カテゴリー: 平成9(1997)年

  • 1997 平成9年10月3日(金) オウム真理教・松本智津夫被告、第52回公判

    平成3191日目

    1997/10/03

    この日のできごと(何の日)

    【オウム真理教・松本智津夫被告】第52回公判

    オウム真理教松本智津夫被告(42)=教祖名麻原彰晃=の第52回公判は3日午後も東京地裁(阿部文洋裁判長)で続けられ、坂本堤弁護士一家殺害事件の実行犯とされる元信者端本悟被告(30)が「(自分たちのやったことを)マインドコントロールという言葉で納得するのは簡単だが、そんな言葉では片付けられない」と述べた。

    松本被告や幹部らの行動に疑問を感じても「そう思うことが自分の汚れ」と考えるなどして、教義を信じ続けた自分の責任を示唆した。

    その一方で「麻原さんは八つ裂きにしても許せない」と痛烈に批判。約2メートル右側の被告席で頭をたれている松本被告に対し「(法廷で)居眠りしている状態はおかしい」となじった。

    さらに「殺人やらされて、修行でも認められず、ごみのように扱われた」「弟子が祭り上げたからかもしれないが、責任がないとは絶対に言えない」など批判し続けた。

    幹部上祐史浩被告(34)については「指名手配され、教団に迷惑がかかるので逃走したのに除名した。冷たく、口先男って感じ」と述べた。

    前日の公判で「ここで証言して吹っ切れた」と述べた端本被告は再三口ごもっ以前とは異なり、証言は明確で「はらわたしびれる」などとくだけた言葉も飛び出した。

    いずれも国選弁護団の反対尋問に答えた。松本被告は面前で非難され「何言ってんだ」「いい加減にしたらどうだ」などと言い返した。《共同通信》

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    【パ・リーグ】西武、12度目の優勝

    新生西武が3年ぶりにパ・リーグの覇権を奪回–。3日、優勝へのマジックナンバー1で迎えた地元でのダイエー戦で西武は延長十回、鈴木健のサヨナラ本塁打で勝ち、東尾監督が胴上げされた。

    優勝決定をサヨナラで決めたのは昨年のオリックスに続いて2年連続。優勝決定試合のサヨナラ本塁打は1990年の巨人の吉村以来だった。

    西武は四回に1点を先制されたが、すかさず松井の本塁打で追いついた。そして十回には四番の豪快な一発で試合を決め、131試合目でリーグの王座に返り咲いた。《共同通信》

    鈴木健の打球が右中間席に消えるのを見届けると東尾監督はウインドブレーカーを脱ぐことも忘れ、歓喜の輪に突っ込んでいった。ヒーローを見つけると引き寄せて抱きしめた。格好をつけることもない。先頭に立って全身で喜びを表し四度、宙に舞った。

    「ありがとうございました。もう少しゆっくりいろいろなことを味わいたかったけど…。何を言っていいのかわからない」。そこには初優勝の指揮官の初々しい姿があった。「この思い出は一生残る。支えてくれたコーチ、スタッフ、裏方さん、ファンの皆さんに感謝したい」と続けた。

    1995年、森前監督の後を受けて就任した。リーグ5連覇を果たしたチームを引き継いだが、主力選手は既に下り坂だった。思い描いた通りに動かない選手。外から見ていた常勝軍団とのギャップに悩み、ダッグアウトで選手に鉄けん制裁を加えたこともある。しかし、今季はコーチに任せ、一歩引いた。顔「そりゃ、怒鳴り散らしたい時もあったよ」。我慢した。のびのびとした雰囲気の中から松井、大友、高木大、西口ら若い選手が育った。「新しい西武ライオンズがスタートしたと思います」。そう繰り返した言葉が東尾監督の勝利宣言だった。《共同通信》

    【プロ野球・阪神】亀山努選手ら4人に戦力外通告

    阪神は3日、猪俣隆投手、御子柴進投手、酒井光次郎投手、亀山努外野手に戦力外を通告した。猪俣、亀山は他球団での現役続行を希望している。長嶋清幸外野手は現役引退を申し入れて了承された。《共同通信》

    【連合】「鷲尾体制」発足

    連合は3日午前、都内で定期大会を続行、芦田甚之助会長の退陣を受けた初の会長選挙を実施した結果、鷲尾悦也事務局長(鉄鋼労連代表)を第3代会長に選出した。会長代行には自治労の榎本庸夫委員長、事務局長は前電力総連会長の笹森清副会長が無投票で決定、鷲尾新体制が発足した。

    投票結果は鷲尾氏477票、対立候補の柴田光治JR総連委員長29票。労組の組織率低下に伴って連合労働運動の活性化をどう進めるか、社民党と新進、民主両党が与野党に分かれる中、政党との支持・協力関係の強化を軸とする政治路線の一本化をどう実現するかなど、鷲尾新執行部には課題が山積している。

    鷲尾会長は「連合結成の原点に返り、広く労働者の立場で連合労働運動を強力に進めたい」と決意表明した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】有事法制「民間協力強制せず」

    橋本龍太郎首相は3日、参院本会議での各党代表質問に対する答弁で、新たな日米防衛協力のための指針に基づいて米軍支援を実施する際の民間能力の活用について「罰則で強制することは現在は検討していない」と述べ、有事法制整備にあたっては罰則付きで国民に協力を要請する考えはないことを表明した。

    周辺事態(周辺有事)の認定や米軍支援で「ある事態が該当するかどうか、支援を行うかどうかは、わが国が主体的に判断する」と述べ、共産党からの「自動参戦装置」との批判に反論した。《共同通信》

    【新幹線700系】公開

    「快適な車内環境」や「周辺環境への配慮」などを目指し、JR東海とJR西日本が共同開発した最新型新幹線700系の第1号車両が3日、静岡県浜松市のJR東海浜松工場で公開された。

    700系は先頭車両の鼻先が現在ののぞみ(300系)より2.5メートル長く、アヒルのくちばしのような形をしているのが特徴。「スピードアップより、乗り心地と、環境への影響緩和を重視した」(JR東海)結果、模型を使った実験では空気抵抗が減り沿線への騒音が抑制されたほか、内部に中空部分がある二重構造のアルミ材を車体に使うことなどで車内の騒音も減らせるという。客室部分は天井が6.5センチ高くなり、通路幅が3センチ広がった。

    最高時速は東京−新大阪間で270キロと、300系と同じ。1編成(16両)の価格は300系並みの約40億円。試験走行した後量産を始め、平成11年春以降に東京−博多間で営業運転を始める。《共同通信》

    【明石海峡大橋】ライトアップ

    日が沈んだ瀬戸内海に浮かび上がる光の橋−。来春開通する世界最長のつり橋「明石海峡大橋」(約3.9キロ)の照明が、3日午後6時すぎから試験点灯。赤から青まで段階的に変化する“にじ色のネックレス”が、神戸市から淡路島までの海上を彩った。

    明石大橋は、ケーブルに14メートル間隔で装飾灯を設置。赤、青、緑の光の強さを調節して微妙な中間色も表現することができる照明で、国内の橋りょうでは初めて採用された。主塔や道路部に取り付けられた白色照明と合わせると、照明灯の総数は1737基。設置には約15億円かけ、6時間の点灯で電気代は約3万円になるという。《共同通信》

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    10月3日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月2日(木) オウム真理教・松本智津夫被告、第51回公判

    平成3190日目

    1997/10/02

    この日のできごと(何の日)

    【オウム真理教・松本智津夫被告】第51回公判

    オウム真理教松本智津夫被告(42)=教祖名麻原彰晃=の第51回公判が2日、東京地裁で開かれ、元信者端本悟被告(30)が坂本堤弁護士=当時(33)=殺害について「(ずさんな計画で)うまくいくのかなと思ったが(坂本さんに対する)殺意がなかったとは言い切れない」と殺意を認める証言をした。妻子殺害は自分の公判などと同様、予測できなかったと強調した。

    殺害の実行状況の証言を拒否していることについては「黙っているつもりはない。踏ん切りをつけたい。ここで証言して吹っ切れた気持ちがある」と今後姿勢を改める意向を示した。さらに「(自分は加わっていないのに)謀議に参加していたなどと供述している岡崎(一明被告)さんも許せない」と述べた。

    また、一家3人の死体遺棄を指示したのは元幹部の岡崎被告か同早川紀代秀被告(48)と証言。死体を積んだ車のバッテリーが切れ、通りがかりの車に充電してもらったことも明らかにし「抜けているじゃないですか。遺体を積んでるんですよ」と周到さに欠けていたことを指摘した。

    いずれも国選弁護団の反対尋問に答えた。端本被告の尋問に先立ち、地下鉄サリン事件で死亡した会社員A子さん=当時(21)=の死因を鑑定した石山夫帝京大教授(66)が「有機リン系の薬物中毒で脳死状態となり、その後感染症で死亡した。薬物は症状の特徴から、サリンとみていい」と証言した。

    松本被告は「無罪だ」などと独り言を繰り返し、阿部文洋裁判長に再三注意された。《共同通信》

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    【アムステルダム条約】調印

    欧州連合(EU)の憲法ともいうべき欧州連合条約(マーストリヒト条約)の改訂版であるアムステルダム条約が2日、EU加盟15カ国の外相により調印された。

    条約は中・東欧諸国からの新加盟国を受け入れる拡大欧州を視野に、内部統合の変化を目指すことをうたった。各国の国民投票や議会による批准手続きを経て、早ければ1999年前半にも発効する。《共同通信》

    【酒鬼薔薇聖斗事件】少年の精神鑑定書提出

    神戸の連続児童殺傷事件で、家裁送致された中学3年の少年(15)について、精神鑑定を依頼された専門医2人は、事実上医療少年院送致が望ましいとする内容の共同作成の鑑定書を神戸家裁(井垣康弘裁判官)に提出した。家裁はこれを受けて同日、引き続き少年を鑑別所に収容するため、あらためて観護措置を決定し、2カ月ぶりに少年審判手続きを再開した。今回の観護措置は15日までで、必要があればさらに3日間延ばす措置を取る。

    小学生5人を襲い、うち2人を殺害するという少年犯罪史上まれに見る事件は、最大の焦点とされた少年の内面の分析が終了。家裁は今後3回か4回の審判を最終的に開いた上で、17日までに最終処分を決める見通しだ。《共同通信》

    【連合・芦田甚之助会長】社民の与党離脱要求

    連合(芦田甚之助会長)は2日午前、東京・丸の内の東京国際フォーラムで第5回定期大会を開いた。芦田会長は「今日の政局は1強6弱などと言われ、非自民勢力が分立した状況だ。現在の与野党の分布では、来年の参院選挙は自民党が圧勝する。政党との協議を急がなければならない」と述べ、野党の統一候補擁立に向けた政党間協議の必要性を訴えた。その上で「問題は社民党が自民党政権に閣外協力を続けていることだ。(これで)連合と支持・協力関係にある政党との統一的な対応が取れるのか」と指摘、社民党に与党離脱を促した。

    大会には、来賓として橋本龍太郎首相が自民党の首相として初めて出席し、あいさつ。小沢一郎新進党党首、菅直人民主党代表、土井たか子社民党党首も出席した。

    菅代表は、連合が求める比例代表での統一名簿方式について「比例代表では、党を一つにすることにつながる。簡単に進めるのは難しい」と難色を表明。土井党首は「保守、新保守に対抗する政治勢力を築かなければならない」と述べた。小沢氏は、連合内には自社さ体制を支持する勢力が多いと政治路線を批判した。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】対米支援は「合憲」

    橋本龍太郎首相の所信表明演説に対する代表質問が2日、前日に続き衆参両院本会議で行われた。首相は新たな日米防衛協力のための指針について「協力項目に掲げる行為は武力の行使に該当せず、米軍との武力行使との一体化の問題が生じることも想定されないもので、憲法との関係で問題が生じるとは思っていない」と述べ、周辺事態(周辺有事)での40項目の対米支援は憲法に合致するとの見解を表明した。衆院で坂口力氏(新進)の質問に答えた。

    また参院の真鍋賢二氏(自民)が周辺有事の認定に関して「国会の関与が必要ではないか」とただしたのに対し、首相は「政府としてしかるべき手続きが必要だ」と述べるにとどまった。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は2日、自民党の歴代首相として初めて連合の定期大会に出席。連合とは「一緒に日本の将来を考えられる」と秋波を送った。しかし、連合が自民党の代替勢力結集を提唱していると記者団から突っ込まれると「当初から政府には批判的だった」とぽつり。さらに、芦田甚之助会長が社民党に与党離脱を求めた点を指摘されると「先輩の言うことだから…。(会社員時代に)ゼンセン同盟の組合員だった時、芦田さんは上部組織のリーダーでなじみがある」と突然30年以上も昔の話を持ち出し、代表質問と同様に苦しい答弁。

    ○・・・新進党の野田毅政審会長はこの日の新進、民主、太陽3党の政・政調会長会談の席上、たばこのテレビCM自粛問題が話題に上ると「たばこはアルツハイマー病やがんの予防に良いそうだ」と力説。民主党の枝野幸男政調会長が「肥満予防にもなる」と応じると、野田氏は「半年ぐらいやめては太り、また吸うということを繰り返してきた」と告白、「今日も元気だ、たばこがうまい」「テレビ局は収入減になる」と擁護論を展開した。この際、愛煙家の橋本龍太郎首相と「喫煙連合」でも組む?《共同通信》

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    10月2日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年10月1日(水) 北陸新幹線・高崎〜長野開業

    平成3189日目

    1997/10/01

    この日のできごと(何の日)

    【北陸新幹線】高崎〜長野開業

    長野(北陸)新幹線「あさま」が1日、営業運転を始めた。東京ー長野間は最速のノンストップの列車で1時間19分。これまでの特急に比べ約1時間半短縮される。フル規格の新幹線としては1982年の上越新幹線以来の開業。

    長野新幹線の開業は来年2月に開催される長野冬季五輪の招致活動と連動しており、1988年に長野が国内の五輪候補地に選ばれ、整備新幹線の着工優先一位の座を占め、89年に着工、大会期間中、役員や観客輸送の柱として大きな役割を果たすと見られている。

    一番列車は長野駅からの上りが午前6時2分発のあさま500号。吉村午良長野県知事、藤井孝男運輸相、松田昌士JR東日本社長らが並んでテープカット、鉄道ファンの見守る中スタートした。

    東京駅でも運転士らに花束が贈られ、午前6時20分、下り一番のあさま501号が新たに完成したホームを発車した。「あさま」には東北新幹線に投入されているのと同じE2系車両を使用。8両編成で定員630人、最高速度は時速260キロ。東京−長野間のダイヤは定期列車が1日24往復で、運賃、特急料金(通常期)は片道計7970円。《共同通信》

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    【GLAY】アルバム「REVIEW-BEST OF GLAY」発売

    【磐越自動車道】全線開通

    福島県いわき市から新潟市まで本州を横断する磐越自動車道(213キロ)が1日、全線開通し、最後の開通区間である西会津(福島県西会津町)−小川(新潟県津川町)の新潟県側で同日午前10時から開通式が行われた。一般車両の通行は午後3時から。同自動車道は、いわき−新潟間の所要時間を約3時間に縮めるだけでなく、東北地方と近畿地方が混雑の激しい首都高速道路や東名高速道路などを経由せずに北陸自動車道ルートで直結されることになる。この結果、郡山(福島)−米原(滋賀)が約50キロ短縮された。《共同通信》

    【酒税法改正】ウイスキーが値下げ

    酒税法改正の第一弾が10月1日に実施され、ウイスキーが大幅減税となる一方、焼酎は増税となる。洋酒メーカーが1000円を切る低価格商品を早速発売するなど競争の激化が予想され、焼酎業界への打撃は必至だ。

    今回の改正は、最高6倍のウイスキーと焼酎の税率格差の是正が目的で、蒸留酒の税率は3段階で改定され、平成13年には税率はほぼ同じとなる。しかし、世界貿易機関(WTO)の裁定に基づき米国が来年2月までの完全実施を強く要求しており、酒税改正の先行きには流動的な面も残っている。

    今回の改正で、ウイスキーの税率が約44%引き下げられ、焼酎が透明度の高い甲類で約30%、ソバ焼酎など乙類で約48%それぞれ引き上げられる。標準的なウイスキーで300円強の値下げ、焼酎の一升瓶で80円強の値上げになる。《共同通信》

    【Jリーグ第2ステージ】磐田、初V

    Jリーグ第2ステージ第16節(1日・市原臨海競技場ほか=8試合)ジュビロ磐田がジェフ市原に5−0で大勝し、最終節(4日)を待たずにリーグ昇格4年目で初優勝を決めた。

    磐田は8連勝で勝ち点を37に伸ばした。2位の鹿島アントラーズが清水エスパルスに0−2で敗れ、この日試合のなかったガンバ大阪とともに勝ち点31のままで、磐田と6点差がついたため、磐田の1位が決定した。

    横浜マリノスは名古屋グランパスに1−3で敗れたが、サリナスがリーグタイ記録の6試合連続得点をマーク。《共同通信》

    【東京地裁】元建設相に実刑判決

    ゼネコン汚職で、建設業界団体の談合告発見送りをめぐり、現金1000万円のあっせん収賄罪に問われた元建設相の衆院議員中村喜四郎被告(48)=無所属、茨城7区=に対し、東京地裁は1日、懲役1年6月、追徴金1000万円(求刑懲役3年、追徴金1000万円)の判決を言い渡した。

    池田修裁判長は争点のわいろ性を認定し「建設会社の利益のため、公正取引委員会の処分をゆがめようとした犯行は悪質。国民の政治不信を深めた責任は重大で、厳しく非難されなければならない」と判決理由を述べた。現職国会議員に対する実刑判決は1983年10月の田中角栄元首相(故人)以来。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・橋本龍太郎首相は、日本たばこ協会が来年4月から、未成年者の喫煙防止などに配慮し、テレビ、ラジオでのたばこ銘柄のコマーシャルを全面的に打ち切ると決めたことについて1日、記者団から感想を求められ、「世界的にそういう流れにある。その中での日本の関係者の判断だ」。政界でもヘビースモーカーとして知られる首相だが、当然のことといったコメント。野党が政治倫理問題などで追及しようと手ぐすね引く衆院代表質問を前に、喫煙で肩身が狭くなることよりも、国会乗り切りで頭がいっぱいの様子。

    ○・・・この日昼前の野党3党の幹事長・国対委員長会談で、民主党の鳩山由紀夫幹事長は午後の衆院本会議で代表質問に立つ新進党の中野寛成国対委員長に「質問で『日本の政治は二流、三流どころか“橋龍”になった』とやるんだって」。中野氏は「英国の議会は、皮肉や冗談で攻撃することが多い」と駄洒落の効用を強調。同党の西岡武夫幹事長が「他の人がやると通用しないが、相当なものだね」と冷やかしたが、これを激励と受け取ったのか、本会議では「四流、五流を通り越して八流(はちりゅう=橋龍?)」など、ただただエスカレート。《共同通信》

    【橋本龍太郎首相】政治倫理確立に努力

    橋本龍太郎首相の所信表明演説に対する各党代表質問が1日午後、衆院本会議で始まり、首相は政治倫理の確立と国民の信頼回復に最大限努力する考えを強調した。また政府経済見通しの本年度実質1.9%成長は「厳しい状況にある」と述べ、達成は事実上困難との認識を表明した。

    自民党議員への多額の献金を明らかにした石油卸商・A被告らの証人喚問問題で、首相は「明らかにしなければならないことは、適切な場で政治家自らの判断で明らかにされるべきものと考える」と述べ、献金の事実を認めている山崎拓自民党政調会長らが、国会などで真相を説明すべきだとの考えを示した。

    佐藤孝行前総務庁長官の入閣問題では既に「おわび」を表明したことを強調、「行革などに全力を尽くす」ことで責任を果たしたい」と決意を訴えた。

    元建設相中村喜四郎被告への実刑判決について、首相は「重く受け止め、政治倫理に関する与党3党の確認に基づき、国民の信頼回復に向けて最大限努力したい」と表明したが、議員辞職要求は「衆院で決めることで首相としてうんぬんすることではない」とかわした。《共同通信》

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    10月1日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年9月30日(火) JR信越線・横川〜軽井沢、この日をもって廃線

    平成3188日目

    1997/09/30

    この日のできごと(何の日)

    【 JR信越線・横川〜軽井沢】この日をもって廃線

    長野新幹線開業に伴い廃止されるJR信越線横川ー軽井沢間が最後の日を迎えた30日、東京・上野駅などではこの日限りで姿を消す特急「あさま」「白山」などに別れを惜しむ鉄道ファンで朝から混雑した。

    同区間は午後9時上野発長野行きあさま37号と機関車の回送を最後に1893年の開通以来104年の歴史に幕を閉じバス輸送に転換。新幹線の開業で幹線鉄道の一部区間が廃止になるのは初めて。《共同通信》

    長野(北陸)新幹線の10月1日の開業で「峠の鉄道」JR信越線の横川−軽井沢間が104年の歴史を閉じ、特急「あさま」や「白山」が姿を消す30日夜、群馬県松井田町の横川駅や東京・上野駅には大勢の鉄道ファンが詰め掛け、去りゆく“老兵”の最後の姿をカメラに収めた。

    碓氷峠専用の機関車EF63が汽笛を鳴らしながら力強く走る姿も見納めとあって、横川駅周辺に集まったファンは夕方までに約1万人(JR調べ)。夜になっても1000人以上が最終列車の到着を待ち受け、駅名物の「峠の釜めし」の売り子たちが列車を見送る赤と青のペンライトの光がやみの中に揺れた。《共同通信》

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    【長野五輪】「アクアウイング」完成

    長野五輪のアイスホッケーB会場となるアクアウイングが長野市吉田の長野運動公園に完成し、30日午前、長野市への引き渡し式が行われた。これで五輪競技施設はすべてそろい、10月1日からは大会組織委員会の会場担当者が各会場に運営本部を構え、五輪へ向けた準備を進める

    。アクアウイングは高さ約31メートルの半円筒形で、延ベ面積約1万3500平方メートル。五輪では約6000人の観客を収容し、主に女子アイスホッケーの会場となる。現在は約4000席の客席スタンドの設置工事が進められており、10月下旬にはリンクの製氷作業を開始。12月には、同会場を使った初のイベントとなるアイスホッケー日本リーグの試合が行われる。

    長野市内の他の競技施設では、スピードスケート会場のエムウエーブとフィギュアスケート会場のホワイトリングで既に五輪競技用への氷の準備も整っている。アイスホッケーA会場のビッグハットは10月1日、ボブスレー・リュージュ会場のスパイラルでも同16日から製氷作業が始まる。《共同通信》

    【日本たばこ協会】たばこのCM「やめます」

    国産、外国たばこのメーカー、販売会社の業界団体「日本たばこ協会」は未成年者の喫煙防止策として1998年4月1日から、テレビ、ラジオでたばこの銘柄のコマーシャルをしないことを申し合わせ30日、広告代理店など関係先に伝えた。《共同通信》

    【横浜・佐々木主浩投手】今季37セーブ

    巨人4−6横浜◇30日◇横浜

    1点を追う横浜は五回一死一、三塁から進藤の右前打で追いつき、佐伯の右翼線二塁打で勝ち越すと、さらに3長短打などでこの回6点を奪い、逆転した。

    川村は八回途中までを4失点で9勝目。最後を締めた佐々木はシーズン最多セーブのプロ野球記録に並ぶ37セーブ目をマークした。

    巨人は八回、松井の13試合ぶりの37号本塁打で2点差としたが、佐々木にまた抑え込まれた。《共同通信》

    【自民、社民、さきがけ】「政治改革協議会」を設置へ

    橋本龍太郎首相は30日午後、国会内で土井たか子社民党党首、堂本暁子さきがけ議員団座長と会談し、政治家個人の倫理問題や企業・団体献金問題を検討するため、3党の幹事長らによる「政治改革協議会」を設置することなどで正式合意した。

    これを受け、10人前後で構成する協議会を今週中にもスタートさせる。佐藤孝行氏の総務庁長官起用、更送でひびが入った3党体制は一応修復に向かって動き始めることになった。

    確認文書では、汚職事件で有罪が確定した議員の閣僚など公職就任の在り方や立候補制限について「今国会中に結論を得、立法措置が必要なものはその成立を図る」と明記した。ただ自民党の加藤紘一幹事長は立法措置は困難としており、取りまとめは難航しそうだ。また企業・団体から政治家への献金禁止時期の前倒しは「今国会中の合意に努力する」との表現にとどまり、事実上見送られる方向となった。

    土井氏は3党首会談で、確認文書に盛り込まれた「政治倫理綱領など順守のための職務権限の問題も含む具体策の検討」を「今国会中」と期限を切って結論を出すよう要求。首相は時期は明示しなかったものの「早くいい結論を得るよう協議するのは当然だ」と述べた。

    首相は企業・団体献金の禁止の前倒しは困難との考えを重ねて表明したが、土井氏は企業・団体から政党への献金の見直し問題も早急に検討するよう求めた。《共同通信》

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    9月30日 その日のできごと(何の日)

  • 1997 平成9年9月29日(月) 橋本龍太郎首相「6大改革は正念場」

    平成3187日目

    1997/09/29

    この日のできごと(何の日)

    【橋本龍太郎首相】「6大改革は正念場」

    第141臨時国会が29日召集され、橋本龍太郎首相は午後の衆院本会議で所信表明演説を行った。首相は内閣の最重要課題と掲げる6大改革を「これからが正念場」とした上で、今国会から来年の通常国会までを「行政改革と財政構造改革の帰趨を決する重要な時期」と強調、両改革に集中的に取り組む決意を示した。特に財政構造改革法案が今国会での最重要法案と言明した。

    演説の冒頭、ロッキード事件で有罪が確定した佐藤孝行氏の総務庁長官起用・辞任問題に関し「政治により高い倫理性を求める世論の重みに十分思いをいたさなかった」として、深い反省とおわびを表明。企業・団体献金問題を論議していく考えを明らかにした。

    首相は今後の政治姿勢について「政策中心の政治を目指す」と表明。「与党3党の協力関係を基本として、政策によっては各党、各会派の協力を得たい」として、自社さきがけ3党の結束を強調した。《共同通信》

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    【海洋地球研究船みらい】完成

    原子力船「むつ」を改造した海洋科学技術センター(神奈川県横須賀市)の海洋地球研究船「みらい」(8,672トン)が完成し、29日午後、東京都江東区の石川島播磨重工業東京第一工場で、同センターに引き渡された。

    みらいは全長130メートルで世界最大級の海洋観測船。むつの原子炉を取り外し、ディーゼルと電動モーターを動力とする船としてよみがえった。改造費は約200億円。《共同通信》

    【参院】タレント名の使用を解禁

    参院は29日召集の臨時国会から、議員の通称名の使用を解禁した。これにより、森田健作(本名・鈴木栄治)、扇千景(林寛子)、西川きよし(西川潔)、松あきら(西川玲子)、但馬久美(林久美子)、円より子(山崎順子)、末広まきこ(末広真樹子)の7議員が、なじみのあるタレント名で議員活動を始めた。《共同通信》

    【政界談話室】

    ○・・・29日の衆院本会議終了後、本会議場わきのソファで雑談していた自民党の加藤紘一幹事長と、官房長官を退任した梶山静六氏が連れ立って国会内の幹事長室へ。加藤氏が梶山氏を昼食に誘ったためで、梶山氏は傍らの記者団に「ラーメンをごちそうになるんだ。素浪人というのは、だれかに飯をごちそうしたいと思っていても、自分からは言えないものだ」と、何とも面はゆい」様子。梶山氏は「国会初日にごちそうになって幸せだ」と笑みを浮かべた。保保派がそろった総務会メンバーとして厳しい発言も予想されるだけに、加藤氏の気遣い?

    ○・・・この日の新進党両院議員総会で、扇千景参院議員会長は「今の政権は、離婚しておかしくない連立政権。心が離れていて偽装結婚している」と、橋本政権を徹底批判。離党者続出の同党だが、扇氏のボルテージは上がりっぱなしで「参院は自民党が過半数に足りない状態。内閣不信任案はまず参院が出せば国民の期待する結果が出る」と見えを切った。ともあれ「残念ながら衆院が先に出すというから遠慮するが…」と腰が引けたところも見え隠れし、政府与党に対する追及にいまひとつの感がある西岡武夫幹事長ら執行部のしりをたたくのが狙いのよう。《共同通信》

    【酒鬼薔薇聖斗事件】「医療少年院が適当」

    神戸の連続児童殺傷事件で、家裁送致された中学3年の少年(15)について、近く家裁に提出される精神鑑定の概要が29日、関係者の話で明らかになった。

    少年の精神状態について、人や動物に対する残虐行為を反復していたことから18歳未満の精神障害の一類型「重症の行為障害」と分析。家庭や学校の影響は少なく、一連の犯行は人や動物を傷付けることに快感を覚える特異な「衝動」が引き起こした可能性が高いと結論付けている。

    処分については「精神科医に治療され、見守られる環境が望ましい」として、事実上、26歳になるま」で収容できる医療少年院への送致を適当とする内容となっている。

    少年の鑑定留置期限が切れる10月2日に神戸家裁に提出される。同日から再開される少年審判手続きでは、最も重要な資料の一つになる。行為障害は精神病ではないが、人や動物への虐待など反社会的行動を繰り返す障害。完治せずに成人すると、深刻な人格障害を引き起こす可能性が高いとされる。

    鑑定を依頼された医師二人は、少年と10回以上面接し、脳波や血液も検査。両親から成育過程などを聴いた。供述調書などの捜査資料も詳細に検討した。その結果、両親からの虐待歴などはなく、医学的検査でも目立った異常がなかった。

    一連の犯行に見られる残虐行為は、行為障害の診断基準「重大な身体的危害を与える武器の使用」や「人や動物に対して残酷」の項目に合致した。

    また少年が犯行声明やノート、作文などで「もう一人の自分」の存在を示唆していることについて、人格の統合が不完全な「解離性障害」の疑いがあると指摘している。《共同通信》

    【共産党】初のあいさつ回り

    共産党の不破哲三委員長と志位和夫書記局長は29日、国会内で各党幹部を個別に訪問、新体制発足に伴うあいさつをした。不破氏は「今さら知られた顔だが、礼を失してはいけない」と説明したが、共産党広報部によると、こうしたあいさつ回りは結党以来初めて。新体制の「柔軟路線」を反映したものと言えそうだ。

    自民党は橋本龍太郎総裁(首相)と加藤紘一幹事長が応対したが、「生臭い話はなく、専ら昔話や登山の話」(不破氏)に終始した。新進党では西岡武夫幹事長が、新たな日米防衛協力指針(ガイドライン)の国会承認を求める立場から共闘を呼び掛けると、志位氏が「ぜひ会談しましょう」と前向き姿勢を表明。小沢一郎党首も「理念が違うのは仕方ないが、共闘できる分野があればやりたい」と述べた。

    「市民が主役の政治」を掲げる民主党では、菅直人代表が「民主主義革命を標ぼうすると共産党と同じと言われる」と苦笑。不破氏は「特許権はないからお使いください」と軽口で応じた。社民党の伊藤茂幹事長は「今後も変わっていくの」と共産党の路線問題で質問。不破氏は「党名は変わりませんよ」と言明したが、同席した社民党の畠山健治郎氏は「うちも(社会党から)変えない方が良かった」とぼつりと漏らしていた。《共同通信》

    【急行能登】最後の峠越え

    長野(北陸)新幹線の開業で行する信越線が分離、横川−軽井沢間が廃止されるのに伴い、29日夜、信越線経由の最後の夜行急行「能登」が出発した。30日からはほぼ同じダイヤで上越線経由に変更される。

    29日午後9時34分、福井駅を上野行きの上り「能登」が発車。午後11時58分には上野発福井行きの下りも出発。それぞれ横川−軽井沢間の最後の碓氷峠越えをして約8時間で終点に着く。

    9両編成で女性専用車両もある急行「能登」は1日1往復。昭和34年に東海道経由の急行として上野−金沢間で運行を始め、いったん廃止されたが、50年、上越線経由で復活した。57年に信越線経由となり、平成6年に福井まで延長された。《北國新聞》

    【ロイ・リキテンスタインさん】死去

    漫画をそのまま拡大したような油絵でポップアートを先導した米国の画家ロイ・リキテンスタイン氏が29日、肺炎の合併症のため米ニューヨークの病院で死去した。73歳だった。

    1923年、ニューヨーク市に生まれ、オハイオ州立大で美術を学ぶ。60年代、ミッキーマウスの漫画のこまなどを印刷の粒子まで手書きで拡大する独自の表現を確立。アンディ・ウォーホルらとともに、大衆文化を芸術に取り入れたポップアートの代表的作家となった。

    後年はピカソら先人の絵を引用したり、日用品を単純な構図と色彩で描いた作品を残した。その作風は、絵画の即物性を強調する一方、マスメディアの強い影響下にある現代社会を浮き彫りにするものと評価された。94年、代表作に数えられる「ヘア・リボンの少女」を東京都現代美術館が約6億円で購入、都議会などで論議を呼んだ。95年には科学や文化発展を対象にした京都賞を受賞している。《共同通信》

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    9月29日 その日のできごと(何の日)

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