平成5783日目
2004/11/07
【この日の小泉総理】
平成16年11月7日、小泉総理は陸上自衛隊朝霞訓練場で行われた観閲式に出席しました。
自衛隊発足50年に当たる今年の式典は隊員約4,200人、車両約230両、航空機約70機が参加して行われました。
小泉総理は訓示で、「既存の体制・装備などの抜本的な見直し、効率化を図りながら、テロなど新たな脅威への対応を着実に進めていく。」と今後の自衛力のあり方について述べました。同時に「わが国は自国の安全と繁栄を確保するためにも、国際社会の平和と安定のために積極的に貢献することが必要だ。」と強調しました。また、イラクでの自衛隊の活動について、「日本国民の善意を実行する部隊として高い評価と感謝の言葉が寄せられている。」と述べました。《首相官邸》
小泉首相は7日、陸上自衛隊朝霞訓練場(埼玉県新座市など)で行われた自衛隊の観閲式で訓示した。
首相は「イラクのサマワにおいて、自衛隊は『日本国民の善意を実行する部隊』としてイラク人の国づくりを支援」していると強調したうえで、「今後とも、我が国は、自国の安全と繁栄を確保するためにも、国際社会の平和と安定のために積極的に貢献することが必要だ」と述べ、12月14日に期限切れとなる自衛隊のイラク派遣期間の延長に改めて意欲を示した。《読売新聞》
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【この日の民主党】
岡田代表、陸上自衛隊観閲式に出席
民主党の岡田克也代表は7日午前、埼玉県の陸上自衛隊朝霞訓練場で行われた陸自観閲式に、野党党首として初めて出席した。
式典後に岡田代表は、今回の出席について問われて記者団に「野党第一党の党首の出席が話題になること自体、違和感を感じる。当然のことと思う」と述べた上で、自衛隊は万が一のときは国民の生命・財産を守る立場にあり、海外でのPKOその他の活動、新潟中越地震等災害時の危険を顧みない救援活動等に尽力している点に言及。「そうした自衛隊の皆さんに対し、野党であろうが与党であろうが政党のトップとして敬意を表し、感謝するのは当然」と重ねて語った。
自衛隊のイラク派遣延長問題に関しては、「廃止法案を出して(自衛隊派遣の)根拠をなくしてしまう」と岡田代表は述べ、今国会にイラク復興支援特措法の廃止法案を提出し、イラク自衛隊の撤退を求める考えを示した。その理由として(1)「戦闘地域」「非戦闘地域」の峻別ができず憲法上の疑義がある(2)隊員の安全を守れる状況か疑問である(3)自衛隊でなくともNGO等で復興援助活動は可能–などの三点を列挙した。
式典には前原誠司ネクスト防衛庁長官、松本剛明同副長官、武正公一ネクスト外務副大臣、島聡役員室長代理、大石尚子安全保障委員会筆頭理事はじめ、埼玉選出議員や安全保障委員会やイラク特委員会等委員の内山晃、大島敦、小宮山泰子、神風英男、高山智司、津村啓介、西村真悟、本多平直、松崎哲久、馬淵澄夫各衆議院議員、尾立源幸、島田智哉子両参議院議員が出席した。《民主党ニュース》
民主党の岡田代表は7日、陸上自衛隊朝霞訓練場で行われた自衛隊発足50周年記念の観閲式に出席した。自民党政権下の野党第一党党首としては初めて。
岡田氏は、「野党だろうが与党だろうが、政党トップとして(自衛隊に)敬意を表し、感謝することは当然だ」と語った。《読売新聞》
【イラク】非常事態宣言
イラク暫定政府は7日、北部クルド地域を除くイラク全土を対象に、初の非常事態宣言を発動した。期間は60日間。
中部ファルージャの武装勢力壊滅を目指した米・イラク軍の大規模軍機作戦開始が迫る中、不測事態の防止を図るとともに、武装勢力側が最近、イスラム教スンニ派三角地帯やバグダッド周辺など各地で攻勢に出、6、7の両日だけで50人以上の死者が出るなど治安状況が極めて深刻な事態に陥っていることに対応したものとみられる。
非常事態宣言は、また暫定政府として、強権発動によってでも来年1月の国民議会選挙を予定通り実施するとの不退転の決意を内外に強く示したと言える。《読売新聞》