平成827日目

1991/04/14

この日のできごと(何の日)

【競馬・第51回皐月賞】

競馬のクラシックレース第1戦、第51回皐月賞レースは14日、約11万人のファンを集めた中山競馬場2000メートル芝コースで18頭が出走して争われ、単勝一番人気のトウカイテイオー(安田隆行騎乗)が2分1秒8で優勝、賞金9000万円を獲得した。同馬はデビュー以来5戦全勝。同馬の父、シンボリルドルフは昭和59年の同レースを制している。

大外枠のトウカイテイオーは、中団の外コースをとって追走し、3コーナーからスパートをかけ、直線に入って一気に抜け出して快勝した。

2着には、最後方に待機して直線の外側コースで伸びた16番人気のシャコーグレイドが入り、3着はイイデセゾン。トウカイテイオーとともに単枠指定のイブキマイカグラは4着だった。払い戻し金は連勝複式(1)ー(8)、5440円の高額となった。《共同通信》

昭和64年1月1日〜このサイトをご覧頂いている日の一週間前まで、すべての日の「何らかの」できごとを記しています。

情報量が少ない日は随時加筆中です。

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【サッカー日本リーグ】読売クラブ、4季ぶり4度目の優勝

サッカーの第26回日本リーグ第19節最終日は14日、磐田市の東山サッカー場などで3試合を行い、2位の本田技研はヤマハ発動機に0−2で敗れ、勝ち点34のまま。本田は残り3試合に全勝しても勝ち点46の読売クラブに及ばず、読売の4シーズンぶり4度目の優勝が決まった。

本田はこの日、古河電工を1−0で下した日産自動車(勝ち点35)に抜かれ、3位に落ちた。《共同通信》

読売がリーグ史上初という3試合を残しての“スピード制覇”を達成した。この日試合のなかった選手た
ちは、東京都稲城市のクラプ関係施設で待機し、本田―ヤマハ戦(東山)の特別に送られたテレビ映像を観戦。優勝が決まるとそのまま祝勝会で大騒ぎした。

ソウル五輪でブラジルを準優勝に導いた実績を持つカルロス監督は「攻撃サッカーの勝利」と胸を張った。ラモスを中心に全員が高い個人技を持ち、現在のレギュラー中DF4人を含む9人がゴールを記録した得点力は、リーグ随一。また守備陣も今季は不動のメンバーで、下位の4チームには目下7戦7勝と取りこぼしがなかった。

カルロス監督は「今、世界で行われているプロの練習を教えた」と言う。また日産に続いてコンディション調整専門コーチ(ブラジル人)を導入した。けが人の少なさや加藤久、戸塚らベテランの“再生”に、成果がはっきり表れた。

こうした方向は、二年後にプロリーグが発足する日本サッカーに大きな示唆を与えている。《共同通信》

【全日本女子柔道】田辺陽子選手が5連覇

体重無差別で争う第6回全日本女子柔道選手権は14日、名古屋市の愛知県体育館に各地区代表ら50選手が参加して行われ、田辺陽子(ミキハウス)が今春から金沢女子大助手となった藤本涼子を破り、5年連続5度目の優勝を飾った。

最初の2試合に一本勝ちした田辺は、準々決勝で阿部由記子、準決勝で鈴木香りと筑波大勢にいずれも優勢勝ち。決勝では4年ぶりの対戦となった藤本を終始攻め続け、小差の判定で下した。《共同通信》

【ゴルフ・川岸良兼選手】今季初勝利

ポカリスエットオープン・ゴルフ最終日(14日・広島県賀茂郡白竜湖CC=6780ヤード、パー71)第三日が雨で中止となり、54ホールに短縮された大会をプロ3年目の川岸良兼が初日からの首位を守り切り、通算14アンダーの199でこの大会初優勝、賞金810万円を獲得した。今季初勝利で通算4勝目。

川岸はショット、パットとも好調。アウト、インでバーディーを三つずつ奪い、スコアを着々と伸ばした。最終の8番でこの日初のボギーをたたいたものの、あっさり逃げきった。

4打差の2位に牧野裕が入り、川岸との競り合いが期待された杉原輝雄は初日首位タイの丸山智弘らとともに、さらに1打差の3位に終わった。《共同通信》

【ゴルフ・岡本綾子選手】今季初勝利

ヤマハカップレディース・ゴルフ最終日(14日・静岡県葛城GC宇刈コース、6127ヤード、パー72)米ツアーから一時帰国して国内2戦目の岡本綾子がプレーオフの末、涂阿玉(台湾)を振り切って今季初優勝し、賞金900万円を獲得した。岡本は昨年9月の日本女子プロ選手権以来の優勝で、海外17勝を含め通算49勝目。

前日首位の高村博美が76と崩れて後退。4バーディー、1ボギーでこの日ベストの69をマークした岡本と3バーディー、3ボギーの72で回った涂が通算イープンパー、288でトップに並んでプレーオフにもつれ込んだ。プレーオフ4ホール目、ボギーの涂に対し、岡本がパーに収めて勝負をつけた。1打差の3位は高村と島袋美幸が分けた。《共同通信》

【ソ連・ゴルバチョフ大統領】訪日のためモスクワを出発

ゴルバチョフ・ソ連大統領は14日午前10時、モスクワのブヌコボ空港を特別機で出発、極東のハバロフスク経由で訪日の途に就いた。

大統領は16日午前東京に到着し、19日まで滞在の予定。海部首相との首脳会談では北方領土問題のほか、アジア・太平洋の安全保障、経済協力、シベリア抑留者など幅広いテーマについて話し合う。《共同通信》



4月14日 その日のできごと(何の日)