平成153日目

平成元年6月9日(金)

1989/06/09

【鄧小平氏】健在ぶりを誇示

中国の政治情勢は民主化運動への「血の弾圧」をめぐって混迷していたが、死亡、重体説の出ていた最高実力者、鄧小平中央軍事委主席が9日午後、北京への戒厳令布告(5月20日)後初めて公の席に姿を見せて内外に健在ぶりを誇示した。

北京の中南海(党・政府所在地)で、楊尚昆国家主席(中国軍事委副主席)、李鵬首相(党政治局常務委員)ら強硬派を中心とする首脳とともに、戒厳部隊幹部と会見した鄧氏は、武力鎮圧が正しかったことを強調、党中央が鄧氏を中心とする強硬路線でまとまり、軍事力を背景に抵抗勢力を弾圧、排除し、混乱収拾が図られる見通しとなった。《共同通信》




【卓球・水谷隼さん】誕生日

【第38回全日本大学野球】近大が関西勢として初の連覇

近大が打ち勝ち、関西勢初の連覇達成–。第38回全国大学野球選手権最終日は9日、グリーンスタジアム神戸で専大(東都)ー近大(関西地区)の決勝を行い、近大が10−7で勝ち2年連続2度目の優勝を果たした。

連覇はこれまでに4度(3校)あるが、いずれも東京六大学勢。関西勢としての優勝は通算4度目となる。《共同通信》

【宇野宗佑首相】「先の大戦は侵略」

宇野首相の所信表明演説を受けての各党代表質問は最終日の9日、参院本会議で行われ、午前中、公明党の矢原秀男、共産党の内藤功の各氏が、午後からは民社党の井上計、社会党の久保田真苗の各氏が質問に立った。

内藤氏が先の大戦に対する認識をただしたのに対し、首相は「外相当時も述べている」と断ったうえで「軍国主義の侵略であった」との見解を改めて示すとともに、首相として引き続きこの見解を踏襲する方針を明確にした。《共同通信》

6月9日のできごと