断。《共同通信》

【この日の民主党】

厚生労働委員長解任決議案、与党が否決

衆議院では20日、前日に続いて本会議が開かれ、民主党が提出した厚生労働委員長森英介君解任決議案の討論および採決が行われた。趣旨弁明に立った山井和則議員は、14日の委員会を与党単独で開催し、医療制度改革関連法案の採決を強行した森委員長の運営を厳しく批判、決議への賛同を呼びかけたが、採決では賛成少数で否決された。

解任決議案は、防衛庁リスト事件の調査報告書隠蔽問題をめぐって国会審議が空転している最中の14日に、与党が抜き打ち的に医療制度改革関連法案の単独採決を強行したことの責任を問うもの。趣旨弁明で山井議員は、「いたずらに国民の負担増だけを強いる法案を、総理出席の締め括り総括質疑も行わず、地方の意見を十分に反映する審議も行わず、与党単独で採決したことは言語同断」と怒りに満ちて批判。賛成討論に立った加藤公一議員も、「国民負担増について納得できる説明がない限り、審議が尽くされたとは言えない」として単独強行採決の不当性を訴えた。しかし採決では、自由、共産、社民の3党が本会議を欠席したため、民主党のみの賛成少数で否決された。

また、本会議では、各種委員会委員などの同意人事案件に関する採決も行われ、9機関23人の新(再)任者が提案通りに承認された。民主党は、独自の同意人事案件に対する基準に基づいて、公正取引委員会委員長の竹島一彦氏(現・内閣官房副長官補)、預金保険機構理事の渡辺達郎氏(現・金融庁証券取引等監視委員会事務局長)、情報公開審査会委員の新村正人氏(現・東京高裁判事部総括)など7件について反対した。

ボツワナ発言問題で経産相に抗議の申し入れ

米国の格付け会社・ムーディーズが日本国債格付けを2段階格下げしたことに関連して、平沼赳夫経済産業相が自民党秋田県連主催の講演会で「けしからん話で、日本はボツワナより下だという。ボツワナにはODAで援助している。ボツワナの人口の半分はエイズにかかっている」等の発言を行った問題で、民主党の鳩山由紀夫代表、家西悟衆議院議員ら5人の議員が20日午前、経産省の大臣室を訪ね、平沼経産相に抗議の申し入れを行った。

家西議員は、「私自身が薬害エイズの被害者、当事者である。今回のムーディーズによる国債の格下げとボツワナで都市部の人口の半分がエイズに感染しているということの間には何の関係もない。国会の関係委員会など公式の場で発言を撤回・謝罪することを求める」「世界で4000万人以上がHIV感染やエイズの発症に苦しんでおり、将来の各国のGDPの低下、世界の食糧危機をもたらすとさえ言われている中で、むしろ政府が一丸となってエイズに苦しんでいる国々への支援を強めるべきだ」などと述べ、要求書を平沼経産相に手渡した。

これに対して平沼経産相は、「家西議員の指摘する通り。私の意識の中にエイズやボツワナに対する偏見はなかったが、私の発言によって患者の皆さんなどを大変傷つけたのは事実。記者会見では『不適切な発言で不快な思いをさせた』と撤回・陳謝することを申し上げたが、国会の委員会等で陳謝すべきということであれば、ぜひそうしたい」「実は、ボツワナのエイズ感染率などについて詳細な知識を持っていたわけではなく、たまたま数日前の新聞の経済面のコラムに出ていたことが頭にインプットされ、発言してしまった」と自らの不明を深く恥じるとともに、近く国会の関係委員会などで公式に陳謝する意向を表明した。

家西議員はまた、来年の環太平洋・アジア地域で開かれるエイズ問題の国際会議に、経産省としても世界経済・食糧安全保障などの観点から積極的な支援の取り組みを行うこと、HIV患者団体などからの抗議があった場合には大臣自ら面会して謝罪を行うことなどを求めた。平沼経産相は、国際会議について「経産省としてもできる限り支援させていただく」と約束するとともに、患者団体などとの面会についても誠実に対応する意向を示した。

鳩山代表は、「これを機に、大臣がエイズ問題に前向きに対応していただけるよう期待する」と述べ、会談を終えた。

自民幹事長が防衛庁調査報告書隠蔽問題で遺憾表明

与野党幹事長・書記局長会談が20日午前国会内で開かれ、山崎自民党幹事長が「防衛庁の情報開示者リスト問題の調査報告書の公表にあたって、与党の防衛庁に対する意見表明について、遺憾の意を表明する」と述べ、13日の与野党幹事長・書記局長会談では謝罪せず物別れに終わった防衛庁調査報告書隠蔽問題は、一応の決着を見た。なお、リスト問題および調査報告書については衆議院武力攻撃事態特別委員会で、総理出席のうえ審議を行うことで合意した。

会談後記者会見した菅直人幹事長は「今後の日程の確認として、山崎幹事長から、本日は本会議で森厚生労働委員長の解任決議と上がり法案を処理し、各委員会を正常化して審議日程を協議、明日は10時から厚生労働委員会で総理出席のもとに医療制度改革関連法案の質疑を行い、13時本会議で採決、その後参議院本会議で趣旨説明したいとの提案があった。意見はあるが、民主党としては理解する」と述べた。

また、「医療制度改革関連法案を廃案にとの方針は変わらない。この間野党の対応が異なるが、4野党の協力を大事にしていくことは野党幹事長・書記局長会談で確認している」と野党共闘の修復は可能であることを強調した。《民主党ニュース》



6月20日 その日のできごと(何の日)