カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年3月12日(水) 動燃再処理工場事故・被ばくした作業員が35人に

    平成2986日目

    1997/03/12

    この日のできごと(何の日)

    【動燃再処理工場事故】被ばくした作業員が35人に

    茨城県東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)再処理工場内のアスファルト固化施設で11日午前、発生した火災で被ばくした作業員は12日夕、最終的に35人に達し、国内最大規模の被ばく事故となった。

    この火災では室温が70度以上になった時点で温度上昇を検知するセンサーが警報を発したが、作業員が放水で消火したといったん判断した後は室内温度の変化を一切測定していなかった。

    動燃幹部は、室内に1カ所しかセンサーがなかったことを明らかにした上で「火災は鎮火したと考えていた。判断に甘さがあった」と不十分な消火が、その後の爆発に結びついたことを認めた。《共同通信》

    会見した小山兼二同事業所副所長は、高温のアスファルトを放射性廃液と混合する充てん室で11日午前に起きた火災について「炎が見えなくなった段階で消火と判断した」が、放水は1分間、約3立方メートルだけで、室内にはまだ煙が充満していたという。

    動燃は12日未明、作業員を現場に入れ、再度放水。熱による蒸気が発生しなかったことから、アスファルトは十分に冷え、今後新たに放射能を放出するような反応が起こる恐れは少ないしている。

    11日深夜、撮影したビデオでは、充てん室と隣の部屋の間の鉄製ドアがねじ曲がるなど激しい爆発が起きていたことが裏付けられた。

    一方、動燃が環境に放出された放射能を調査した結果、施設の周辺に爆発で飛び散った微量の放射能が検出されたため、施設を含む約60メートル四方を、立ち入り制限区域に設定した。

    また、事業所の敷地外の測定では放射能は検出されていないが、爆発があった施設の南約350メートルの地点で、大気からわずか放射能を検出した。そのほかの地点の大気の測定や敷地内の土壌のサンプルでは異常な放射能は見つかっていない。

    動燃は12日朝から現場周辺の汚染の実態を詳しく調査。充てん室の密閉と換気の復旧を最優先に、施設内の後片付けを進める方、建物周辺から汚染の除去を急ぐ。《共同通信》

    橋本龍太郎首相は12日午前、茨城県東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)東海再処理工場の爆発事故について「連絡体制を含めて問題があり残念だ。一番の問題は通報の遅れだ。午前中の事故発生時に微量とはいえ放射能が検出された。詳細にチェックしていたから遅れたというのが動燃の言い分だが、その時点ですぐ連絡すべき」と動燃の対応の遅れを厳しく批判した。《共同通信》

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    【大相撲春場所】4日目

    大相撲春場所4日目(12日・大阪府立体育会館)綱とりの大関若乃花が休場した土俵で横綱貴乃花が敗れる波乱。貴乃花は琴の若の立ち合いのはたきについていけず初黒星を喫した。琴の若は3個目の金星。横綱曙は関脇武双山を一気に突き出す完勝で4戦全勝。大関武蔵丸は小結土佐ノ海を送り出し、大関貴ノ浪は朝乃翔を決め出してともに4連勝した。この日の結果、幕内は曙、武蔵丸、貴ノ浪と若乃花に不戦勝ちした魁皇の4人が全勝。十両は勝ちっ放しがなくなり、栃乃洋ら7人が3勝1敗で並んでいる。《共同通信》

    【ジャンプ・W杯】船木和喜選手、今季3勝目

    ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは12日夜、クオピオ(フィンランド)で個人第2戦(ノーマルヒル=K点90メートル)を行い、21歳の船木和喜(デサント)が241.0点で優勝し、今季3勝目、通算で葛西紀明(地崎工業)と並ぶ日本選手最多の5勝目を挙げた。

    強風のため11日から順延された大会。船木は風にも恵まれた1回目、K点を大きく超える97メートルを飛んで首位に立ち、2回目も86.5メートルにまとめて逃げ切った。2位はニコラ・デスム(フランス)、3位は個人総合トップのプリモジュ・ペテルカ(スロベニア)。岡部孝信(雪印)は8位に入り、個人総合で3位に浮上。世界選手権ラージヒル優勝の原田雅彦(雪印)は2回目に進めなかった。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は12日午前の参院予算委で、平成会の市川一朗議員から行革に取り組む姿勢を批判されると「マスコミの世論調査でも行革ができないと言う人がたくさんいるが…」と答え、内閣支持率が急落している世論調査を相当に気に病んでいる様子。行革を内閣の生命線としているだけに、なかなか目に見えぬ成果に首相自身もいらだちを募らせているようだが、最後は「行革は進行中のものであり、これだけを申し上げれば国民に分かってもらえる、というものはない。時間がかかる」と開き直り気味の答弁も。

    ○・・・自民党の加藤紘一幹事長はこの日昼の北海道苫小牧市での講演で、中曽根康弘元首相らの「橋本行革は間口を広げすぎ」との批判をやり玉に「中曽根さんは一点集中でやれと言う。だが、今は全面展開の緊急性がある」と真っ向から反論した。返す刀で加藤氏は「中曽根さんの時は、国鉄改革はできたが、それをフォローする大きな流れができなかった」と追い打ちし、現在の財政再建の重要課題となっている旧国鉄長期債務は「中曽根行革の負の遺産」と言わんばかり。自社さ連立推進者の加藤氏だけに、保・保論者と知られる中曽根氏への対抗心をむき出し。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】メキシコ・セディジョ大統領と会談

    橋本龍太郎首相は12日夕、東京・元赤坂の迎賓館で来日中のセディジョ・メキシコ大統領と会談し、ペルーの大使公邸人質事件解決への協力強化を確認、麻薬など地球規模の問題に対処するため国際社会が共同で取り組むべきだとの認識で一致した。

    首相は人質事件について「予備的対話によって困難な事態が解決に向け、進展することを期待している。今後もメキシコの支援、協力をお願いしたい」と要請。大統領は「要請があれば、いかなる解決努力も支持する考えだ」と約束した。

    大統領は「麻薬問題はグローバルな取り組みが必要だ」と指摘。これに対し首相は「国際社会が一丸となって取り組むべきであり、日本は引き続き関係国との協力を継続する」と同意した。《共同通信》

    【戸塚ヨットスクール事件】控訴審

    昭和55年から58年にかけ、スパルタ式ヨット訓練の激しい体罰で訓練生2人が死亡、2人が行方不明になるなどした「戸塚ヨットスクール事件」で、傷害致死などの罪に問われた校長の戸塚宏被告(56)とコーチら5人の計6被告に対する控訴審判決公判が十二日、名古屋高裁であった。

    土川孝二裁判長は「無抵抗な訓練生に暴行を加えた犯行は悪質残忍」として、執行猶予付き有罪判決を事い渡した一審名古屋地裁判決を破棄、戸塚被告に懲役6年、コーチら3人に懲役3年6月−2年6月の実刑を、元コーチの2人に懲役2年6月−2年、執行猶予4−3年を言い渡した。戸塚被告側は上告する方針。

    一審判決は体罰の目的は教育のためだったと正当性を認めたが、土川裁判長は「戸塚被告らの訓練方法は国民の人権尊重を基本原理とする法秩序のもとで到底許容される余地はない」と否定、「人権を無視して教育も治療も矯正もない。訓練目的に正当性はない」と厳しく断罪した。

    スクールの訓練については、厳しいヨット訓練で情緒障害を克服できるとの独自の信念に基づき「訓練生に体罰と称して暴行を加えた」と認定し、一連の行為は傷害罪や監禁罪に当たるとした。《共同通信》

    【アルバニア】市民が軍学校、基地襲撃

    アルバニアの首都ティラナで12日、市民が初等軍事学校と陸軍基地を相次いで襲撃、一部で市街戦となり、ティラナ空港が一時閉鎖された。南部から広がった住民と政府の武力衝突が首都にも波及したことで、政党レベルで進められている事態収拾への動きが中断されかねない局面となった。

    国営テレビなどによると、同日午前、数百人が市中心部の北東約2キロにある初等軍事学校を襲った。警官隊が発砲したため大半は逃げたが、一部は自動小銃などを奪った。同校は軍事アカデミーと並ぶ代表的な軍事教育機関。同日夜には、ティラナ西部郊外の繊維コンビナートにある陸軍基地も襲撃された。

    ギリシャ外務省によると、ティラナ空港でも銃撃戦があり、駐アルバニア大使を乗せる予定だったギリシャ・オリンピック航空の特別機が着陸できず、引き返した。

    軍事学校周辺では同日タ、周辺から自動小銃の連射音が間断なく響く中、100人以上の若者らが校舎を遠巻きにした。深夜になっても、機関銃とみられる連射音や爆発音、スピーカーで何かを呼び掛ける声などが市中心部のホテルまで聞こえた。近くに住む女性の元教師は、電話取材に対し「銃声が続いて、怖くて眠れない」と話した。

    ティラナ市長と同市の主要政党の代表者が同日会談し、市民に平静を保つよう、呼び掛けるとともに、軍などに武器の回収と管理に万全を期すよう要請する声明を発表した。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】対話再開へ協議

    ペルー政府側の対話拒否で中断している、日本大使公邸人質事件の同政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループとの交渉は、シプリアニ大司教ら保証人が12日、公邸に立てこもるセルパ容疑者らと週内の対話再開を目指して協議するため、邸内に入った。

    パンドルフィ首相に近い筋によると、保証人、日本政府現地対策本部の寺田輝介顧問、政府交渉担当のパレルモ教育相の11日の会談で、教育相は「MRTAが新たな条件を持ち出さず、前回(5日)の状態から再開することに同意すれば、政府も応じる」と答えたという。

    このため、保証人は12日、セルパ容疑者に5日までの対話の結果に基づいて交渉を継続するよう説得する意向で、同容疑者が応じれば、14日には再開が可能とみているという。「トンネル疑惑」をきっかけに、MRTA側が「さらに政府側から譲歩を引き出そうとしたため」(大統領府幹部)、政府側が10日に予定されていた対話を拒否した。

    大統領府幹部によると、政府がMRTAメンバーの刑事責任を問わず出国させるなどの譲歩を既に示していることから、フジモリ大統領が「これ以上受け身になれない」として、対話のペースを政府側に取り戻そうとし、10日の対話を拒否した。《共同通信》

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、ペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループは12日午後(日本時間13日午前)、10回目の対話を開催、トンネル疑惑をきっかけに中断していた話し合いを一週間ぶりに再開し、事件は平和的解決に向け再び動き出した。

    保証人のシプリアニ大司教とビンセント駐ペルー・カナダ大使は対話終了後「いくつかのテーマについては合意が得られなかった。双方の検討期間が必要だ」との声明を発表、次回対話までに保証人とオブザーバーが政府、MRTA双方と個別に協議し調整を図る方針を明らかにした。次回対話の日程については「近いうちに伝える」とだけ述べた。

    保証人委員会は今月27日に始まる復活祭の休暇までに解決に結びつく合意を取り付けたい意向で、対立点について双方を説得、最終的な調停案作成を急いで合意を目指す方針とみられる。《共同通信》

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    3月12日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年3月11日(火) 動燃再処理工場爆発事故

    1997 平成9年3月11日(火) 動燃再処理工場爆発事故

    平成2985日目

    1997/03/11

    この日のできごと(何の日)

    【動燃再処理工場爆発事故】

    茨城県東海村の動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の再処理工場内のアスファルト固化施設で11日午後8時すぎ、大きな爆発音が聞こえ、施設のドアやシャッター、建物の窓ガラスなどが破損した。

    午後11時現在、けが人などは確認されていないが、動燃は爆発音とともにあらためて出荷した可能性があるとみて、作業員に被害がなかったかどうか確認を急いでいる。また敷地境界に設置したモニタリングポストの値も一時異常を示した。同日午後9時には正常に戻ったという。

    同施設では同日午前10時ごろ、低レベル放射線廃液と高温のアスファルトを混合してドラム缶に詰めるターンテーブルでぼやが起きていたが、14分後に鎮火したとみられていた。《共同通信》

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    【ロッテ・伊良部秀輝投手】パドレス入りを拒否

    難航する米大リーグへの移籍問題でロッテの伊良部秀輝投手(27)の代理人の団野村氏は11日、伊良部はヤンキース以外と契約するつもりはなく、18日までに同球団との契約が成立しない場合には日本に帰国するとの内容のファクスを、大リーグの各球団に送ったことを明らかにした。

    野村氏は、送付した文書について「伊良部がこれまで言ってきたことを書き留めただけ。パドレスがほかの球団に何を話しているか分からないが、パドレスには繰り返し言ってきたことだ」と同日、ロサンゼルスの事務所で話し、一週間以内に解決しない場合は日本に戻り、伊良部は今季はプレーしないことも付け加えた。

    これに対して、パドレスのルキーノ球団社長は「ルールに沿っている限り(伊良部が)何を書いても自由だが、その文書に惑わされることはない」と話した。しかし伊良部がパドレスでプレーしないだろうということは認め「伊良部と契約することを優先するが、ほかの道も探っている」と他球団への移籍を進めていることも明らかにした。パドレスはメッツ、マリナーズ、ヤンキースを含む複数の球団とトレード交渉をしているとみられている。

    複数の野球関係の法律家はパドレスがヤンキースとの条件を引き上げるために、問題を混乱させているとみている。

    伊良部秀輝投手 よそからいろいろ誘ってくれたみたいなので、気持ちはありがたいと思った。しかし、ヤンキース希望なので(文書は)感謝はしますが、手を引いてほしいという内容です。一年間、浪人してもいいと思っているし、独立リーグに行くことも考えている。《共同通信》

    【大相撲春場所】3日目

    大相撲春場所3日目(11日・大阪府立体育会館)先場所に続いて、横綱、大関陣が3日目まで安泰。横綱貴乃花は初挑戦の栃東を右四つで寄り倒した。曙は琴錦に食い下がられたが、力強く突き落とした。3大関は、横綱昇進を狙う若乃花が新小結旭鷲山を激しい相撲の末、すくい投げで下した。武蔵丸は寺尾を押し出し、かど番の貴ノ浪は小結土佐ノ海を寄り倒した。この日から出場した元大関の小錦は、北勝鬨の引き落としに敗れた。関脇貴闘力、新入幕の出島らに土がつき、3連勝は横綱、大関陣と平幕の魁皇の6人となった。十両は千代大海がただ一人3戦全勝。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・梶山静六官房長官は11日の参院予算委員会で、補助金を受けている公益法人からの政治献金をめぐり、横尾和伸氏(平成会)が主要閣僚一人ひとりにただそうと、まず梶山氏を指名したところ「私を選んで質問した趣旨は何ですか」と気色ばんだ。平成会からの「閣僚は質問に答えればいいんだ」とのヤジにもひるまず、「質問の趣旨を聞いてるんだ」とヤジの方向をにらみつけ、質疑が約5分間中断する騒ぎに。横尾氏に特段の意図はなかったようだが、最初に指名された梶山氏は勘繰られたようで面白くなかった?

    ○・・・新進党の佐藤敬夫秋田県連会長はこの日の代議士会で、公費不正支出問題の責任を取って辞任する佐々木喜久治知事の後任を選ぶ知事選の候補が決まったことを報告。「自民党はよりによって現知事の側近で、食糧費担当の県庁総務部次長を出してきた」と紹介し、「社民党が怒って一緒にやろうと言ってきた。情報公開がターゲットだ」と、中央では実現しない新進・社民共闘の「必勝戦略」を披露。すかさず愛野興一郎代議士会長が「新進党は不景気な話題ばかりだったからなあ」とぼやくと、出席者は大笑い。オレンジ共済問題などで揺れる新進党だが、北の国からようやく春の兆しか。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】米軍用地特措法改正「必要」

    橋本龍太郎首相は11日午後の参院予算委員会で、5月14日に期限切れを迎える沖縄の米軍用地強制使用問題について「使用権原が切れた状態が継続するような事態は、日米安保条約の一方の当事者として義務を果たしていかなければならない日本の立場に大きな傷をつける。政府として(条約の)内容を担保していく責任がある」と述べ、不法占拠状態を回避するためには米軍用地特別措置法改正が必要との考えを重ねて強調した。

    首相は「米国からすると日本が安全を条約の相当多くの部分にゆだねながら義務を果たせないことを、どういう思いを持って受け止めるだろうか」と指摘。ただ「大変厳しい状況を認めるが、県収用委員会が一日も早く国の使用権原を認めるよう期待している」と12日の第2回公開審理をなお見守る考えも示した。《共同通信》

    【社民党・土井たか子党首】中国・江沢民国家主席と会談

    中国を訪問中の社民党の土井たか子党首は11日午後、北京の中南海で江沢民国家主席と約一時間会談した。江主席は黄長燁書記の亡命申請問題などで緊張している朝鮮半島情勢について「安定を心から期待している。南北朝鮮の安定と平和のためならば中国は何でもする」と述べ、中国が朝鮮半島の安定に大きな役割を果たす決意を示すとともに黄書紀問題の早急な解決に努力する考えを示唆した。

    土井氏が国交正常化25周年を迎える日中関係について「日中友好はアジア太平洋地域の平和に大切だ」と述べたのに対し、江主席が「去年は困ったことがあったが、(昨年12月の)マニラでの橋本龍太郎首相とは良い会談だった」と述べ、尖閣諸島の領有権などで緊張したことにはこだわらず両国の友好を促進する考えを示した。

    江主席は歴史認識に絡んで「日米中など重要な国の指導者は歴史を正しく振り返り、過去を見つめて長期的な視野で先を見なくてはいけない」と述べ、日本の一部政治家の発言にくぎを刺した。

    また土井氏が「中国の特徴ある社会主義とは」と尋ねたのに対し、江主席は鄧小平氏死去後の国内体制に触れ「大切なのは思想解放と集団指導だ。毛沢東主席や鄧小平氏のような人物はもう出ない」と述べ、集団指導体制を堅持していく考えを示した。

    江主席は米国などから非難されている人権問題については「民主とか人権とか相対的なもので絶対的なものではない。中国のやり方を押しつけるつもりはない」と述べた。

    香港返還問題について江主席は「一国二制度を生かしていきたい。返還で百年来の屈辱を晴らすことができる」と述べた。《共同通信》

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    3月11日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年3月10日(月) 薬害エイズ裁判・安部英被告、初公判

    平成2984日目

    1997/03/10

    この日のできごと(何の日)

    【薬害エイズ裁判】安部英被告、初公判

    薬害エイズ事件で、業務上過失致死罪に問われた前帝京大副学長安部英被告(80)の初公判が10日、東京地裁(大野市太郎裁判長)で開かれ、安部被告は被害者の血友病患者に対する非加熱血液製剤の投与について関与を否定し「当時は何ら疑念なく、医学界の定説だった」などとして、起訴事実を否認した。その上で「疑いを晴らすまでは死ねない」と無罪を強く訴えた。

    弁護人も非加熱製剤によるエイズウイルス(HIV)感染の予見可能性などについて詳細に反論し「責任は厚生省などにあり、起訴は不当」と主張。検察側は午後の冒頭陳述で、医師、厚生省、製奏会社の「複合過失」とされる戦後最大級の薬害事件の経緯を指摘する。

    この日の初公判は計5人が起訴された一連の事件の初審理。各被告の起訴事実の被害者は1−2人だが、法廷では死者400人余りを含む1800人以上もの被害者を出した薬害全体も検証される。

    被害者の遺族側から被害者名を法廷で読み上げないように求める上申書が裁判所に提出されたことをめぐり、午前10時の開廷直後、検察、弁護双方から意見が述べられ、大野裁判長は「特殊性にかんがみて、一定の範囲で被害者名を匿名とすることを認める」との判断を示した。このため、起訴状は被害者名を「患者である被害者」として匿名で朗読された。

    安部被告は起訴事実を否認し「被害者の死は誠に残念。医療の進歩が追い付けなかった。エイズの危険性を最も主張したのは私で、加熱製剤の早期開発を主張していた」と述べ、約10分間陳述した。

    続いて弁護人が125ページに及ぶ意見陳述。①業務上過失致死罪の要件の業務性(責任を問われる立場にあったか)②予見可能性(危険性の認識)③結果回避可能性(非加熱製剤に代わるクリオ製剤の投与ができたか)をいずれも全面否定した。

    さらに、東京HIV訴訟で国側代理人の検察官が今回の弁護側と同様、予見可能性などを否定していた矛盾を指摘し起訴の不当性を訴えた。

    起訴状などによると、安部被告は1987(昭和62)年まで帝京大病院第一内科長などとして、血友病治療の方針を定め、所属医師らに指示するなどして患者への危害発生を防ぐ業務に従事。患者に非加熱剤の投与を継続すれば、高い確率でHIVに感染させ、死亡させることを予見し得た立場にあった。

    しかし注意義務を怠り、85(61)年5月から6月にかけて、第一内科で血友病患者の男性に非加熱製剤のクリオブリンを投与させてHIVに感染させ、91(平成3)年12月に男性をエイズで死亡させた。

    非加熱製剤の危険性について、安部被告は米国のギャロ博士に依頼した抗体検査で、血友病患者48人中23人がHIVに感染していることを知り、このうち2人が死亡した84(昭和59)年11月までには認識していたとされる。《共同通信》

    薬害エイズ事件で、業務上過失致死罪に問われた前帝京大副学長安部英被告(80)の初公判は10日午後も東京地裁(大野市太郎裁判長)で続けられ、検察側は冒頭陳述で、血友病治療の第一人者として絶大な影響力を持っていた安部被告と製薬会社との癒着が事件の背景にあったと指摘した。その上で、安部被告が注意義務を怠らなければ、被害者のエイズウイルス(HIV)感染は回避できたとした。

    両者の癒着について、製薬会社から安部被告側への約1億円の資金提供に言及し、安部被告が製薬会社の損害を回避するため、輸入非加熱製剤から安全なクリオ製剤への転換を阻止したほか、加熱製剤の承認時期を半年遅らせた経緯を詳述した。

    安部被告は製薬会社との癒着を指摘されたことについて、閉廷後の会見で「製薬会社が多少損をしても患者さんの方が大事という立場だ」と反論。資金提供については「個人的に使ったものはない」と述べた。《共同通信》

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    【遠東航空128便ハイジャック事件】

    台湾の国内線、遠東航空の高雄発台北行き128便ボーイング757(乗員乗客158人)が10日午後2時(日本時間同3時)すぎ、乗っ取られた。同機は約1時間後に中国福建省アモイの空港に着陸、犯人は間もなくアモイの公安当局に逮捕された。同航空によると、日本人は搭乗しておらず、乗乗客にけがはなかった。

    同機は乗員乗客を乗せて10日夜、台北の松山空港に無事戻った。台湾当局は中国公安当局に拘束された犯人の早期送還を求めている。

    1986年5月、台湾の中華航空貨物機が広州に着陸、機長が中国に亡命を求めた例はあるが、台湾の旅空機が乗っ取られ、中国に着陸したのは初めてとみられる。

    台湾当局などによると、犯人は「劉善忠」と名乗る台湾居住の元新聞記者の無職男性、中国湖北省出身の外省人で、台湾軍勤務を経て、新聞記者になったという。ガソリンのような液体を体にかぶり、ライターで「火を付ける」と乗員を脅して中国へ向かうよう要求」た。「政治的迫害を受けた」としているが詳しい動機などは分かっていない。

    アモイと福州の空港が当初、いずれも受け入れを拒否したが、燃料が切れかけたため、アモイに着陸したという。台湾空軍は戦闘機4機を緊急発進させたが、乗客の安全を考慮、進路妨害などの措置はとらなかったとしている。

    中台間では93年から94年にかけ、中国の旅客機が乗っ取られ、台湾に飛来する事件が続発、双方の間で機体や犯人の身柄引き渡しをめぐる協議が行われた。《共同通信》

    【民主党】沖縄県と協議

    米軍基地視察などのため沖縄県を訪れた民主党調査団(団長・前原誠司衆院議員)は10日午後、大田昌秀知事らと会談し、米軍用地即別措置法の改正や、沖縄に駐留する米海兵隊の兵力削減問題について協議した。

    前原団長は「日米特別行動委員会(SACO)の報告に甘んずることなく、さらなる基地の整理・縮小、兵力構造に切り込めるか探ってみたい」と述べ、兵力削減に積極的に取り組む考えを示した。

    大田知事は「安保堅持と言っている政府の立場を傷つけない形で県民の希望をかなえるのに、一番効果的なのは兵力削減だと思う」と述べ、兵力削減に対する同党の姿勢を評価した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】「5.15メモ」公表を指示

    橋本龍太郎首相は10日昼、諸富増夫防衛施設庁長官と田中均外務省北米局審議官を国会内に呼び、1972年の沖縄返還時に日米両国政府が交わした沖縄米軍基地の使用条件などに関する「5.15メモ」を早期に公表するよう指示した。

    この後、首相は記者団に「中身の整理は大体できているようだ。翻訳するのに時間がかかる。予想していないことで時間がかかることもあるようだ」と述べ、軍事機密関連事項の公開などをめぐって、米側との調整が手間取る可能性を示唆した。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は10日、名古屋市の嫌煙家らが首相に在任中はたばこを吸わないよう求める訴訟を起こしたことについて国会内で記者団に問われ「ほう。それは知らなかった」とまるでひとごとのそぶり。在任中の禁煙については「だから(午前中の予算)委員会中は吸わなかったじゃないか」とはぐらかし、午後の参院予算委前には委員会室で堂々と一服。原告は「首相のヘビースモーカーぶりは健康な生活を保障した憲法に反する」と訴えているが、首相は「ぼくは約束しないよ」と早々と禁煙の拒否宣言。

    ○・・・新進党の西岡武夫幹事長はこの日の記者会見で、衆院税制問題特別委で新進党などが提案した特別減税法案の採決が見送られていることに不満をぶちまけた。「2兆円減税にどういう態度を取るか明らかにすることをちゅうちょしている政党がある」と批判の矛先は民主、社民両党に。「情報公開が議論されている時に、個々の議員の考えを公開しないのはおかしい」と情報公開法制定に熱心な両党を皮肉った。オレンジ疑惑で手痛い批判を浴びているだけに、嫌みたっぷりに逆襲していた。《共同通信》

    【大相撲春場所】2日目

    大相撲春場所2日目(10日・大阪府立体育会館)横綱、大関陣はそろって2連勝。横綱曙は小結土佐ノ海をはたき込み、貴乃花は突っ張りから玉春日を寄り切った。綱とりの大関若乃花は力強い相撲で剣晃を押し出し。武蔵丸は琴竜を寄り切った。貴ノ浪は取り直しの末、新鋭栃東を上手投げで下した。新小結の旭鷲山が小またすくいで安芸乃島に勝ち、初白星を挙げた。関脇貴闘力は2連勝した。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】ペルー政府側が対話拒否

    日本大使公邸人質事件で、十日予定されていたペルー政府とトゥパク・アマル革命運動(MRTA)との10回目の対話は、政府側交渉担当のパレルモ教育相が同日、保証人委員会に欠席を通告し中止となった。交渉はMRTAがトンネル問題を理由に7日の対話出席を拒否して中断、今度は政府側の拒否で再開が遅れることになった。対話がいつ再開されるかは発表されていない。

    教育相は同日午後4時半(日本時間11日午前6時半)記者会見し、欠席の理由について「対話再開の条件がはっきりしない」と述べ、MRTAに対し「一方的な中断のための(トンネル疑惑などの)口実によって、これまでの進展が後退すると懸念される」と批判した。しかし、ペルー政府は7日の記者発表で「保証人の協力で対話が再開されるよう期待する」と述べて、対話継続の意向を確認しており、今回の突然の出席拒否は交渉の主導権を取り戻し、有利に導くための政府側の揺さぶり戦術ともみられる。

    日本政府現地対策本部筋も「深刻な事態とは考えていない」と述べ、交渉の流れに大きな変化はなく、対話が再開するとの見通しを示唆した。政府側の出席拒否を受けて保証人のシプリアニ大司教、ビンセント駐ペルー・カナダ大使は声明を発表。教育相が午後になって急に欠席の連絡を伝えてきたことを明らかにし、「対話の早期再開を期待する」と表明した。《共同通信》

    【萬屋錦之介さん】死去

    「錦ちゃん」の愛称で親しまれ、「笛吹童子」「宮本武蔵」や「子連れ狼」などに主演した戦後時代劇の大スター、萬屋錦之介さんが10日午後2時41分、肺炎のため千葉県柏市の国立がんセンター東病院で死去した。東京都出身。萬屋さんは昨年7月にのどのがんを手術、闘病生活を続けていた。

    歌舞伎の名女形、三代目中村時蔵の四男に生まれ、3歳のとき、東京・歌舞伎座で、中村錦之助の名前で初舞台を踏んだ。

    昭和29年、美空ひばりと共演した「ひよどり草子」で映画デビュー、東映の専属に。続く「笛吹童子」「紅孔雀」が大ヒット、時代劇のアイドルスターになった。

    「織田信長」でアイドルスターからの脱却を図り、以後、「宮本武蔵」シリーズ、「反逆児」「武士道残酷物語」などに出演、時代劇の黄金時代を築いた。《共同通信》

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    3月10日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年3月9日(日) 在ペルー日本大使公邸占拠事件・トンネル疑惑に幕

    平成2983日目

    1997/03/09

    この日のできごと(何の日)

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】トンネル疑惑に幕

    ペルーの日本大使公邸人質事件で、トゥパク・アマル革命運動(MRTA)武装グループは9日、トンネル掘削問題を理由に拒否したペルー政府との10回目の対話を10日に再開することで、保訓人のシプリアニ大司教、ビンセントぺルー・カナダ大使と合意した。

    大司教らは協議終了後「この一週間が平和的解決のために重要である」との声明を発表し、MRTAとの交渉が順調に進む感触を得ているとみられる。

    シプリアニ大司教は7日の記者会見で、27日から休日が始まる復活祭に「(教区の)アヤクチョで皆さんとお会いしたい」と述べ、復活祭までの平和解決に強い期待を表明していた。トンネル疑惑でつまずいた交渉は、5日ぶりに再開の運びとなり、事件は解決に向け大きなヤマ場に差し掛かった。

    武装グループの指導者セルバ容疑者は9日昼、英テレビWTNとの無線交信で「交渉を長引かせないため、トンネル問題は持ち出ない」と述べ、交渉に本格的に取り組む意向を示した。交渉は今後、保証人委員会が作成する調停案をたたき台に、MRTA服役囚の釈放や、出国問題など具体的な項目について協議することになる。

    日本政府現地対策本部も予備的対話の再開を歓迎、今後の対話継続に期待を示した。

    大司教とビンセント大使は9日正午(日本時間10日午前2時)から約2時間公邸に滞在、MRTA側と対話再開について協議した。終了後の同日夕、オブザーバーの日本政府現地対策本部、寺田輝介顧問を交え、MRTAとの協議結果を分析、10日の対話再開に備えた。

    MRTAは6日、警察が公邸下にトンネルを掘り武力突入を進備していると反発、7日に予定されていた10回目の対話を拒否したが、8日の報道機関との無線交信では再開を「期待している」と前向きな姿勢をみせていた。《共同通信》

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    【名古屋国際女子マラソン】

    世界選手権(8月・アテネ)の代表選考会を兼ねた名古屋国際女子マラソンは9日、名古屋市の瑞穂公園陸上競技場を発着点とする42.195キロのコースに175人が出場して行われ、32歳のマディナ・ビクタギロワ(ベラルーシ)が2時間29分30秒で初優勝した。鈴木博美(リクルート)が2時間29分36秒で2位に入った。《共同通信》

    【大相撲春場所】初日

    大相撲春場所初日(9日・大阪府立体育会館)横綱、大関陣がそろって白星の幕開け。横綱貴乃花は新小結旭鷲山のけ手繰りの奇襲にも慌てず、寄り切った。曙は初顔合わせの琴竜を落ち着いて寄りで退けた。横綱昇進をかける大関若乃花は、玉春日を寄り切り好発進。武蔵丸は新鋭の栃東をつり出し、かど番の貴ノ浪は大至に攻め込まれたが、右上手投げで逆転勝ちした。両関脇は、貴闘力が剣晃を押し出したが、武双山は今場所平幕落ちした魁皇に一方的に押し出された。小結土佐ノ海は琴の若を押し出した。新入幕の2力士は出島が白星、五城楼が黒星で明暗を分けた。《共同通信》

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    3月9日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年3月8日(土) ベイルート地裁、日本赤軍・岡本被告ら予備尋問

    平成2982日目

    1997/03/08

    この日のできごと(何の日)

    【ベイルート地裁】日本赤軍・岡本被告ら予備尋問

    レバノン司法当局が起訴し、た日本赤軍メンバーの岡本公三(49)ら5被告に対するベイルート地裁のミルザ裁判官による予備尋問が8日、弁護士の同席の下、司法合同庁内の裁判官室で行われた。岡本被告らに対する予備尋問は7日の予定だったが、弁護士の選任に手間取り、一日延期されていた。

    5被告は数年前から交流のあった男性弁護士を指名、この弁護士が予備尋問に同席した。これまでに約160人のレバノンの弁護士がメンバーの弁護を申し出ており、予備尋問前にそのことを知らされた5被告は「レバノン国民とレバノンの弁護士に対し感謝の意を表したい」と語ったという。

    起訴されているのは、岡本被告のほか、和光晴生(48)、足立正生(57)、戸平和夫(44)、山本万里子(56)の各被告。予備尋問は足立、山本、和光、戸平、岡本の各被告の順で行われた。途中、サンドイッチと清涼飲料水の食事も運ばれ、長時間に及んだ。岡本被告らはいずれも英語を話し、足立被告はアラビア語も使っているという。

    岡本被告らは8日未明、ベイルート市内の拘置所から護送車で司法合同庁舎に運ばれ、地階の拘置施設に移された。尋問の行われる三階の裁判官室に移る際も姿は見えなかった。この日、同庁舎周辺には、カーキ色の迷彩服を着て自動小銃を持った国家治安局の隊員らが多数配置され、緊迫した空気に包まれた。

    岡本被告らはこれまでの検察当局などの調べに対し、氏名も名乗らず証言を拒否したり、具体的な罪状について否認しているとされる。《共同通信》

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    【 JR東西線】開業

    大阪市の中心部を東西に貫くJR東西線が8日開業した。午前5時7分発の一番列車には、始発の「尼崎駅」(兵庫県尼崎市)から鉄道ファンら数十人が乗り込む人気で、各駅とも各種セレモニーで開業を祝った。《共同通信》

    【500系のぞみ】一般公開

    博多−新大阪駅間を従来より19分早い2時間17分で結ぶJR西日本の新幹線新型車両「500系のぞみ」が22日にデビューするのを前に、8日午後、JR博多駅で一般公開され、長蛇の列をつくった大勢の家族連れや鉄道ファンの熱い視線を集めた。

    新型のぞみは鋭い流線形で薄いグレーの車体に青いラインが入ったクールな外観。室内は円形で、シートも含め薄紫色とベージュ色に統一されている。料金は従来ののぞみと同じ。最高時速は300キロで、一日2往復運行する。この日、車内では子供たちがシートに座って背もたれを倒してみたり、記念写真を撮るなど大にぎわいだった。《共同通信》

    【民主党・鳩山由紀夫代表】総選挙までは健全野党

    鳩山由紀夫民主党代表は8日、北海道旭川市で講演し「次の総選挙まで健全野党を貫きながら自民党とは違う生きざまを示し、党の理念、政策を理解してもらうことが重要だ」とあらためて健全野党路線を強調した。

    さらに「政策提言ばかりでは万年野党。(半面)政策実現ばかり目指していては野党といえなくなる」として「政権には加わらなくても、政策に加わる中間的な存在を示していただきたい」との考えを明らかにした。

    政治路線の相違を指摘されている菅直人同党代表との関係については「市民との意見のフィードバックの中で主張が揺らぐこともある。菅代表と私の間で揺らぎがあるのも当然。民主主義は議論しながら集約する過程が大切だ」と双方の間に大きな認識の違い、がないことをアピールした。《共同通信》

    【在ペルー日本大使公邸占拠事件】橋本首相「対話再開に期待」

    橋本龍太郎首相は8日、ペルーの大使公邸人質事件で10回目の予備的対話が中止されたことについて「いつまでも中断することはお互いにとってメリットにならない。問題はいつ立ち上がるかだ」と述べ、対話再開に強い期待を表明した。首相公邸で記者団の質問に答えた。《共同通信》

    【池田満寿夫さん】死去

    国際的な版画家で、小説でも芥川賞を受賞したほか、映画監督を務めるなど多彩な活動で知られる池田満寿夫氏が8日午前0時29分、急性心不全のため静岡県熱海市の病院で死去した。63歳。昨年12月に脳梗塞で入院したが回復し、美術展での審査員などを努めていた。

    昭和27年、長野県立長野北高を卒業して上京。東京芸大受験のため国画会美術研究所に通う傍ら、繁華街で似顔絵を描き収入を得る。30年、靉嘔、真鍋博氏らとグループ「実在者」を結成。翌年、瑛九の勧めでデモクラート美術家協会に参加、油絵から色彩銅版画の制作に転じた。第2回東京国際版画ビエンナーレ展で文部大臣賞を受賞し一躍脚光を浴び、41年、ベネチア・ビエンナーレ国際版画部門大賞を獲得、国際的な評価も高まった。42年芸術選奨文部大臣賞。

    美術以外での分野でも多様な表現に挑戦し52年、小説「エーゲ海に捧ぐ」で第77回芥川賞を受賞。54年には同作品を自ら監督・演出しカンヌ映画祭に出品した。58年からは陶芸にも取り組み作品展を重ねたほか、写楽の研究や写真家としても活躍、ジャンルを超えた幅広い芸術活動を展開した。

    ことし2月には長野市に池田満寿夫美術館の開館が予定されている。平成10年の長野五輪記念アリーナ「エムウエーブ」正面のモニュメントも制作している。《共同通信》

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    3月8日 その日のできごと(何の日)

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