平成6837日目
2007/09/27
【この日の民主党】
福田内閣は中途半端内閣 菅代表代行
菅直人代表代行は、27日午後の定例記者会見で、福田内閣を国民への明確なメッセージ、この国をどうしようとするのかがはっきりしないことを理由に「中途半端内閣」と批判した。
また、小泉改革を継承、間違っていないと言いながら、高齢者の医療負担を凍結するとしたりしている点、安倍政権の閣僚を引き継でいる点なども理由に挙げた。
こうした福田内閣に対して、民主党は今国会をマニフェスト実現のためのスタートと位置づけ、国民と約束した三つの約束である「年金」「子育て」「農業」の政策を法律の形でこの国会で提出、全体像を示していく考えを表明した。
特に年金に関して、年金保険料流用禁止法案だけでなく、抜本的な制度改革(一元化、基礎部分の税方式)の法案を提出するとした。
さらに、法案提出のメドを10月中旬と述べた。
こうして全体像を示すことで、安倍内閣から福田内閣への擬似政権交代ではなく、本格的な政権交代を果たしていきたいとした。
自衛隊の給油活動に関する質問に対しては、給油がキティーホークに対して行われ、対イラク戦で使われ、提供していたガソリンの量が実際には当時の政府答弁と異なっていた問題もあり、これが事実だとした場合、明確な法律違反であり、「国民、国会を騙したことになる。約束を破って行動したことになる」として、これらの情報開示が議論のスタートになるとの見解を示した。《民主党ニュース》
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【阪神球団・宮崎恒彰オーナー】「トラがネコになって帰ってきた」
中日4−1阪神◇27日◇甲子園
連覇へ勝つしかない中日が連敗を2で止めた。五回に荒木の1号3ランで先制。七回にウッズの適時打で加点した。川上は6回1失点で12勝目。七回からは小刻みな継投で逃げ切り、岩瀬が42セーブ目。阪神は今季2度目の8連敗。
阪神の宮崎オーナーが観戦。以前、訪れた時は連敗前で首位に立っていただけに「トラがネコになって帰ってきた。がっくりしている」と浮かない表情だった。「最後6試合。持てる力を発揮して、もう一度トラに戻って」と奮起を促した。《共同通信》
【森喜朗元首相】中国・温家宝首相と会談
中国の温家宝首相は27日、中国訪問中の森喜朗元首相と会談、森氏は福田康夫首相が早期訪中の意向を固めていることを伝えた。温首相は、福田首相の早期訪中に期待を表明、胡錦濤国家主席の訪日時期について「桜の花が咲く頃がいい」と述べ、来春で調整する考えを示した。《共同通信》
【この日の福田総理】
副大臣及び大臣政務官の決定
平成19年9月27日、朝の臨時閣議において、福田内閣の副大臣及び大臣政務官が決定しました。
福田総理は、総理大臣官邸に参集した22人の副大臣とともに宮中における認証式に出席後、官邸に戻り、町村官房長官らとともに記念撮影を行い、初副大臣会議に出席しました。
引き続いて、官邸に参集した26人の大臣政務官に対して辞令交付を行った後、記念撮影を行い、初大臣政務官会合に出席しました。
福田総理は、それぞれの会議の挨拶で、「若者が明日に希望を持ち、お年寄りが安心できる『希望と安心』の国を目指し、皆様と一丸となって取り組んでまいりたい。」と述べました。《首相官邸》
【ミャンマー軍事政権】僧侶650人以上を拘束
ミャンマー軍事政権は27日未明、最大都市ヤンゴンで反政府デモを主導した僧侶らが所属する僧院数か所に武装兵士を突入させ、僧院の建物を破壊するとともに、僧侶650人以上を拘束した。軍政が連日のデモ活動を強硬手段で阻止する姿勢を鮮明にしたことで、僧侶や市民による軍政への異議申し立ては、早くも正念場を迎えた。《読売新聞》
【長井健司さん】死去
在ミャンマー(ビルマ)日本大使館から外務省へ入った連絡によると、軍事政権に対する抗議デモが続くミャンマーの最大都市ヤンゴンで27日、カメラマンの長井健司さん(50)が死亡した。
スーレー・パゴダ(仏塔)付近で取材していたとみられ、流れ弾に当たった可能性がある。治安当局は同日午後、前日に続いてデモ参加者らに向かって発砲。国営メディアは、同日だけで死者は長井さんを含め9人に達したと伝えた。《朝日新聞》